今日、参院予算委員会で、管副総理 兼 財務相は、科学技術関連予算について
「極めて重要な分野と認識している。まさに未来への先行投資として取り組まないと
いけない。今後の財政出動の重点の一つだ。」 と語り、２０１１年度以降、積極的に
予算配分していく考えを示したようです。
政府の新成長戦略の基本方針によれば、２０年度迄に官民を合せた研究開発費の
対国内総生産（ＧＤＰ）比を４％以上にするとの数値目標を掲げていますが、例えば
環境や省エネ／創エネ／蓄エネのエネルギー分野やハイテクやバイオ等に、官民を
あげて、世界トップレベル技術を維持し、製品／サービスを提供していく事が必要。
１１年度の予算、未来への先行投資として、具体案を示すことが急務です。
さて、日経平均は、反発し１０１円高の１０６６４円の大引けでした。 
（出来高 概算１８．２億株の商いでした。）
ＮＹ市場の堅調さに加え、為替の円高一服を好感し、膠着感から上振れに動きました。
日経平均は、拡大するボリンジャーバンドの＋２σ辺りを捉え、一目均衡表では
雲上限を上放れした格好です。先高感あるチャート形状です。
注目のＮＹ市場、新規失業保険申請件数は、４６．２万件（予想、４６万件）とほぼ
予想通りの着地でした。また１月貿易収支は、－３７３億ドル（予想、－４１０億
ドル）になり若干改善しています。
序盤のＮＹ市場は、利益確定から反落してのスタートですが、大引け迄 どこまで
戻せるか。
明日の日経平均は、ＳＱのイベント通過のアク抜けに期待しています。
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