米株の勢いは止まることをしらないようだが、5月になってから二つの指数がP&Fで上方ブレークした。ひとつは、銀行株指数。これは、前から書いているように、ダウゴールドレシオとの連動性が高いので、これが上がると、金が下がる可能性が高い。まあ、米国の金融への信頼性が上がれば、金はお役御免ということで、理屈は合っている。
もうひとつ上方ブレークしたのが、ダウトランスポーテーション平均指数だ。運輸関係の株の平均株価であるが、ダウの先行指標として名高い。(ストックチャートでのシンボルはTRANSなので、ご自分で入力してチャートを出していただきたい。)しばらく停滞気味だったのでダウの天井を示すかと言われていたが、連休中に上方ブレークした。
金融、運輸という、米株の主力の要素がいずれも上方ブレークしたということは、まだダウの当面の天井が先であることを意味するのではないか。ドル円も連れ高で100円越えの可能性も出てきたと言える。現状、5月末あたりの天井を想定しておこう。
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ところでロイターによるとドラッケンミラーが商品相場のスーパーサイクル終焉を語ったそうです。いよいよゴールドのプレミアムが剥げる時が来たのでしょうか。同時に豪ドル売りを推奨したそうです。
やまはさんの見立て通り株式の五月売りは軽微そうで強気なチャートについて行くしかない感じですね。
それでは今後ともブログ更新楽しみにしております。
もうしばらくはついて行くしかないですね。がんばります。
Unknownさん
これはなかなか興味深い、説得力あるチャートですね。確かに、超長期のDGRを見ていると、今回は下げきっていないのでは?と思えなくもないのです。この過去との類似は特におもしろいですね。
しかし、もしそうだとすれば、今の23.6パーセント戻しが重要な決めてになるということで、ここを抜けていけば、DGRの上昇が決まるとも言えます。これはなかなかいい指標かなと思います。
ご教示、まことにありがとうございました。十分に気をつけてみていきたいと思います。
ショートの残りはイヤですね。むずかしい判断ですので、ゆっくりお考えになるのがいいでしょうね。
猫太さん
本当におもしろいチャートですね。あの動きは気がついていませんでした。頭に入れておきたいです。
Unknownさん、こんなチャートがあったのか!って感じですね。すごく興味深いですね。
触発されてほかにも調べてみましたが、こっちのチャートってアリでしょうか?
(過去200年のDGR俯瞰チャート)
http://livedoor.blogimg.jp/stock5891/imgs/b/4/b46c0428.png
このブログ記事が書かれたのがちょっと古くて(2010年)、
「DGRは2013年に「2」の底を打ったあと、2036年の「50」を目指していく」
と書かれています。
やまはさんのおっしゃるように、「10」というのはまだ甘いのかもしれませんね。
1ケタで底を打つのは、Unknownさんのチャートの「2017年ごろ」という方が信憑性がありそうですが、そのあと「50」を目指していく」っていうことは……
たとえば2036年ごろ、ダウ37,500で金750とか??
チャートの見方が根本的に間違っているかもしれないので、すみませんがやまはさん、コメントがあったらお願いします!
DGRですが、以前2010年2月にやまはさんが、80年サイクルの面白い話(ドラクエ的経済観)を紹介してくださっていますね。その記事では、
・2017年に1ケタで底を打つ。
・2035年に約70pt(70000G)を付ける。
これって、おおまかな流れとして200年チャートと一致するのかな。
ただしドラクエ的経済観では、「DGRはノイズが大きいので数値は目安」と書かれていますね(連載3回目)。
200年チャートありがとうございます。似たものは前に見たことはあるんですが、おっしゃるように以前紹介したドラクエ的・・のサイトの予測と同じ流れです。
チャートで赤線のラインが2本ありますが、今回、その上側のラインで反発したと考えていますが、今後の様子はしっかりと見ていく必要があるでしょう。下のラインなら、DGRが1とか2とかですから。
しかし、現状では前回の8あたりで反発したと考えています。
DGRが50となれば、やはりゴールド1000、ダウ50000とかの世界でしょうね。日経も5万でしょうかね。ありえない話ではないと思います。
なるほど、「8」で底を打ったという説は腑に落ちます。ありがとうございました!
きょうは菊川弘之さんの「大暴落後の金市場を読む」というセミナーに行ってきました。
正直「金はもういいや」と思っていたのですが、東京金の今後の見通しは意外にもとても面白い内容でした。
ところで、ソロスさんの好敵手であった日本人相場師、堀内昭利(あきとし)さんという方をご存じでしょうか。2011年9月に誰よりも早く「金は天井を打った」と言い当てた人で、チャーリー秋山と並んで伝説の相場師と言われているそうです。
この方は人前に出るのが嫌いな人らしいのですが、菊川さんがダメモトで「いっしょに対談型のセミナーに出てほしいのですが」と言ってみたところ、意外にも「いいよ」と答えてくださって、もしかして最後になるかもしれないというセミナーが6月12日の夜に東京商品取引所で実現するそうです。
菊川さんがこのセミナーの打合せで先日、堀内さんと飲んだときに今後の金の見方を聞いてみたところ、「NYは天井をつけたけど円建ての現物はもう買ってもいいのでは」とお答えになったそうです。
「もしかしたらもう一度天井を打ちに行くかもしれないけどね」という但し書きつきだったそうですが。ただその話をしていたとき堀内さんはグテングテンに酔っぱらっていたのでくわしい話は聞けなかった、続きは6月12日のセミナーでね、だそうです。 なんで2011年9月に天井を打ったことが分かったのか、という質問もぶつけるとおっしゃっていました。もちろん私も申し込みましたー。
きょうのセミナー終了後、スタッフの人に6月の対談セミナーの埋まり状況を聞いてみたら80人定員のところ現在60~70人の申し込みが来ているそうなので、行ってみたい人はお早めに。
http://money.minkabu.jp/38971
ソロスと堀内さんではちょっと時代が合わないのでは?^^
堀内さんは今でも毎日日記?を書いてます。私も必ず読んでいます。左のリンク集のAIAビジネスコンサルティングというところにあります。御覧ください。