FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



昨晩のダウの下降はかなり大きかったが、特に、先行指標とされるダウ輸送関連株指数が2016年半ば以来の200日線割れになったということが注目されている。日足のチャートは、ここに置いたのでご覧いただきたい。やはり、トランプがあまりにも常識はずれの言説を繰り返している点が大きなリスクとなってきている。来週以降、米韓軍事演習も開始されるので、北朝鮮リスクと合わせて二重のリスクと言うべきだろう。やはり、しばらくは、相場は下向きで考えていきたい。


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ドル安かドル高か、先行きがわからないところに、米国の内政・外政とも不安定で、為替も神経質な動きになっている。なかなか難しいところだが、しばらくはドル安の方にバイアスをかけている。理由は、やはり、米国10年国債などの長期金利の低下である。トランプの就任により急上昇して、ついに、長年の低落に終止符を打ったかと思われたが、月足(画像参照)で見ると、まだ下降トレンドを抜け切れていないというのが現在のところだ。債券から株式へという声は大きかったし、実際に株は上がったが、ここに来て足踏み状態である。やはり、長期金利が着実に上昇していくようでないと、先のFOMC議事録で述べられているように、安心してFRBが利上げできる環境ではないと思われる。
 
どこかでドル高・円安再開とは思っているが、まだその時ではないという見方に現時点では傾いている次第である。



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月曜日はややドル高に戻したが、あくまでも一時的なものだろう。北朝鮮側はミサイル準備完了と主張しているわけであるし、これから米韓軍事演習も始まるわけだし、ここからがむしろ本番だ。明日以降、再度、ドル円の底値を試すシチュエーションになると考えている。よって、トレードは、今日の高値の109.60あたりでドル円ショートで開始してみた。まずはこれで109円割れくらいまでで取れるのを期待している。



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週末の取引でビットコインがさらに急上昇して最高値をまた伸ばして、ついに4000ドルの大台に乗せた。一ヶ月前の分裂騒動の直前には2000ドルだったので、その伸びは急速だ。円高でも、ビットコイン円も上昇して、45万円に達している。ゴールドも上昇しているが、やはりこの上昇には、戦争リスクが背景にあるものと考えられる。ATMが止まってもネットさえ動いていればビットコインのやり取りは可能である。もちろん、トレードの背後のシステムにクラウドから力を貸しているマイナー(発掘者)の存在があればこそなので、中国などが完全にネット停止すれば、ビットコインと言えども使えなくなるだろうが。
 
日本人のビットコイン好きは世界に冠たるもので、これからの資金流入も大きいと思われる。まだまだごく小さい市場であって、億単位以上のお金はビットコインのFXで運用することは困難だ。今後、10倍、100倍に市場が拡大すれば、FXもさらに大きく育っていくものと考えている。ただ、価格変動の大きさは市場の小ささにつきものなので、レバレッジをかけての取引は極めて慎重にするのがいいだろう。レバ3倍程度でも普通のFXでのレバ15倍程度の感覚なので、注意されたい。





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ドル円は結局109円を保った。やはり108ミッドのサポートが効いたということだろう。この後は、状況次第であるので、週末の世界情勢を見極めていきたいと思う。話合いによる一旦の収束というニュースが土日に流れた場合、月曜日は窓を開けてドル円上昇になると思われるので、ポジションは小さくして週末を迎えた。

北朝鮮の言うタイムチャートを信じるなら、ミサイルの試験発射は中旬以降、月末くらいまでとなりそうなので、今月中は厳重警戒していきたい。一旦の収束を迎えたとしても、北朝鮮の核・ミサイル開発をこのまま米国が許容し続けることは絶対にあり得ないし、また、米国は自国の利益・正義のためなら、遠隔地で大量の死者が出るような戦争をしばしば行ってきているのも事実である。金正恩が除去されない限り、リスクの高い状況は、残念ながら、継続しそうである。





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リスクオフでムードが悪くなっていたところで、米国CPIの数字が悪く、ドル売りとなった。円買いではなく、ドル売りとなったところが面白いところで、やはり基調の動きが表面化する形となっているものと思う。ドル売りの反動で、いったんドル買いになったが、ドル円109.20あたりからまたじわじわと下げている。108ミッドにあるサポートを再度試す動きになりそうだ。

北朝鮮情勢は良くない。トランプが、戦争準備完了とツイートしたのが報道されている。悲観しすぎるのも問題だが、楽観し過ぎるほうが今は危険だと思っている。用心するに越したことはないだろう。

トレードは、順張りなので、ここはドル円の戻り売りに張っている。ユーロドルもいったん利食いをしたが、下げたのでまた少し買っている。ドル円はどこかで底になるとは思うが、まだ見えて来ない。108円台で止まるかどうか、週末の北朝鮮情勢を注視したい。



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ドル売りでまったりと行く予定だったが、北朝鮮問題が一気に緊迫してきて、リスクオフのドル円売りとなっている。円高は継続しているが、ドルは、クロス円の売りによってあがったり、またドル円売りで下がったりで、安定していない。

北朝鮮問題の先行きは読めないが、今回の問題のカギが、トランプと金正恩という個性的な指導者によって握られていることがさらに読みを難しくしている。もし、北朝鮮が本当にグアムにミサイルを試験発射した場合、韓国や日本に犠牲者を出しても、米国の本土防衛を優先するかどうかが、トランプの判断となるだろう。北朝鮮にとってのパールハーバーとなってしまうのかどうか、かなり危険な状況であると言える。この記事などは、米国と北朝鮮の相互の誤解から戦争が拡大する過程を描いていて参考になる。

この後の予測は難しいが、とりあえず、リスクオフ対応ということで、円買いをしておけばいいのではないか。急激な円高があればいったん利食いをして、次の動きを待ってみるということでよいだろう。ユーロドルはドルの強弱で動くが、リスクオフだとユーロ円が売られることもあり、一概には言えない動きだ。ここにあまり重点はおかずに、ドル円中心でやるのがいいと思う。

なお、万万一、開戦というようなことになれば、ドル円が1日で10円単位で動くことも十分にあり得る。ポジション管理は厳重に行っておきたい。もちろん、市場の停止による流動性リスクもありうるので、無理はしないのが肝心ということになる。




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じわじわとドル安になっている。円も安いが、さらにドルが安いため、ドル円も下がっている。ビットコインの急騰にもドル安が一役かっているに違いない。このドル安をどう解釈するかであるが、単純にドルによる投資活動と見るむきもあるようだ。つまりドル高を見越して還流していたドルの再投資(豪ドルなども上がっている)である。この立場からすると、米株はまだしばらく上昇する。もう一方の見方は、米国の政治の不安定によるドル売りである。これはドル安から、株安へとつながる可能性も秘めている。なかなか難しいが、そう簡単にはドル売りがおさまらないように思える。トレンドが続く限り、ドル売りで進めていきたい。ドル円108円、ユーロドル1.2くらいまではまずは安心してドル売りができるのではないか。

このままドルが下がり続けるのか、あるいは、米国利上げの方向が出てくるのか、まだ意見が分かれているようだが、そこは、もう少し待ってみたい。


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明日の雇用統計を控えて、今日はおとなしい相場だった。明日の雇用統計が悪ければ、利上げの遅れの予測につながり、さらにドル安進行となるだろう。かなり大きな局面になりそうだ。ここしばらく雇用統計はさえない動きだったが、明日は注目だ。予想は不可能だが、テクニカルでは、ドル安指向が強いと思える。ドル売りポジションを一部利食いして少し軽くしてドル売りで待ってみようと思う。

しかし、ビットコインの分裂騒動には驚いた。多くの方がご存じのように、分裂して同じ数のビットコインとビットコインキャッシュに分かれて口座に存在するようになるまでは解っていたが、実質的値(たとえば円換算)は、それぞれに分割されるため、総資産額には変化なしと思われていた。ところが実際に分裂すると、思ったほどビットコインの価値は落ちず、また新たなビットコインキャッシュにもただちに買いが入ってかなりの値が付いたのである。これは専門家にも予測できない値動きだったと思う。要するに、まだ暗号通貨バブルは継続しているのであって、ちょっとしたイベントで新資金が流入するということなのだろう。私自身は、ブロックチェーン技術の勉強のために少少買っているだけだが、この技術、まだまだ大きく変化していきそうだと改めて痛感した。暗号通貨は、新時代のゴールドであるという私自身の把握は変わっていない。ゴールドの価値も歴史上大きく変化した。これからの暗号通貨に注目していきたい。



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