今日、イオンは、グループ内のサービス事業を統合するため、9/1付で、イオン
ディライト(9787:ショッピングセンターを中心に施設管理、警備保障清掃事業を
展開)とチェルト(3354:事務用品や包装資材など、企業向け資材供給と自動
販売機の管理・運営事業)を合併させると発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100325-00000139-reu-bus_all
合併比率は、イオンディライト1に対して、チェルトが1.30で、存続会社がイオン
ディライト。
両社は、Win-Winの関係でシナジー効果を発揮し、国内外のあらゆる企業・団体に
向け、ビルメンテナンスや資材供給、人事、総務といった管理業務など総合的な
サービス提供を行う事業展開をするようです。
一方、百貨店の高島屋と阪急・阪神HDの経営統合白紙化は、企業風土、文化や
経営方針など かみ合わず、キリンとサントリ-の破談に似ています。
それでも、厳しい経営環境にある百貨店は、シナジー効果を発揮できる企業と
M&Aを加速させるように思います。
さて、日経平均は、小幅続伸13円高の10828円の大引けでした。
(出来高 概算19億株の商いでした。)
NY市場が上昇一服の反落も、為替の円安インパクトで、日経平均は底堅い展開
でした。フィッチによるポルトガル長期格付け引き下げで、ユーロ/ドルはドルが
買い戻され、ドル/円も円安に大きく動いたようです。
日経平均は、ボリンジャーバンド+1σと2σのレンジ推移で、引き続き先高感
ありあり。
注目のNY市場、前週の新規失業保険申請件数は44.2万件(予想45万件)と
予想より改善しています。クリーブランド連銀総裁が、長期間に渡る低金利政策を
支持したことやFRBバーナンキ議長も同発言で、堅調に推移しています。
また、南アが予想外の利下げで7.00%→6.50%へ。為替が、1/M依頼の
92円台半ばとなっており、支援材料です。
明日の日経平均は、期末配当取りや4月以降の新年度相場の期待感から続伸
展開で、上値をどこまで伸ばせるか、注目です。
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