週末、春を感じる暖かさとなりました。「三寒四温」を迎えて、相場の雰囲気も良く
なり、春の訪れはもうすぐかもしれませんね。
ところで、ネットニュースにインパクトある記事が載っていました。
昨日 国交省は、スイスのジュネーブで開催されてる、欧州経済委員会自動車基準
調和世界フォーラム(WP29)で、日本の基準をベースに電気自動車や電気式ハイ
ブリッド自動車の安全性に関する国際統一基準が、加盟国間で採択されたと発表
したようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100312-00000017-rps-bus_all
これは、型式認定相互承認協定(58年協定)に基づくものであり、今後、欧州各国を
はじめ、協定加盟各国は、この基準を国内に導入していくことになります。
国交省では、電気自動車等の使用時に、高電圧部分が人体に感電しないかなどを定めた
基準を2007年11月に世界に先駆け国内に導入し、その後、国際統一基準策定に当たり、
日本の基準に準拠するよう各国と調整を続けてきたようです。
また、電気自動車等の衝突時における乗員人員の感電保護を目的とした基準についても
現在、国際統一基準の策定作業が進められており、同省ではわが国の国内基準に準拠
するよう各国との調整を進めていくようです。
これは、グッドニュースで、昨日のプログで、「日本の技術水準を世界のトップ水準
維持するため、科学技術予算の具体化は、急務」の旨 書きましたが、国際統一基準を
EUで認められた事により、EV車やHV車の安全基準がISO基準に近づき、次世代
車で、優位に販売できることになり、自動車メーカーの競争優位、しいては、国益に
なります。
産業優位の商品・サービスを有する国は、次世代で覇権を持てることは、歴史が物語る
ところです。
米国のトヨタパッシングは、世界覇権を握る、米国の危機感や本能からの行動と、
穿った見方もできるかもしれません。
さて、日経平均は、続伸し86円高の10751円の大引けでした。
(出来高 概算26.7億株と、SQ日であるため大商いとなりました。SQ値概算は、
10808.73円のようでした。)
NY市場の盛り返しや為替の円安シフトで安心感の中、1/22以来の10700円台
回復となりました。
日経平均、大引けで SQ値を超えませんが、先高感継続で、ボリンジャーバンドの
+2σに沿った上昇で、来週以降、「節分天井、彼岸底」の相場格言を否定する動き
になりそうです。
週末NY市場、2月小売売上高や3月ミシガン大学消費者信頼感の発表を受け、
底堅い展開を示すようなら、来週の日本市場も楽しみになります。
週末、今朝の日経朝刊、まちかど の「配当狙いはもう遅い?」アップしておきます。
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東京証券取引所が8日から算出を始めた「東証配当フォーカス100指数」の上値が
重い。配当利回りの高い100銘柄の指数で、医薬品や電力、金融のほか、不動産
投資信託(REIT)の比率が1割と多いのが特徴。
日経平均株価と比べた騰落率でこれまで1勝3敗と分が悪い。
3月決算期末が近づき、高配当株が関心を集め易い時期だが、配当狙いの買いは
限定的なようだ。大和証券キャピタル・マーケッツの調べでは、この10年間で、高
配当の値動きが良かったのは、1、2、4月。3月は13日前後でピークになるという。
配当指数はもうすぐ頭打ちで、高配当株の旬は過ぎたか。
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