ニュース番組で放火殺人犯(まだ容疑者)が逮捕前のインタビューに応じた映像が流された。
その中で、被害者と会った日時を尋ねられた容疑者は、一瞬、目を右上(本人側からの方向)に逸らして、具体的な答弁をした。
私はその動きになるほどと思った。
なぜなら、思考と視線の方向には関係がある(特に脳の側生化の度合いが女性より大きい男性について)という実証研究があるからだ。
それによれば、過去の体験を思い出す時は目を左上に逸らせる傾向を、想像の風景を思い浮かべる時は目を右上に逸らせる傾向が見いだされた。
すなわち、事実の体験を述べる時は男性は無自覚に左上に目を逸らし、作り話をする時は右手に目を逸らせるというわけだ。
それ以外にも、男のウソはばれやすいことがノンバーバル・コミュニケーションの研究で判っている。
いいかえれば、女のウソは目を見ても判らない。