FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



為替がようやく動き出した。ドルインデクスが直近の最安値をつけ、下方ブレークしつつある。併せて、ユーロドル、ポンドドルなどもレジスタンスを破って上昇している。また、ダウが異常に上昇しているのは言うまでも無いが、米国10年債も日足で上昇トレンドになっている。CRB商品指数も上昇。米国での、外貨高、株高、債券安、商品高はリスクオン(イケイケ相場)の指標であり、大統領があれでも経済は回るということを実証しているかのように見える。
 
ただ、それで解決できない点もある。一番大きな懸念点は円高だ。これが日銀のテーパリングのせいだけなら問題はないのだが、何かのリスクの反映だという疑いもまだ捨てきれない。ここが最後に残った懸念点となった。円高の程度はさほどでもなく、ドル円はドル安で下がっているが、クロス円は横ばいかやや上昇というところで強い円高というほどのものではない。原因の詮索はともかく、テクニカル的にはドル円が週足で下降トレンドなのは否めないし、時間足、日足とも下であるので、ドル円トレーダーとしては戻り売りで進めていきたい。

来週もドル安が続くと思われるので、動きがマイルドなドル円での戻り売りトレードとしたい。ユーロドルが下がることがあったら、押し目買いも面白いと思っている。



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