Willow's Island

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キム・ヨナ優勝!

2009年03月29日 20時38分54秒 | その他

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=113259&servcode=600§code=600
‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ(19、高麗大)が 合計200点超の点数で優勝し、フィギュアスケートの歴史を塗り替えた。
キム・ヨナは29日(日本時間)、米ロサンゼルスのステイプルセンターで行われた2009国際スケート競技連盟(ISU)フィギュアスケート世界選手権大会女子シングル2日目のフリーで131.59点を受けた。
トリプルサルコー(空中3回転)ジャンプを除いたすべてのジャンプとスピン、ステップを完璧に演じた。 観客は起立拍手でキム・ヨナの演技を称えた。
前日のSPで76.12点の歴代最高点を記録したキム・ヨナは、この日のフリーの点数まで合わせて合計207.71点となり、自己最高(197.20点)を大きく上回る世界新記録を作った。
(以下略)
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 すばらしい演技だった。しかも世界初の200点超えである。キム・ヨナは、誰がどう見ても金メダルにふさわしい演技を堂々とこなしたのだ。誰が練習を妨害しただとかいうチンケな捏造報道は、これで完全に意味をなさなくなった。表彰台で国歌を聴きながら涙を流すキム・ヨナを見て、私も本当に感動してしまった。日本人だからどう、韓国人だからどうということではなく、すばらしいものはすばらしい。野球といい、フィギュアといい、日韓がともに世界においてトップレベルになれたのは、お互いが良いライバル関係にあったからではないだろうか。

瀬長亀次郎

2009年03月28日 08時10分56秒 | 

 図書館で借りた小林よしのりの「沖縄論」を読んだ。相も変わらず右翼臭プンプンの内容ではあったが、この本では一つだけ良い内容があった。沖縄の生んだ政治家、故・瀬長亀次郎についての漫画である。この瀬長亀次郎という人物は共産党の副委員長を務めたことがあり、明らかに左派なのだが、小林よしのりが非常に好意的に扱っているのは、彼が徹底して反米を貫いたからだ。ただしナショナリストというわけではなく、米軍占領下の沖縄でアメリカの言いなりにならず、信念を貫いたという人なのである。小林よしのりの漫画なので意図的な誇張表現などが当然あるのだろうけど、私は瀬長亀次郎という人物に強い関心を持つことができた。反米だから良いというわけではないが、政治家らしい政治家が日本にもいたのだ、と知ることができたがうれしい。何が政治家らしいかといえば、人から信頼される人間であること、明確な理念があること、強い郷土愛(または愛国心)があること、そして指導者たるべき資質を兼ね備えていること、などではないだろうか。瀬長亀次郎にはそういった資質がすべて備わっているように思えた。小林のような国粋主義者でなくても、彼を評価する人は多いようだ。ただ共産主義者であることだけが惜しいが、果たして今の日本に彼ほどの政治家がどれほどいるだろうか? 与党といい、野党といい、ひどいもんである。

WBC二連覇!

2009年03月24日 21時52分35秒 | その他

 長い戦いが終わり、ついに日本の優勝でWBCは幕を閉じた。決勝戦は平日の昼だったので残念ながら見られなかったが、かなりの接戦だったようだ。正直、本当にホッとした。
 それにしても、今まで日本は9試合をやって、そのうち半分以上の5試合が対韓国戦だ。世界と戦った、というよりもほぼ韓国と戦っていたような感じだ。これでは World Baseball Classic というよりも、Japan & Korea Baseball Classic である。日韓戦は燃えるので良いのかもしれないが、ちょっと異常じゃないか。みんなが思ってることだろうけど。
 しかし、これで日本と韓国の野球がいかにレベルの高いものなのか、世界に印象づけることができたのではないだろうか。実際、日本と韓国は両方とも本当に強かったと思う。これは日韓ともに世界へ誇れることだ。
 それだけに、韓国チームにはマウンドに国旗を植えるなどという幼稚な真似をしてほしくなかった。あの行為がなければ、韓国とは善戦したということで、気分良く終わることができたのだが。

定額給付金

2009年03月21日 21時28分41秒 | その他

 定額給付金の支給が、早いところではもう始まっている自治体もあるようだ。私が住む美濃加茂市は、4月下旬ごろになる見込み、とのことだ。私と嫁さんで1万2千円ずつ、娘が2万円で、我が家は合計4万4千円をゲットすることになる。これだけあれば、かねてからの念願であったDVDレコーダーも入手可能だ。
 ところが嫁さんは、それに大反対である。うんもすんも言わせず「ダメ!」と言われてしまった。じゃあ何に使うのか、といえば「食費に使う」のだそうだ。食費といえば、定額給付金がなくても必ず支出することになる、最低生活費ではないか。4万4千円を食費に使うことによって浮いたお金は、今までどおり貯蓄に回されるだけだ。それでは経済を刺激することにはならない。貯蓄ではなく、普段は買えなかった商品を購入することこそ、定額給付金の正しい使い方ではないのか。わずか数万円の金とはいえ、各人が積極的に消費することによって、現在日本が被っている不景気を少しでも良くしなければならないのでは、と私は思う。
 ・・・しかしよく考えてみると、我が家は既に土地を購入しており、さらに今年は家を建てるための巨額な出費も控えている。これだけで、十分すぎるほど経済活性化に貢献しているではないか。嫁さんの言うとおり、確かにこれ以上は貢献する必要もないのかもしれない。
 というわけで、やっぱり定額給付金は普段の食費に使うこととしよう。(^^)

キム・ヨナ発言

2009年03月19日 21時12分21秒 | 韓国

 フィギュアスケートの浅田真央(18)=中京大中京高=のライバルで、韓国の国民的スターであるキム・ヨナ(18)が、練習でぶつかられるなど日本選手から度々、妨害を受けたと発言していることが、韓国のテレビ局SBSで14日夜に報じられた。
 放送によると「相手の選手に試合直前の練習を妨害された」などと話したという。具体的に選手名を挙げてはいないが、これまでの大会でジャンプの練習をする際、自分の周囲に一部の選手がいて、前をふさぐケースが多発。いつも日本人選手だったとしている。
(以下略)
http://www.daily.co.jp/general/2009/03/16/0001757034.shtml
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 韓国を代表するフィギュア・スケーター、キム・ヨナが「日本選手に練習を妨害された」と発言し、日韓両国において物議をかもしている。例によって韓国では反日感情が高まり、日本においては「やっぱり韓国は・・・」という反応である。韓国人なら100%キム・ヨナの言い分を信用するだろうし、日本人であればほとんどが「言いがかりにすぎない」と考えるだろう。以前書いたように私はキム・ヨナのファンなので、彼女が原因で両国間に悪感情が生じることは、残念だ。
 事の真相が分からないので、今回の件でどちらに非があるのか、私には判断しにくい。しかし、キム・ヨナが言う「日本の選手」とは具体的に誰なのか。4大陸フィギア選手権に出場した日本選手は、浅田真央、村主章枝、鈴木明子の3人しかいない。この3人の誰か、ということだ。日本人にしてみれば「またか」という感じだが、例によって韓国全土に反日感情が広がっている以上、一体誰が妨害したのかキム・ヨナははっきりさせるべきだろう。本当に意図的な妨害を受けたというのであれば、だが。そうすれば何が問題であったのか明確になり、日本側としても対処の仕方がある。今のままでは、お互いに気分の悪い状態が続くだけだ。
 しかし、もしキム・ヨナの狂言であったなら、具体名を出すことは絶対しないだろう。すっきりしない気分だけが残り、私も彼女に対する関心を失うことになる。

日教組会場問題

2009年03月17日 21時19分46秒 | 時事

 グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)とグランドプリンスホテル高輪(同)が07年11月、日本教職員組合(日教組)の全国集会の会場使用を拒否し、集会参加者190人分の宿泊を取り消した問題で、警視庁保安課は17日、経営する「プリンスホテル」(豊島区)の渡辺幸弘社長(61)と両ホテルの小山正彦総支配人(52)ら幹部計4人と、法人としての同社を旅館業法(宿泊させる義務)違反容疑で書類送検した。同課によると、全員容疑を認め、渡辺社長は「右翼団体などの活動で周辺住民や利用客に多大な迷惑をかけてしまうと思い、やむを得なかった」と供述しているという。
(以下略)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090317dde041040010000c.html
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 プリンスホテル日教組の宿泊を拒否したことによって、旅館業法の違反で書類送検されたようだ。この事件についてネットの反応は、ほとんどがプリンスホテルを擁護し、日教組を攻撃するものである。日教組は左翼教育を行う売国奴集団なので、プリンスホテルの対応は正しい、日教組は田舎の片隅で集会を開いておけば右翼も来ないはず、というような意見ばかりである。
 しかしこれは、おかしくないか? プリンスホテルは日教組だから断ったわけではない。日教組にくっついて来る右翼が迷惑だから、断ったんじゃないのか。来るのが日教組だけで、右翼が来ないというのであれば、プリンスホテルも場所を提供していたはずである。それに、開く場所は岐阜のような田舎であっても同じことで、右翼が来なくなることはない。
 実際、私も文化ホールで仕事をしていた時に見たのだが、日教組がホールを使うというだけで、ものすごい数の右翼がやって来たのを覚えている。数え切れないほどの街宣車が公道を埋め尽くし、大音響で日教組を罵倒していた。日本全国の右翼がすべて集まったのではないかと思えるほど、「街宣車パレード」が限りなく続いていたのを見て、私もさすがに驚いた。
日本は民主主義国家であり、集会の自由、思想の自由は憲法で保障されている。日教組がどこで会合を開き、どのような思想信条を持っていようが、自由なはずである。それを妨害する右翼こそが法に反しているのであり、問題の核心なのではないか。決して「プリンスホテルVS日教組」という問題ではないはずだ。ネット上の世論で右翼についてほとんど言及していないのは、あまりにもバランスを欠いていると思う。
 断っておくが、私は日教組が大嫌いである。左翼思想を持つことは自由だが、それを子どもの教育にまで影響させることは許しがたい。ゆとり教育も、日教組が提唱したものらしい。日本の公教育を腐らせた主犯だといえる。そして何より恐ろしいのは、未だに拉致問題において北朝鮮を擁護している点だ。このような組合の組織率が未だに28%もあるとは、ちょっと信じがたい。
 正直言って、右翼の気持ちはよく分かる。ただし分かるのは気持ちだけで、あのような示威行動は批判されるべきである。

外需依存経済?

2009年03月15日 11時04分44秒 | 時事

 不況がますますひどいことになっている。東証株価指数はバブル崩壊後の最安値を更新し続けており、今年のGDPもかつてないほどのマイナス成長になりそうだ。日本のマイナス成長ぶりは、他の先進国と比べても大きなものになるらしい。リーマン・ショックが起こった当初は、あくまでもアメリカの金融危機であり、日本は大きな影響を受けない、などと聞かされていたのだが。結果は全くの逆だったわけである。なぜ日本経済だけがこれほど極端な落ち込みを経験する羽目になったのだろうか?
 最もよく聞く理由としては、日本は外需依存体質であり、主な輸出先である欧米の経済が落ち込んだことにより、輸出が伸びず不況になった、というものだ。しかし私は、この説明にどうしても納得できなかった。なぜなら、日本のGDPに占める輸出入額の割合は、1割程度に過ぎないからだ。2006年における日本の輸出依存度は15%程度で、世界の中でもかなり低い。これより低いのは、主要国の中ではアメリカ、インド、ブラジル、ギリシャぐらいしかない。それなのに「日本は外需依存度が高すぎる」とはどういうことだろうか?
 考えてみたが、おそらくこういうことではないか。純粋に輸出だけの金額を見ればGDPに占める割合は低くても、「輸出用製品」を産み出すために国内で動く金額が巨大、ということではないだろうか。輸出するための自動車や電化製品は、トヨタやソニーという大企業だけで作っているわけではなく、その傘下にある数多くの中小企業が部品を作ることによって成り立っていると思われる。そういった中小企業群からの部品の納入は、国内での経済活動としてカウントされるが、実は最終的には輸出用製品へと結びついており、間接的に国外へ「輸出している」と言える。そういった「影の輸出依存企業」は大小を問わず日本には無数にあり、今回のアメリカ発金融危機によって甚大な影響を被ったことが、大幅なマイナス成長の原因、なのかもしれない。
 上記のように思うのだが、どうだろうか? 私は経済にそれほど明るくないので、正解をご存知の方はご指摘ください。

金賢姫

2009年03月13日 19時51分22秒 | 時事

 金賢姫・元死刑囚と拉致被害者の田口八重子さんの家族が、面会を行った。これが拉致問題の進展へとつながって行ってほしいとは思うが、あまり多くは期待できないだろう。ただ金賢姫によると田口八重子さんは生きているとのことで、その点だけは希望が持てそうだ。
 それよりも私が気になったのは、なぜ今になって面会が実現したのか、である。聞いたところによると、去年までの親北的なノ・ムヒョン政権下では北朝鮮を刺激しかねないことは表立ってできなかったが、現在のイ・ミョンバク政権であればそれが可能になったから、とのことだ。いかにノ・ムヒョンが北朝鮮のシンパであったか、を示すエピソードではある。この程度のことで政府が圧力をかけるということ自体も、日本人からすれば信じがたい。
 それからもう一つ気になっているのは、金賢姫は死刑が確定したというのに、なぜ特赦になって今まで生きているのか、ということだ。おそらく、韓国政府としても生かしておいた方が利用価値があると考えたのだろう。北朝鮮に関する重要な情報と引き換えに、司法取引したのかもしれない。だとすれば、彼女は釈放されたとはいえ全く自由な生活をしていたわけではなく、韓国政府から常にマークされていた可能性が高い。そうなると、今回の面会も現在の韓国政府(イ・ミョンバク政権)の意向を汲んだものに過ぎないのかもしれない。
 金賢姫の人生は、これから先もずっと韓国政府の管理下に置かれるのだろうか。

秒速5センチメートル

2009年03月11日 20時48分27秒 | 映画

 月曜日に、BS2で放映されていたアニメ「秒速5センチメートル」を見た。新海誠監督による2007年製作のショート・フィルムだ。思春期に出会った男女、初恋、別れ、強い想い、そして青春の終わり、を美しく描いた作品である。
 主人公の貴樹と明里は初恋で両想いとなるが、いろいろな運命の積み重なりで、結局は別々の人生を歩むことになる。ハッピーエンドとはいえないが、私はこの終わり方で良いと思った。実際の人生は、そういった場合が多いだろうと思うからだ。リアルであるからこそ、非常につまらない青春時代を過ごした私でさえ、心が打たれ感動することができた。主題歌である山崎まさよしの「One more time, One more chance」も作品と非常によく合っており、私の心に浸みた。
 ストーリーも良いが、それ以上に素晴らしいのが、映像の美しさである。とにかく緻密でリアルで表現力のある絵に圧倒された。むしろ、この作品は映像美がすべてと言っても良いかもしれない。アニメを見てこれほど感動したのは、本当に久しぶりである。やはり日本のアニメは世界に誇れる一流の文化である、と再確認した。私と同世代である新海誠監督の今後に期待したい。
 それにしても、この映画を「5倍」でビデオ録画してしまったことが悔やまれて仕方がない。本当は「標準」で録画するつもりだったのが、誤って「5倍」にしてしまい、せっかくの美しい映像がひどく平凡なものになってしまった。(^^;) やっぱりDVDレコーダーは必要だ。

コールド勝ち!

2009年03月07日 22時29分23秒 | その他

 WBC予選において、日本が韓国に快勝した。今まで国際試合では負け続けていた韓国に、ついに勝つことができたわけである。しかも、14対2のコールド勝ちだ。見ていて楽しくなるほど、ボンボンと点をとっていった。野球のことはよく分からないが、さすがに日本も対韓国戦のためによほど研究を重ねていたのかもしれない。3年前は韓国を甘く見ていたのだろうか? ともかくこれで、北京オリンピックで着せられた日本野球の汚名が晴らされたような気がする。うれしいことだ。