昨日の夜、何気なく筑紫哲也NEWS23を見ていた。私は筑紫が好きじゃないので普段は見ないのだが、その時はたまたまチャンネルがTBSだった。すると、なぜか槇原敬之がゲストとして出てきた。彼は私が好きなアーティストの一人で、若い頃かなり心酔していた時期もある。一時期活動停止していた頃もあったが、最近は「世界に一つだけの花」が大ヒットしたこともあり、高い作曲能力が認められ再び脚光を集めているのである。
それで今回は新しく出たカバーアルバムの中から、ヨイトマケの唄を歌っていた。これは美輪明宏が40年ぐらい前に歌ってヒットしたが、その後に「土方」という言葉が良くないのか放送禁止なったという歌だ。私はこの原曲を聴いたことがなかったのだが、槇原が歌うのを聴き、感動して涙が出そうになった。原曲も良いが、槇原の歌がすごくうまい。やっぱりこの人、天才だと実感した。曲を聴いて泣きそうになったのは久しぶりである。あと、こんな曲を作るとは、三輪明宏もただ気色悪いだけじゃなかったんだなあ・・・。