(mixiよりの転載です。)
最近為替関係のサイトを見ると、「クロスレート」について誤解したものを見るので、メモのため書いておきます。
為替の通貨ペアの分類
1 ドル(基軸通貨)がからむペア
ユーロドル・ドル円・ポンドドル など。
2 ドルがからまないペア
ユーロポンド・ポンド円・ユーロスイス など。
1は「ドルストレート」「対ドルレート」ペアなどと言う。
2は、例えば、ユーロポンドだと、ユーロドル×ポンドドルを交差させて(クロス)して得られるレートなので「クロスレート」のペアと言う。
ちなみに、クロスレートの内、片側がユーロだと「クロスユーロ」、片側が「円」だと「クロス円」などと呼ぶときもある。(したがって、「クロスポンド」はあるが(ポンドスイスフランなど)、「クロスドル」という言い方は誤り。)
日本では、円が中心なのでクロスレートのペアのうち「クロス円」がよく取引されるため、「クロス」が「円がらみ」と誤解されることもあるが、以上のように「ドルがからまない」(ドルペアのかけ算で算出できる)という意味である。
#もっと正確には、クロスレートは、AとBとの間にCを介在させて考えるレートの意味であってドルとは無関係に定義できるだろうが、普通は介在させるのは基軸通貨ドルなので、上のような理解でほぼ間違いない。また、単に為替の縦横の換算表を「クロスレート」と呼ぶ時もあるが、これは同音の異義語というべきだろう。
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やまはさんの予想はずーっと
当たっていますが、
年初からのこの円安は
何を意味するのでしょうか。
日経は底堅いですが。。
風邪が治って無くても解熱剤を飲めば熱が下がるようなもので、もう直ったかと間違えて外出する人もいます。ドル安も円安もまったく同じ現象で、退避していたキャッシュが表に出てきたものだと考えて間違いないです。今日の円安は、mixiのコミュでのお話しだと、昨日N証券の設定した膨大な外貨建て投信の設定がきっかけになったようで、要するに、景気底打ちの報道に投資家が動き出したということを意味しています。
来年また大損失になるかと思うとお気の毒様なことですが。
来年は奪う側にいたいものです。
(それも欲ですが。。)
しばらくプチバブルは続きそうですね。