NHK朝の連ドラ「マッサン」も、ついに今日、最終回を迎えた。多少、中だるみもあったが、主演のシャーロット・ケイト・フォックスの演技がすばらしかった。非常に良いドラマだったと思う。
特に最終回は、亡くなってしまったエリーが生前に夫(マッサン)へあてた手紙がすごかった。筆記体の英語で書いてあったので録画を一時停止して読んでみたのだが、英文を読んでこれほど涙が出てきたのは、初めてのことだと思う。
エリーの書いた最期の手紙、最後の1枚を文字に起こしてみたのが、以下の英文である。
Actually the most important thing is your health. Please, when you eat meat, eat vegetables as well. Please exercise and get enough sleep. And regardless of work, when you drink, think carefully about how much. Also, from now on, someone else will be doing your laundry, so when you undress, please don't put them in the basket inside out. It's just polite, M.
Finally, I have one more request. Everyday, before you sleep, think of me. Say "Good night, Ellie" and know somewhere, I am saying "Good night, Massan". You may not be able to see me, my love, but I am with you, always. Don't feel lonely, love. Thank you. Ookini.
Your ever-loving wife, Ellie
これを私なりに以下のとおり、日本語に訳してみた。(ドラマのセリフとは異なる)
実際にいちばん大切なのは、健康です。お肉を食べるときは、野菜も食べてくださいね。運動もして、しっかり寝てください。それから、お仕事であっても、お酒を飲むときは量に気を付けて。それと、これからは私以外の人が洗濯をすることになるけど、服を脱ぐときは、裏返しにしてカゴに入れないでください。それが行儀というものですよ。
最後に、もう一つお願いがあります。毎日、寝る前に私のことを考えてください。「おやすみ、エリー」と言ってください。そして私がどこかで、「おやすみ、マッサン」と言っていることも知っていて。目では見えないかもしれないけど、私はいつだって、あなたの傍にいます。だから決して寂しく思わないで、私の大好きな人。ありがとうございました。オオキニ。
あなたが永遠に愛する妻、エリーより