ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

昨日の日経平均株価の動き

2012-10-31 08:19:18 | 経済

昨日の日経平均株価のチャートを見ていると不思議な動き方をしている。朝から小動きで来ていたのが取引終了の直前になって大きく下げた。100円近い下げ幅である。同時に円は円高に振れた。この動きは日銀が11兆円の金融緩和を発表した直後である。どうしてこんなことが起こるのだろうか?

一般的には、金融緩和が発表されると株価は上がり、円は安くなるはずである。日銀は政府と共同歩調を取って1%のインフレターゲット実現を目指すと言っている。それが昨日は全く逆の方向に動いている。投資家が11兆円の金融緩和では不足と考えたのだろうか? しかし、金融緩和をしても借り手がいなければお金がだぶつくだけである。そして資金需要はそれほど強くないとも言っている。それなのに無理をして金融緩和を行った。しかし、市場は逆の反応を示した。どうも理由が理解できない。

私の解釈はこうである。ここしばらく円安と株高が続いた。それ自体が投機筋の動きで、特に根拠のあるものでは無かった。そろそろ日本株も上がるという気分を演出して、彼らは日本株で言えば売りに出るチャンスをうかがっていた。そこへ日銀の発表があった。市場に大きなインパクトを与えるものではないと考えた一部の投機筋が売りに出た。大部分はその売りに反応したろうばい売りで、本来こんなに大きく動くはずではなかったのが大きく動いた。台風でニューヨーク市場が動いていなかったことも関係しているかもしれない。

「マーケットの意思は政府に賛成していない」等という言い方が良くされるが、長期的な動きはそうなのだろうが、短期的にはこういう思惑で動く面が大きいのではないかと思っている。政府もこういった動きに惑わされること無く長期的トレンドを見てほしいものだと思っている。


鹿児島の衆議院補欠選挙で自民党が負けた理由は?

2012-10-29 08:14:24 | 社会

今日は雨上がりの秋空で遠くが良く見える。丹沢山塊の奥に見える富士山の白い峯が美しい。

昨日、鹿児島で衆議院補欠選挙が行われて、自民党に宮路氏が当選した。対抗馬は国民新党の野間氏(民主推薦)で得票数は70万対65万だった。「なんだ、自民党が勝ったじゃないか」と言われるかもしれないが、私に言わせれば自民党の大敗で、安倍執行部は事態を深刻に受け止めるべきだと思う。確かに議席は自民党が取ったが、極めて僅差である。私の感覚では80万対55万で相場、90万対45万なら自民党が勝った、という感じである。

ここまで失政続きの民主党の与党、しかもごたごたがあって消え去りかけている国民新党の候補者と、自民党の候補者の戦いである。政党支持率でも、自民対民主でも大差がある。、それなのにどうしてこんな僅差になったのか、無党派層が野間氏にかなり投票したからだろう。実際出口調査でもそういう無党派層の行動が観測されている。よほど、宮路氏という人に人望が無いのか、そうでなければ安倍新執行部に対する批判と見るべきである。

安倍氏は野田総理との会談に決裂し、参議院では総理の施政方針演説を拒否するような態度に出ている。緊急の重要課題で特例公債法案と衆議員の定数是正に関しても応じていない。「政争の具にはしない」と言っていた石破幹事長も安倍総裁の意向を受けて強硬路線に転じている。これらが批判を受けているのではないかと思う。

そもそも、野党が勝手に年内総選挙と決めて準備をし始めることに無理がある。衆議院の解散はよほどのことがない限り行わない、任期切れで総選挙を行うのが筋である。国会が理不尽なことをして政治が進まない時に国会を解散して、同時に内閣も総辞職する権限が総理に与えられている。その解散を引き出すために国会がわざと理不尽なことをする、それも解散のリスクの無い参議院でそれを行う、などということが許されるはずもない。

今の情勢なら、野田総理は任期切れまで解散をしないだろう。途中で安倍総裁の不祥事でも発覚して大問題にでもならない限り、解散はしないと見るべきである。任期切れのまっとうな衆議院選挙に対して国民の支持を受けられるように、野党第1党としてどう行動すべきかを真剣に考えるべきである。こちらは選挙に対する準備ができていて向こうは準備が整っていないので今選挙をすれば有利だ、というような考えで政局を動かそうとすると、国民の支持を失うだけだと思う。


アマゾンのキンドルを注文した

2012-10-28 15:50:14 | 生活

アマゾンがついにキンドルの発売を発表した。今年中に発売するというアナウンスは春ごろにあったのだが、その後さっぱり情報が無く、来年にずれ込むかと思っていたら発表された。AppleやMicrosoftのようなイベントは無くWeb上で発表しただけである。アマゾンはネット販売なので当然かもしれない。

しばらく様子を見てから注文しようかとも思ったが、金額もたいしたことがないのでやはり注文することにした。だいぶ前からカラーのKindle Fireではなく白黒のKindleにしようと思っていたのだが、いざ注文する段になって迷いが生じた。白黒は8千数百円、カラーは一万二千数百円で四千円くらいしか違わない。それくらいの差ならカラーにしようかとも思った。しかし、カラーならノートPCやタブレット端末と変わらない。やはり目に優しいというのと電池の持ちが圧倒的に長い白黒のKindleを注文した。

本が五万冊というのは少ない感じがする。やはり書店との交渉で揉めたのだろう。何となく見切り発車という感じもする。私の場合には英語の本を買う場合もあるかと思って買うことにしている。

アマゾンの会社としての狙いは流通革命である。生産者と生産物を消費者に届ける流通者で価格は大きく上がっている。流通がマージンを取り過ぎだという感じは普通の人ならだれでも感じることだろう。実際は流通業者が暴利をむさぼっている訳ではなく、在庫リスクが極めて大きくのしかかっているということは私にも理解できる。そして流通における在庫管理リスクやコストはインターネットで大きく下げることができる可能性がある。アマゾンはそこを狙っている。書籍業界はその中でも特に再販制度という特殊なやり方をしている。これが効率の悪さにつながっている。この業界構造がアマゾンによって大きく変えられる可能性がある。

電子書籍は紙の本よりも安くなる。これが本の再販制度に対する大きな穴になり、アメリカのように書店業界に大きな影響を及ぼすことになると思う。本を仕入れて、並べて、来客を待つというビジネスはよほど大きな特徴がある書店以外は成り立たなくなるだろう。

 


マンションの大規模修繕

2012-10-27 16:19:09 | 生活

この春にウィトラのオフィスは中山からあざみ野の奥にある、すすき野団地に移った。すすき野団地は旧公団の大規模分譲マンションでたくさん立ち並んでいる。それぞれ、鉄筋5階建てで地区40年くらいになっており、管理組合の積立金で大規模修繕が始まっている。ウィトラの入っている棟はまだなのだが半分近くの棟が周りに足場を組んで、幌をかぶっている。

気になるのは仕事のペースがずいぶん遅いと感じる点である。一日の内ちょっとの時間しかやっていないような感じがする。話を聞くと1棟あたり3カ月くらいかかるらしいが、その気になればもっと早くできるのではないだろうか。大部分は外壁の塗り直しのはずである。

周りに足場を組んだ状態はうっとうしいので住民としてはできるだけ早く終わらせてほしいのだが、一日中やられると、主婦の人にとっては息苦しいのだろうか。そういうこともありそうに思える。普段はベランダからよその人がのぞくとか、入ってくるとかいうことは考えられないが、工事中は人がうろうろしているのだから。結構なプレッシャーになるかもしれない。

それにしても3カ月は長い。冬の季節で良かったと思っている。


石原新党結成へ

2012-10-26 08:53:14 | 社会

昨日から今朝にかけて私にとってj興味のある色々なニュースがあった。石原東京都知事の辞任と新党結成宣言、Windows 8の発売、Appleの第3市販機の業績発表。プロ野球のドラフト会議、パナソニックが携帯事業を大幅縮小、囲碁王座戦挑戦手合い第1局で井山本因坊が張栩棋聖に逆転勝ち、などである。

この中で、石原慎太郎氏の決断について書いてみたい。80歳で現職の都知事の人気を2年ちょっと残したまま辞任するというのは本人にとって大変な決断だと思う。普通に考えるととてもうまく行きそうにない動きである。おそらく来年のどこかで行われるであろう衆議院選挙では当選するだろうが、その4年後はまず無理だろう。来年の選挙でもそんなに多数を取れるはずはないから、ちょっとした意見を言って、国会をかき回して終わりとなるのは目に見えている。日本に新しい流れを作って、後を若い人に託す、というのがうまく行く可能性は相当に低いはずである。

東京都知事の任期を半分強残して辞任するというのも批判の対象となるだろう。都知事としての仕事をやり終えたわけでもないのに、この転身の決断とエネルギーはとこから出てくるのだろうかと思う。そのあたりを想像してみたい。

おそらく石原氏の心の中は日本政府に対する信頼感の欠如が最大の問題意識としてあるだろう。民主党政権になって、日本の総理大臣は世界から相手にされなくなった。私は野田総理になってから少し取り戻した感じを受けているが、それでも経済規模から来る本来あるべき存在感からするとはるかに下のほうで留まっている。オバマ大統領が野田総理が着任してしばらくして発言した「 I can do a business with him」という言葉が端的に日本の状況を示していると思う。

その野田総理も野党との信頼関係が崩れてしまった。党首選挙後の党首会談が決裂したことが端的にそれを示している。野田総理は「だらだらと政権を延命するつもりはない」と発言したそうだが、この言葉が自民・公明のトップに信用されなかった。総裁選挙後の内閣改造、その後、なかなか臨時国会を開催しない現状を見れば、口で言っていることと行っていることは明らかに違っており野党が信用しないのも無理は無い。参議院の首相問責決議案に賛成した自民党にも責任はあるのだが、とにかく与党と野党の間に信頼関係が無く、会話が進まないという事実は疑いようもない。中国、韓国と会話できないだけでなく国内でもこういった状況である。

この状況を見ていられなくなった石原氏の気持ちは分かる。しかしたいしたことはできないだろうというのも間違いないことだろう。これから「立ち上がれ日本」をベースに新党を結成するのだろうが、年寄り集団という感じは免れず、ちょっとした存在感を示すだけで終わるだろうと思う。

東京都に関しても猪瀬副知事を推薦しているようだがこの猪瀬氏という人を私は好きではない。これは良い悪いの問題ではなく好き嫌いの問題なのだが、顔つき、発言の仕方、発言の内容がどうも気に入らない。大きく間違ったことを言っているとは思っていないが、何か裏に隠れた意図があるような感じがして好きになれないのである。

石原氏は80歳であるが見た目は若く70歳くらいに見える。発言には善悪は別として筋が通っている。本人もまだやれると思っているのだろうから、これからどういう動きをするかも見ていきたいと思う。


大人の喘息

2012-10-25 08:01:47 | 生活

最近、街でマスクをしている人が増えてきた感じがする。風邪がはやっているという噂も聞いたが、どうも大人の喘息らしい。喘息は細菌やウィルスによってなるのではなく、アレルギー性疾患である。

実は私もアレルギーである。元は花粉症だったのだが、ここ数年は1年を通じて肌にかゆみが出る。皮膚科に行くと蕁麻疹(じんましん)だと言われて薬をもらっている。いろいろな薬を試したのだがアレロックというのが自分には一番効くようで、ここ3年くらいはこの薬を服用している。1日から1.5日に1錠のペースで飲むと治まっている。治るという感じは無く、調子が良くて薬を飲み忘れるとかゆみが出る。一生付き合わないといけないのかと思っている。

ところで、体調が良いと、この薬を飲み忘れることがある。そんなときに、この大人の喘息の症状が出る。夜中に目を覚まして、咳が出る。少し呼吸が苦しい。起きて本などを読んでいるほうが気が治まり、しばらく起きていると治まってくるのでまた寝る、こんなことがこの秋に2度ほどあった。1度目はアレルギーと気付かずに「風邪をひいたか」と思ったのだが2度目はどうもアレルギーらしいと思って蕁麻疹の薬を飲むと治まった。最近は1日1錠を欠かさず飲むことにしている。

昨年まではこういう症状は無かった。あるいはあったとしてもはっきり自覚するほどでは無かった。それが今年は秋に(涼しくなってから)アレルギーが強く出るように思う。スギ花粉に相当する、アレルギーの元が今年は多いのではないかと思っている。そのうち原因が特定されるだろうと思う。

大人の喘息は呼吸困難になって死ぬ人も出るという。花粉症よりもはるかに深刻である。この新しい現代病への対策を見つけると大きな産業になることだろう。


日本携帯電話メーカの将来

2012-10-24 09:05:21 | 経済

昨日、Appleが小型版iPadを発表した。FT(Finantial Times)などは「Appleも普通に会社になったね」とコメントしている。実際、Appleの株価はiPhone5の発売あたりをピークにじりじりと下げている。

ところでiPhone5は売れているのだろうか。発売直後は爆発的に売れたと言われていたが、その後の売れ行きの話しを聞かないな、と思って、ITmediaの携帯販売ランキングで調べてみたら売れていた。iPhone5が発売になる直前の週間売り上げランキングでは、1位から順番にGalaxy S3 (docomo)、iPhone4S(Softbank), Allows X(docomo),SH11c (docomo), Xperia GX (docomo), N03D (docomo), らくらくスマートフォン (docomo), みまもりケータイ2 (Softbank), Xperia SX (docomo), iPhone 4S 16G (AU)と日本市場らしく日本メーカの製品がかなり入っている。

ところがiPhone 5が発売されるた9月17-23日の週では、iPhone5 64G (Softbank),iPhone5 32G (Softbank), iPhone5 16G (Softbank), iPhone5 32G (AU), iPhone5 64G (AU), Galaxy S3 (docomo), iPhone5 16G (AU), iPhone4S 16G (Softbank), Allowx X (dcomo), SH11c (docomo)と圧倒的にiPhone5が上位を占めている。

最新の10月8-14日の週では、iPhone5 64G (AU), iPhone5 64G (Softbank), iPhone5 32G (Softbank), iPhone5 16G (AU), Galaxy S3 (docomo), iPhone5 16G (Softbank), SH11c (docomo), iPhone4S 16G (AU), SH01E (docmo), iPhone5 16G (Softbank)と多少の落ち着きは見えているものの、依然としてiPhoneが圧倒的である。日本メーカはベスト10ではシャープしか名前が出ていない。一月経ってもこの状況である。どうもiPhone5は品薄でなかなか買えないらしい。

こんな状況で日本メーカは生き残れるのだろうか。おそらく無理だろう。最近はLGやHuaweiも日本市場に力を入れている。1社、多くて2社しか生き残れないと思う。どこの会社もQualvommのチップとAndroid OSを使っているのでビジネスモデルはパソコンに近い。しかし、高周波を扱うのでアンテナや回路設計にはノウハウが必要でパソコンよりはるかに開発費は高くつくはずである。つまり台数が出ない会社は儲からない。東芝が携帯電話部門を富士通に売却して以来、動きは見えないが、ほぼ全ての日本メーカがとても続けられないはずの状況だと思う。


日本のベスト100シリーズ

2012-10-23 13:52:54 | 生活

日経ビジネスで10月に入ってから「日本のベスト100」シリーズの特集をやっている。最近閉塞感漂う日本社会にあって良いものを探し出して紹介することで元気づけようという気持ちがあると書いてあった。これまでに「ニッポン改造計画100」「日本を救う次世代ベンチャー100」「世界に誇るニッポンの商品100」ときて、最新号が「奇跡を起こすすごい組織100」である。どれもトップ20位までは内容も細かく紹介され記者も力が入っている感じだが、だんだん下位になってくると書いている記者に疲れが出てきているような印象である。読んでいて「ベスト20」くらい出止めておけばよいのに、という印象を持っている。100位まで興味深く読んだのは「ニッポンの商品100」だった。

最新号の組織100は会社100にすると探すのが大変なので組織100にして頑張っている部門を紹介する、という前書きがあった割には物足らない感じがしている。それと、この中に教育機関が出てこない点に物足りなさを感じている。甲子園で春夏連覇した大阪桐蔭の野球部が教育機関といえばいえるのだが、すごい組織として教育機関が出てこないというのは寂しく感じる。日経ビジネスの編集メンバーに教育機関を探そうという意識が無かったからだと思うが、探しても良い組織が見つからなかったとしたら大変なことである。

私も既に年寄りの部類に入ってきているが、今の日本の元気の無さは年寄り優遇が大きな要因となっている気がしている。年寄りは人数が多く資産も持っていて選挙にも行く。それで政治が人気取りのために年寄り優遇に走っていると私は思っている。民主主義においては選挙が極めて重要な意味を持つ。選挙に影響力を持つ人たちは、人数がある程度多くて選挙に対する意識が高い人たちである。こういう人たちが非生産的であると、国は非生産的な方向に走ってしまう。ギリシャやスペインでは、年寄りの公務員、あるいは準公務員が選挙に大きな影響を持っているのが現在の状況を作っている大きな要因であると私は思っている。日本も同じような方向に向かっていると感じる。

そういった中で若い人をきちんと育成する教育機関はとても重要で、「良い例」をぜひ紹介してほしいと思っている。

日経ビジネスの特集記事に関して言うと、悪い点を批判することも重要だし、良い事例を紹介するのも重要である。こういうものはあまりまとめて「10月は良い例ばかり紹介する」というやり方よりは「2カ月に1回良い例の特集をやる」というようにバラけてやってもらったほうが印象に残るような気がしている。


民主党の復興予算審議拒否

2012-10-20 16:02:47 | 社会

少し前に、復興予算が不適切に使われているという指摘が出て、審議をしようとする衆議院の小委員会を民主党議員全員が欠席して定足数に達せず流会になったということがあった。与党としてあるまじき態度であるが、その後、審議は行われて、民主党も不適切だとか内容を見直すとか言い始めたのでその後ほとんど報じられていない。

私は、後で応じたから良いというものではないと思っている。自分に都合の悪い内容だからと言って一時的にせよ欠席して会議を流すということは許されるものではない。この行動の責任者が誰だったのかを追求して明確にするべきであると私は思っている。

普通に考えれば党首である野田総理の指示と見るべきだろう。しかし、私は別の人の指示だったのではないかと思っている。野田総理にはこの話は上がっておらず後から聞かされたのではないかという感じがするのである。例えそうであったとしても、野田総理の責任は免れない。しかし、それとは別に、今の民主党のばらばらの体質を考えると、真の指示者を明確にすべきだろうと思う。

民主党が体裁を繕うために発表する話とは別に、民主党内の指示体系をチェックする、それもこのような国民の信頼を裏切るような指示を出したのは誰かを調べるのはマスコミの役割だと思う。議員同士が話し合って決めたのか、幹事長の指示なのか、党首の指示なのか、それとも誰か党内の有力者の指示なのか、それで民主党の実態がかなり分かるような気がする。


マイクロソフトのタブレット端末「Surface」

2012-10-18 13:47:59 | 経済

マイクロソフトが自社開発したタブレット端末「Surface]を出そうとしている。10月26日発売予定で発売日が近づくにつれて次第に内容が明らかになってきた。

SurfaceはOSとしてWindows 8を搭載するタブレット端末で、iPadの競合機種としてタッチスクリーンを持っている端末である。大きさ、重さもiPadと同じくらいである。値段はiPadより安く、しかもOfficeアプリが入っているらしい。3Gなどは入っておらず無線LANだけだがスマートフォンのテザリングで十分にネットアクセスできる。良さそうだ、と思ったのだが、発売は、米国のほか、オーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、英国の8カ国からで日本は含まれていない。どうも日本では年内には出ないらしい。

私は今はほぼどこに行くときもノートPCを持ちあるいているが、これがSurfaceになると相当に軽くなる。キーボード付きなので仕事にも使えそうで外出の半分くらいはSurfaceで済ませられそうである。発売されたら様子を見て買おうと思っていたのだが、どうして日本では発売されないのだろうか。私はAmazonのKindle(白黒版)も発売されたら買いたいと思っているのだが、Amazonが今年中に日本で発売すると言った割にはさっぱり出てこない。

ニュースなどを読むとどうも業界問題(業界内に抵抗する会社がある)ということらしい。こんなことをしていると次第に日本がITの流れから取り残されるのではないかと思う。メーカは情報通信(ICT)分野では負け組に入ってきたのだが、利益は出ないまでもそこそこ最先端に近い製品は出している。利用に関しては、今でも日本のICTの利用はかなり遅れていると言われており(政府や農業など)、最先端の端末などでも発売が遅れるとなるとますます遅れていくのではないかと気がかりである。