今朝方、内閣府が発表した1月機械受注統計によれば、設備投資先行指標である
民需の受注額(船舶/電力を除く)は、前月比3.7%減の7238億円でしたが、
事前予想を上回りました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100310-00000648-reu-bus_all
12月の大幅増加の反動減で、小幅に留まったものの、製造業を中心に持ち直しの
動きが鮮明化しており、内閣府は、機械受注の判断を、前月迄の「下げ止まりつつ
あるものの一部に弱い動きがある」から「下げ止まりつつある」に変更と、判断を
上方修正しました。
1月機械受注は「思ったほど悪くない」と言う判断で、この思ったほど悪くないと言う
結果は、先週末の米雇用統計の様で、週末のSQを控えていなければ、もっと材料
になったかもしれません。
それでも、昨日の工作機械受注の上方修正が、今日の機械株に刺激になった様です。
機械受注は、機械メーカーの受注した設備用機械について、毎月の受注実績を
調査したもので、設備投資の先行指標として注目されてますね。
さて、日経平均は、小幅続落の10563円の大引けでした。
(出来高 概算16.1億株と薄商いでした。)
「SQ週の中日は、荒れる。」のジンクスがあっても、ザラ場の値幅はわずかでした。
週末SQを控え、上値を追いにくいが、下値も売り込めない。と言った状況です。
為替が90円前後であったので、少しでも円安に傾けば、上昇しそうな雰囲気で、
明日以降の為替の支援材料がほしいところです。
日経平均は、こう着状態で、一目均衡表の雲上限はサポートとして機能しており、
ボリンジャーバンド+2σ辺りの揉み合いで、調整の範囲としては上出来です。
NY市場、先程発表されたMBA住宅ローン申請指数は、0.5%で、足踏み状態
です。また、NY原油先物は、OPECが今年の生産見通しを引き上げで、堅調に
推移しており、資源関連株に追い風になりそうです。
これから2月財政収支や1月卸売売上高の発表があります。
為替が90円台中盤になっており、明日もこの水準を維持するようなら、追い風
になりそうです。
明日の日経平均、SQ前日の小幅反発を想定しています。
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