昨晩のNYではドル円119円の下の方まで行ったが、今日の朝になって、株のほうに年金資金と見られる大口の買いが入って、連動してドル円も一気に上昇、120.46までつけた。ドル円の下げ相場になると介入めいた動きがあるのはいつものこと(いわゆる日銀砲)だが、今回は、為替ではなく、株の買い支えであったことは明らかだ。これからも午前の早いところでは気をつけておきたい。
この種の介入や買い支えは、ファンダメンタルズ・テクニカル無視の動きになりやすく、今回も119円の下で売り込んでいたら損切りを余儀なくされただろう(幸い、自分は、より上の方からの売りだったので、含みが減っただけだったが)。ただ、広い意味では、レンジの中で動いただけであり、大きく見通しが狂ったわけではない。いずれにせよ、今後も、この種の買い支えや介入が起こりやすい相場の方向だと思うので、ショートにも注意していきたい。
この後は、週末4日の米国雇用統計あたりが大きな動きになるかもしれないが、まだしばらく、119円から122円と見て良さそうだ。
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