のどに刺さったタイの骨のように、燻り続けたギリシャ財政問題。ユーロ圏首脳は、
緊急時にユーロ圏諸国による二国間融資と、IMFの支援を組み合わせるギリシャ
支援策で合意したと、ロイターが報じました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000225-reu-bus_all.view-000
ギリシャのパパンドレウ首相は、満足できる解決策に到達したと歓迎したようです。
EU域内処理でなく、IMFも活用する事で、NY外国為替市場で、ユーロが対ドルで、
10ヶ月ぶり安値に下落し、ドルが買われる結果になりました。
為替の円安が進み、92円台半ばで、週末日経平均は一時1万1000円台を回復。
終値でも昨年来高値更新となり、月末に向け期待が膨らんだ格好です。
さて、日経平均は、3日続伸し167円高の10996円の大引けとなりました。
(出来高 概算21.5億株と、株価上昇の大商いでした。)
NY市場が底堅い展開で、為替円安インパクトと、上記ギリシャ支援合意で、ソブリン
リスク後退と安心感が広がり、アジア市場の堅調が、昨年来高値を演出しました。
日経平均は、広がるボリンジャーバンド+1σをサポートし、調整を挟んでも先高感
ある格好を維持しています。
期末配当の権利落ち(約70円)分を、週明けに吸収して 続伸する様なら、月末日経
平均が、11000円台も現実味を帯びてきそうです。
3月第4週相場展望と予定(10/3/22ブログ)に記した想定レンジの上方での着地と
なり、新年度4月相場に希望の芽。今後、企業業績を確認しながらの展開になりそうです。
ブロガー、読者の皆さん、良い週末を!!
☆ 各1クリック、応援の協力を お願いします。☆
株式投資ランキング