今日、退院してきた。
手術後の回復の経過は、病院が想定していた線にきれいに持っていたと自分でも思う。ほぼ予定通りの手順で体から管が抜けていき、食事が始まり、流動食から次第に固形食になり、最後は普通食になる。その過程は一様ではなく、当然人によってバラツキがある。そのバラツキに手を打って極力予定の回復コースから外れないようにする仕組みが病院では出来上がっている、という感じを受けた。そして私自身はきれいのそのコースに乗った感じがしている。
病室は大部屋だったので何人かの他の患者もいる。看護師と患者の会話などは皆聞こえてくる。それを聞いていると、私のように予定通りいかない人も結構いる。自分には体力もツキもあったと思っている。看護師に主にお世話になるのだが皆親切である。具合の悪い人に対しては夜中でも様々なことをやってくれる。夜勤は結構きついだろうな、と思った。
退院したと言ってもまだ元通りになった訳ではない。傷跡は若干だがちくちくするし何より胃の機能は大幅に低下している。これから徐々に馴らしていかないといけない。当分の間(少なくとも3カ月)は一回の食事量を減らして1日5食にしなさいと言われている。これから正月休みに入るのでまだコントロールは容易だが、仕事を始めると難しいことがありそうである。
家に帰ってくると、家の中は寒い。暖房を入れたのだが、まだ寒い感じがする。それに家で食べたご飯はどうも病院の時よりも早く食べたのか、胃に残っている感じがする。それに座っているだけでも疲労感が出てくる。やはり病院でごろごろしていたのとは違うなと感じた。
5回食なので家内にも負担をかけるが、無理せず少しずつ体力を戻してきたいと思っている。
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