雇用統計前でもあり、またテクニカル上の一定点に達したこともあって平穏な状態となっている。明日の雇用統計によっては大きく上下に動くと思われるが、中期的な大勢は変わらないと思われる。ドル円のテクニカルから見て、景気下降時期に入ったことはほぼ確実だろう。ダウや日経がさらに大きく下がるのがいつになるかはわからないが、時期を計りつつ慎重にトレードしていきたい。
豪ドルが対ドルでも対円でも上昇しているが、これは豪準備銀行の声明で、従来のようなドル高牽制の文言が見られなかったことによる上昇だが、売り場を提供してくれているものと思う。豪ドルは、今後、テーパリングによって大きく影響を受ける通貨の一つであり、下げが始まればあっという間に下げていくだろう。今朝は対ドルで0.9タッチもあったが、そのあたりではありがたく売らせてもらった。もう少し下で売ったものは現在踏まれているところだが、あまり気にしていない。ここで豪ドルが買われているということは楽観がまだ市場にあるということで、もうしばらくは平穏あるいは上昇相場になる可能性もある。ムリのない範囲で豪ドルは売っていきたい。今朝の0.9は50日線の位置だが、仮に0.92まで上がると40週線の位置となるが、ここまでは上がらないのではないか。
ドル円も雇用統計の結果によっては103円復帰はあるだろう。もし戻ったらまた売っていきたい。
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