「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

日銀金融政策決定会合通過、年初来高値更新へギヤ・チェンジ!?

2010-03-17 23:31:52 | マ-ケット

          
寒の戻りでしょうか、昨日の暖かさゆえ、寒く感じます。 花見の頃まで、こんな
寒暖を繰り返しながら、本格的な春を迎えるのでしょう。

ところで、投資は、一足先に春を迎えそうなマインドになってきました。

日銀は、金融政策決定会合で、新型オペレーション(公開市場操作)の供給額を
現行の10兆円から20兆円に増やす追加緩和策の実施を決定
しました。

昨年12月に続いて、新型オペ倍増で、金融面からデフレ克服への始動です。
尚、政策金利は、年0.1%で据え置いてます。

さて、日経平均は、反発し125円高の10846円の大引けでした。
(出来高 概算19.9億株の商いでした。)

NY市場が、FOMCで 低金利政策持続を確認して上昇、ギリシャもEUによる
緊急融資計画がまとめられ、ソブリンリスクの後退。 国内も日銀による新型オペ
倍増とイベント通過から、大引けにかけ買い戻されました。

日経平均はSQ値(10808円)を上放れ、過熱感ある物の、先高感が現実味を
帯びてきました。バンド幅を上に広げる形で、ボリンジャーバンド+2σ沿って推移
しており、調整があっても、年初来高値更新に向っています。

注目のNY市場、2月生産者物価指数は前月比-0.6%(予想、-0.2%)の
着地で、予想を下回っても、コア指数は、前月比と前年比で予想と一致しました。

序盤のNY市場、小幅高で、終了まで底堅い展開を想定しています。

明日の日経平均も、底堅い展開になりそうです。

米FOMCと日銀金融政策決定会合の注目イベントを通過し、残り10営業日で、
期末が気になるところです。

そこで、過去の期末相場動向を振り返る意味で、日経平均「3月SQ算出日終値」と
「3月末終値」を比較するとどうなるか、チェックしました。

1996年から昨年までの14年間で10回、月末高となっています。直近4年間
では、下表の通り4連勝中です。

      3月SQ日の      3/Eの      上昇幅     上昇率
      日経平均(円)    日経平均(円)      (円)           (%)

06年  16115.33     17059.66    944.33     5.9

07年  17164.04     17287.65    123.61     0.7

08年  12241.60     12525.54    283.94     2.3

09年   7569.28      8109.58    540.3      7.1

10年  10751.26        ?         ?         ?
     (SQ値 10808.73) 

何れも、期末配当落ち分(今年は70円程度)を埋めて上昇となっており、先高感が
あります。

期末の相場環境と言うと、どうしても 「持ち合い解消売り」 や 「本国回帰の円買い
活発化による円高/ドル安」 などネガティブな面に眼が向きがちだが、実際には
前倒し的な対応が進展し、マイナス効果は乏しい状況(06年~09年)です。

今年も「5年連続期末高」になるか、注目しています。 

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