「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

春相場(3月~6月)アノマリーを検証

2010-03-13 22:11:41 | 相場展望

          
3月もアッと言う間に、2週間が過ぎようとしています。過去3年、「3月底」の懸念は、
かなりの確度で、回避できる見込みとなったようです。

週末の土曜日、過去3年の春相場を振り返りながら、今後3ヶ月スパンの投資戦略
について、書いてみようと思います。

さて、上記グラフは、過去3年の日経平均と為替(ドル円レート)の各推移です。
 
07年は、春節明け中国株下落に端を発した「上海ショック」が、地球をひと回り、
3/5に底値(16642円)をつけ、7月高値18261円へ上昇となりました。

08年は、「ベア・スターンズショック」により日経平均も暴落となり、3/17に
11787円で底打ちし、6月高値14489円まで上昇していきました。

09年は、リーマンショック後 「グロ-バル金融危機」で、3/10に7054円と26年
ぶりの安値を記録して、8月高値 10639円に切り返したたことは、記憶に新しい
ところです。


「3月底」を懸念する向きは、過去3年の海外発のショック、トラウマによりますが、
出口戦略が 豪や中国で 金融引き締めを始めた事で、金融相場から業績相場への
過渡期に
差し掛かっているとも見て取れます。

需給について、3月決算期末特有の株式売却に加え、IFRSの導入を見込んで、
持ち合い株式の解消が、国内機関投資家などメインに進められていますが、外資が
業績相場への移行を睨んで、日本株を買い越しているのは、追い風に
なります。

また、ギリシャの財政再建問題も、EUメインに救済が進展すれば、過去3年の3月
相場とは、異なる顔つきが見えてきます。

そんな中、時事通信は「ギリシャの財政情勢が深刻化する中、ユーロ圏と欧州連合
(EU)は、週明け15、16の両日、それぞれ財務相会合を開く。それに先立ち、英紙
ガーディアン(電子版)が13日、ユーロ圏は最大250億ユーロ(約3兆1000億円)
のギリシャ支援で既に合意したと報じるなど、欧州諸国が支援に向けかじを切った
ことをうかがわせる報道が相次いでいる。

ギリシャは4、5の両月、大規模な債務の借り換えを控えている。だが信用不安から
調達金利は上昇しており、支援が必要となる可能性がある。これに対し、他の欧州
諸国は、これまでは表向き、同国の自助努力を見守る構えを堅持してきた。

しかし、ガーディアンがEUの執行機関である欧州委員会の高官の話として報じた
ところによると、ギリシャが債務借り換えに支障をきたし、支援を要請してきた場合、
直接融資か融資保証いずれかの形で同国を支援する事で、ユーロ圏は一致したも
ようだ。」と、伝えています。

NY市場は先週末の雇用統計通過し、景気動向や消費関連の指標改善も見られ、
底堅い展開になっている事も、3/M以降、調整はあっても、過去3年グラフが示す
ように、上昇の春相場(3月~6月)を予感
させます。

業績相場から、一段の円安になれば、今後3ヶ月程度で、日経平均12000円程度
も視野に入りそうです。

それでは、また。
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