「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

買収主役の56社から選ぶ!?

2010-03-21 23:40:17 | 企業を斬る

         
彼岸の中日、関東南部は、荒れた天候から急回復して、若干 風は残ったものの、
晴れ間も覗き、傘が不必要な墓参りとなったのは、ラッキーでした。

さて、いつもの「相場展望と予定」は、明日が連休の休場となるため、書き込みは
明日に譲るとして、週末のロイター記事 から 「三菱自動車のプジョー・シトロエンG
との今後の資本提携の可能性について含み」 と報じています。
    http://money.jp.msn.com/newsarticle.aspx?ac=JAPAN-144316&cc=03&nt=00

先日、資本提携交渉を見送り報道がありましたが、水面下でM&Aやそれに準じる
交渉が燻っているようです。

そこで、昨年末にGSがリリースした、M&Aに関するレポートを掘り起こします。

知っての通り、コンビニのファミリーマートは、am/pmを買収、今月1日に、完全子
会社のam/pmを吸収合併しました。キヤノンも、オランダのプリンター大手、オセ
獲得を発表したのは、記憶に新しいところ。 

キリンとサントリー経営統合が、破談になっても、M&Aの風は夏にかけて吹くと
思います。

GSレポートによれば、日本企業の売上高純利益率の低さ (過去10年の平均で
米国6.1%、欧州4.7%、日本1.6%) や、金融機関の株持ち合い解消などが
M&A本格化の引き金になると分析
してました。

ユニークなのは、企業の内部収益率(IRR)に注目した点で、IRRは、投資効率を
測る指標で、高IRRほど優良企業ということになり、M&Aの主役候補になると・・・。

下記の表は、IRR10%以上の大手企業56社。リポートは、コニカミノルタや
富士フイルム、東芝がM&Aを加速させる可能性があると指摘しています。

IRRが高い会社は『お買い得』企業で、買収する側でしょうが、究極的に買収される
側として狙われやすい側面を持っています。
       
               IRR10%以上の企業

 ○コニカミノルタHD   ○キヤノン  ○セイコーエプソン ○富士フイルムHD
 ○ブラザー工業     ○堀場製作所○ニコン        ○富士通
 ○三菱電機        ○OKI     ○古河電気工業   ○住友電気工業
 ○東芝           ○ローム    ○村田製作所    ○アルプス電気
 ○TDK          ○ヤマハ   ○国際石油開発帝石○三菱ケミカルHD
 ○旭化成         ○クラレ    ○帝人         ○東ソー
 ○旭硝子         ○テレビ朝日 ○日本テレビ     ○フジ・メディア
 ○テレビ東京       ○川崎汽船  ○ANA        ○NTT
 ○KDDI          ○住友ゴム  ○ブリヂストン    ○NTTドコモ
 ○東洋エンジニアリング○三井造船  ○IHI         ○ファミリーマート
 ○西松屋チェーン    ○ローソン  ○良品計画     ○東京製鉄
 ○神戸製鋼所      ○三井金属  ○三菱マテリアル  ○日立金属
 ○コーセー        ○ハウス食品 ○山崎製パン    ○マンダム
 ○アサヒビール     ○東洋水産  ○ヤフー       ○楽天

上記 企業から、思わぬ上昇する銘柄が現れるかも知れず、四季報で内容チェック、
投資銘柄を選定してみるのも、おもしろいかもしれません。

それでは、また。

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