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夏休みのお知らせ

8月10日より20日まで、杜屋の営業をお休み致します。
その間頂いたメールのお返事等遅くなる場合があります。
勝手ながらどうぞご了承下さいませ。

この期に及んでちょっと忙しい~。
長野でもらってきた実生の果実もジャムにした。
しっかり甘酸っぱくて、苦味やクセはなくてこれまた生食よりもジャムの方が断然いける。
緑のままでジャムに出来るのはグースベリーと似てるかな。
それにしても夏の果実のジャムはどれも爽快な酸味がある。
暑さでダレる人間の体をしゃんとさせてくれるかも。

実家の父が今さらお中元の注文をくれた。
「手紙を郵送するから同封して欲しい。」とのこと。
よく聞けば封書に入れた手紙ではなく、付箋大の小さなメッセージらしい。
「お客様からメッセージカードつけてというご要望があった時は、文面をうかがって私がパソコンで印刷してカード作っているけど。」と言ったら「だからパソコンじゃ駄目なんだ。手書きじゃないと気持ちというのは伝わらないんだ。」と頭ごなしに一喝された。電話で。
むむ~いやしかし大事なのは伝えたいという気持ちであって、それを文面で表現すればいいのであって、パソコンというのは単なる道具のひとつではないか。自分だって現代文明の利器である電話やファックスや車使っているくせに~パソコンだけをそんなに毛嫌いしなくてもいいのに~なんでそんなに意固地になるのだ。
・・・と、言いたかったが素直に「分かりました。」とだけ答えておいた。
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実生の果実



土曜夜、長野の果樹畑の地主さんのお宅で一杯やりながら私が作ったグースベリージャムを差し出し、山の果樹の話になった。
「そういえばこの下に何だか分からないけど今実がいっぱいついてる木があるぞ。Yさんとこのだから、電話で話しておくから帰る前に摘んでいったらどうだ。」
この木が生えている土地の持ち主の方にうかがうと、植えた苗ではなくどこから飛んできたのか分からない実生で育った木だそうで。「いつごろからあるんですか~?」「う~ん、30年くらいにはなるかな~」とのこと。ちなみに70代後半の方の話。
お言葉に甘えて収穫させてもらったこの果実。
緑色した姫りんごのような形とサイズ。一口かじってみると口をすぼめてしまうほど強烈に酸っぱい。しかし渋味はない。プラムや梅と同じような種が中心にひとつ。
赤く色づいた実もわずかにあるが、それらは木になったまま腐敗しているか全身虫にかじられている。緑の実でも、ちょっと触るとぽろりと落ち、木の下にも緑の実がたくさん転がっている。これはもしや青いままのプラム「レーヌクロード」では!?
しかし定かではない。こんな青いままの実がジャムになるのだろうか。いやしかし梅は青いままで収穫するし梅干しも梅酒も梅ジャムも青梅を使うのが当たり前ではないか。
と、割り切って収穫してきた。はしごの頂点に上っても手が届かない上の方は特にすずなり。高いところが好きなのは馬鹿だからだけではなく、あと少しで手が届く~となると収穫への闘志をかきたてられるのだ。つま先立ちではしごの頂上に立ち、片手で木の幹をつかんで片手で枝を引き寄せて実をつまみとり、口にくわえたビニール袋に入れていく。「もういいよーもうあきらめようよー」その夫の言葉がなければ最後の最後まで採り尽くしていただろう。それほどに木の実の収穫というのは魅力的。採りにくい実ほどおもしろい。
大きなビニール袋にびっしり2袋分。ざっと10kgはあるか。
これをジャムにするのにかかる時間と手間はおいといて、とりあえず収穫の楽しみは存分に味わえた。
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果樹植樹・4 ~鬼無里編~


前回6月に植えたルバーブと今回植えたルバーブ。

先日の土日は長野の果樹園へ。
4月末、6月頭、7月15日、そして今回8月で今年4回目の草刈。
でも今回は思ったほど草は伸びていなかった。
前回平らにした葦ゾーンは新芽がまた背丈ほどに伸びていたが。
雑草成長進捗は6月から7月くらいの梅雨の頃がピークのようだ。
来年はその頃にもっと徹底的に刈ればいいかもしれない。
今回は追加で入手したルバーブの苗を20本ほど植えた。
前回6月頭に植えたのが意外なほど大きくなっていたので、この調子でうまくいけば来年はルバーブジャム三昧かも?


↑ルバーブは葉を捨てて茎のみをジャムにする。根元に近いピンク色の部分だけを使うとピンク色のジャム、茎全体を使うとオリーブグリーン色のジャムになる。
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ブラックベリージャム作り



自家栽培ブラックベリーで今期初のジャム作り。
まず鍋に水少々入れて沸かし、ブラックベリーを投入して加熱。
熱が入るにつれて漆黒色から鮮紅色にサーっと変化していくその様はまるで化学の実験のようだ。



ブラックベリーはラズベリーに比べて種が大きめ。
市販されているブラックベリージャムは種入りもあれば種無しタイプもあるけれど
今回は濾して種を取り除くことにした。
大体煮崩れたところでいったんザルで濾して種をとり、
果肉に砂糖を入れて炊き上げる。



「濾したら半分くらいは種で少ししかジャム出来ないかも・・・」と懸念していたが
種の比重は思ったよりも少なく、果実全体の2割程度だった。ほっ。

なめらかタイプのブラックベリージャム。
しっかりしたコクと酸味があって、これはグースベリー同様生で食べるよりも断然いける。
熱と砂糖と手間を加えることによって生の果物が全く別の味わいに変化する。
これこそがジャム作りの醍醐味。だからおもしろくてやめられない。
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虫食われ



ミニトマトマン。
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食用ほおずき



畑の食用ほおずき。
甘くてほのかな酸味があってまるでさくらんぼみたいで生で食べてもおいしい果実。
3年前に近所のホームセンターでたまたま見つけた苗を買って植えつけた。
その後、夏になると猛烈な勢いで枝葉を伸ばす。
去年はこの隣にナスを植えていたので、ナスの生育をジャマしたらいかんと思い、ばっさり刈り込んだ。
しかしそれで枯れるほどヤワじゃない。
今年もまた再生し元気に生育した。勝手に。
こぼれ種で復活しているのかと思ったが、宿根性のようだ。
ここの気候にあっているのかもしれない。
今までは豪壮な見た目に反したつつましやかな果実をつまんで皮をむいてそのまま食べていたけれど、これもジャムにする気で育て、ジャムにする気で収穫分を少しずつ冷凍庫に貯めておけばいけるかも。
ここで大事なのは「ジャムにする気」である。
この気持ちがなければ、実がなっても気づかず、実が熟しても虫に先取りされ、成長して増殖しても邪魔者扱いして剪定してしまう。
庭のブラックベリーもしかり。一昨年植えたブラックベリーの苗がたった2年でこんなに実をつけるとは想像しなかった。
ほおずきジャム。
ネットで検索してみたらやっぱりレシピがあった。市販されているのは今のところみかけないけれど。
果実の希少性だけを追求しているわけではないが、グースベリーにしろブラックベリーにしろほおずきにしろジャムには欠かせない酸味を持っているのが何よりも魅力。
最近トマトのジャムが地方の産直でも出回るようになってきた。ほおずきはミニトマトに似ている趣があるが、トマトよりもやっぱり果物っぽくておいしい。
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