エジプト問題は思ったより相場への影響は短時間で、すぐに元のリスク選好相場になった模様だ。しばらく中途半端な動きになると予測したが、結局ドル安となるのが早かった。観察しているP&Fチャートのうち、豪ドルドル、CRB指数、WTI原油、そしてダウなどに上方ブレークシグナルが出た。そろそろ次のドル安の大波が来そうだ。特に、ダウの上昇目標はひじょうに高い(13000ドルあたり)。株高バブルがさらに膨れそうだ。ただ、ユーロドルだけは1.38半ばのレジスタンスで止まっているが、これが1.39越えとなれば、1.4半ばくらいまでは届く可能性があるだろう。ユーロドルのレジスタンス突破に注目してみたい。金価格もこの強いドル安で下支えがされた模様で、週足のサポートは今回も維持された。
さて、為替の方のこちらのポジションであるドル円ロングはなんとも具合が悪い。円が主体性がないため、ドルが下がればもろに影響を受けてしまう。多くの人が前回安値の80円以下でストップを入れていると思うので、とりあえずはそこまでは持っておきたい。円高相場ではないのがせめてもの救いである。
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