昨日、デジタルテレビを買った。エコポイント狙いの典型的な駆け込み需要である。
我が家はまだアナログのブラウン管のテレビを見ている。それでもCATVに加入していて、デジタル用のチューナを設置済みなので、アナログが送信停止になっても困ることは無い。私自身は後1-2年待ってアンドロイドテレビが出たら買おうかと思っていた。
ところが家族はそんなに待ちたくないという。今のテレビでは字幕が読みにくくなっており、早く欲しいという。どうせ買うならエコポイントの減らない今のうち、ということで昨日買いに行った。新聞などで「テレビを買うのに3時間待ち」、とか言っていたのでどうなるかと思っていたが、担当の人が説明してくれるまでに番号札をもらって30分待ちくらいだった。
テレビの機種をどうするかということと、HDD録画やブルーレイをどうするか、それに我が家の場合はCATVチューナとの関係をどうするかがある。CATVの話をすると、お店の人は「CATVならパナソニックがお勧めです」という。CATVのチューナはパナソニック製なのでビエラリンクやリモコンの使い勝手などが圧倒的にやりやすいとのことである。録画系もチューナに接続することになるので、録画はCATV会社と話をしてから別途、ということになった。
パナソニックのテレビは液晶よりもプラズマが多い。40インチ以上は全てプラズマである。37インチの液晶と42インチのプラズマが候補として残ったが、結局現時点では一番画面がきれいという42インチのプラズマにした。予算をオーバーしてしまった。
人気のある機種はこの駆け込み需要で品薄で納入までに一か月以上かかる。エコポイントは今買ったので満額付くのだが政府の予算が無くなれば終わりで、使用できない。そうなったときには申請順になるという。この状態はエコカー減税と同じでかなり危うい状態だという。エコポイントの申請は納入されてからでないとできないので、「どうしてもエコポイントが欲しければ在庫のある人気薄の機種にしたほうが良いですよ」、と言われたがそこまでエコポイントにこだわる気はしなかった。
録画に関しては、今の我が家のCATVチューナが何かによって、何を買うべきかが限定されるらしい。お店の人がCATV会社に電話して確認してくれたが、今のチューナだとBSハイビジョンなどは録画できないらしい。CATV会社とチューナ変更の手続きをして、その際に録画内蔵のチューナにするか、別のチューナにするかを決めて、別に買うとなれば録画装置を買いに行く、という手順になる。
担当の人が付いてから買い終わるまでに1時間半くらいかかった。昨日の印象は「テレビを買うのも難しくなった」ということである。