「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

10年度予算が年度内成立。需給ギャップを埋める施策は!?

2010-03-02 23:32:24 | マ-ケット

          
今夕、衆院は2010年度予算案を与党の賛成多数で可決し、年度内成立となった。
これで、先に成立した09年度の第2次補正予算執行と合せ、景気の確実な回復と
デフレからの脱却をめざすことに
なりました。

10年度予算は、一般会計総額で約92.3兆円、新規国債発行額は44.3兆円に
なります。

税収増が望めない中、異例の国債増発です。政府に、企業の業績をサポートする
さらなる施策実行が求められ、企業も業績が回復すれば、法人税納付も大きくなり、
双方にメリットとなります。

また、雇用の安定と失業率の低下にも効果があります。

そんな中、総務省が発表した労働力調査によると、1月の完全失業率は4.9%と、
前月に比べ 0.3P改善
しました。 2ヶ月連続で4%台となったのは、09年3月の
4.8%以来10ヶ月ぶりです。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100302-00000314-reu-bus_all

一方、厚労省が発表した1月の有効求人倍率は、前月比0.03P上昇の0.46倍
と4ヶ月ぶりに改善
しました。

ただ、これらの改善で先行きOKかと言うと、そんな状況でもなさそうです。

昨日の内閣府が発表した 09年10~12月期の国内経済の「需給ギャップ」が、
需要不足を示す-6.1%との推計をしており、年間金額に換算し、約30兆円に
相当
します。

10年度も追加補正をして、需要を創出する必要がありそうです。

さて、日経平均は、小幅続伸の49円高の10221円の大引けとなりました。
(出来高 概算14.7億株の薄商いでした。)

今朝方NY市場の上昇を受け、ハイテクの一部が堅調に推移。薄商いの中、売りに
押される場面もありましたが、下値の堅さや豪中銀の利上げ(3.75%→4.00%)
により、円高一服で大引けにかけ、買い戻されました。

日経平均は、25日線を捉えましたが、週末米雇用統計を控え、さらに上値を追う
ことに慎重となったようです。

今晩のNY市場、 目立った経済指標の発表はありませんが、2月自動車販売と上院
で、トヨタのリコール問題の公聴会があります。

NY市場も雇用統計を控えて、動きづらい展開が予想されますが、ギリシャの財政
問題で、EUが数日中に対応案を提示すると報道されています。

ユーロ安/ドル高/円高基調の中、為替が極端な円高に振れなければ、明日の
日経平均も底堅い展開になりそうです。 

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