FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



昨日のエントリーで書いたロシア侵攻、キエフ占領は考えられるかぎり悪い方のシナリオで、ここまでが今回の限界というところである。これよりも軽いものとしては、もともと親ロシアの東ウクライナを占拠して、そちらのロシア寄り勢力を支援することで、ウクライナ政府に圧力をかけるといいうものであろう。しかし、これはもともとある内戦的な動きを激化させる可能性がある。

この他のシナリオとしては、結局侵攻はせず、NATOと何らかの裏取引をして、ウクライナの中立化(いわゆるフィンランド化)を実質的に図るような交渉が成立するというもの。また、最悪は、ウクライナ侵攻からNATOの参戦を招く(=第3次世界大戦の勃発)というパターン。

このように、軽いものから重いものまでいろいろとシナリオはありうるので、すべてに対応したトレードメニューをたてるのは難しい。臨機応変の短期的トレードと、伝統的な保守的トレード(ゴールドの現物保持)などを取り混ぜて行う必要があると思う。


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まだまだ分からないが、ウクライナ侵攻がありうる状態になってきた。もし侵攻があると、キエフまで占領される可能性が高い。おそらくウクライナからの抵抗は弱いだろう。比較的短時間で大勢が決する可能性が高い。その後、ロシアが暫定政権のようなものを立てて、東ウクライナのドネツク側の親ロシア勢力との連携を図る。そのようなシナリオの場合の相場の動きとしては次のように考えられる。

ゴールドや原油はいずれにせよ高騰する。ゴールド1900ドル、原油100ドルを当面のメドとしておきたい。株は下落する。情勢が不安定な間は、ハイテク株を中心に、低迷すると考えられる。もちろん、一部、資源株や金鉱株、その他戦争関係の株は上昇するだろう。為替は、欧州不安により、米ドル高、そして、オセアニア高となるだろう。ドル円は当初は下げるが、あとで上がるという不安定な動きとなる。ビットコインも当初は下げてからじり高となると考える。だいたいのシナリオはこんなところでごく常識的なところのつもりだ。これ以外の特殊な要因はないのではないか。


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