Willow's Island

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書斎

2009年07月31日 21時48分41秒 | マイホーム

 建築中の私の家も、壁に色が塗られ、足場も撤去され、室内のクロスが張られ、キッチンが取り付けられるほどになった。完成まであと少し、という感じである。そして何よりも、上の写真のように私の書斎が完成したことがうれしい。クロスは木目調で、落ち着いた「木」の雰囲気を出すようにした。作り付けの本棚もある。わずか二畳であるが、あこがれの書斎をこの歳で手にできるとは思わなかった。
 それにしても、これほど早く出来上がっていくとは思わなかった。どうやら今は不景気のせいで家を建てる人が非常に少なくなっており、そのぶん大工や建築関係の業者も時間をもてあましぎみであるようだ。だから私の家の作業もすいすいと進むことになったのである。

珍走団

2009年07月29日 20時07分38秒 | 時事

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20090729-OYT8T00306.htm
 沖縄の宜野湾署管内では、暴走族を「ダサイ族」と呼んで若者の暴走族離れを図ろうという運動が行われているらしい。しかし上の記事にもあるが、この程度のことで本当に暴走族離れが進むのだろうか。そもそも、中高年世代から「ダサイ」などと言われて気にする若者がいるとも思えない。警察はこれからも公式発表などで「ダサイ族○名を逮捕しました」とか言うんだろうか。警察や地元の有志だけがそういう言葉を使って、テレビや新聞などの主要メディアで普及しなければ、あまり効果は出ないだろう。
 どうせ普及させるなら、やはり「ダサイ族」などより「珍走団」だ。こっちの方が若い人の支持を受けやすいと思う。実際、ネットではかなり前から使われている言葉だ。私も「珍呼運動」の支持者である。ただ残念なのは、普及はネット内に留まっており、公式に用いられる言葉にまで昇格していないことだ。広辞苑にも載るぐらい一般的な用語となり、女子高生あたりが「珍走ってマジ、キモくない?」とか普通に言うようにならないと、珍走団撲滅にはつながらないだろう。

世襲議員

2009年07月25日 21時25分28秒 | 時事

 ついに追い込まれて衆議院が解散し、8月30日には総選挙である。自民党にとっては最悪の解散タイミングだろう。ローゼン閣下も定額給付金をやった後にすぐ解散すればよかったものを、よっぽどラクイラ・サミットに出席したかったんだろうか。まったく、ここ最近の自民党の衆愚政治ぶりには愛想がつきるが、だからといって民主党には投票する気には全くならない。もしこんなのが与党になれば、迷走ぶりに拍車がかかり、ますます世界に日本の恥をさらすだけだ。
 ところで日本の国会には、やたらと世襲議員が多い。現在の内閣も閣僚の大部分が世襲議員だし、ここ最近の総理大臣も政治家として非常に血統がよろしいお方ばかりだ。なぜこんなことになるのだろうか?
 これをもって「これだから政治家は・・・」と批判をすることは簡単だが、よく考えてみれば、世襲議員自身のみに責任があるわけではない。なぜ世襲議員が当選するかといえば、選挙民が世襲議員に投票するからである。日本は未だに「家業を継ぐ」という観念が強く、国民も「○○先生の息子さんだから安心だ」などという日本的な心理が働くからこそ、「地盤・看板・カバン」の強みが有効に作用するのだろう。世襲議員だらけの国会というのは、日本国民自らが選択した結果に過ぎない。「一国の政治はしょせん、その国の国民の民度以上に出るものではない。」というマックス・ウェーバーの言葉は真理だと思う。
 とはいうものの、私の住む岐阜四区で出馬するのは自民党の他に民主党と共産党だけだろうから、消去法でやむなく自民党の世襲議員(金子一義)に投票することになるんだろうな・・・。トホホ~

後世に伝えたい漫画

2009年07月22日 22時56分49秒 | 

http://life.oricon.co.jp/news/67730.html
 先週のことなので少し話題が古くなってしまったが、オリコンが「後世に伝えたい漫画」のアンケートを実施し、1位は「スラムダンク」だったとのことだ。ランキングを見ると、ほぼ想定内の作品ばかりが揃っている。30代以下のみを対象としたアンケートであったため、比較的新しい作品が目立ち、放っておいても後世に伝えられるような超メジャーな作品ばかりである。あまり面白いランキングではない。
 職場の上司(50代)が言っていたが、「あしたのジョー」が入っていないのが不満だったそうだ。確かにジョーの男らしさ、格好良さは、時代が変わっても十分に通用すると思う。とにかく熱い作品で、私もすごく好きだ。これも後世に伝えるべき漫画である。
 もし私が選ぶなら、たくさんありすぎて迷うが、手塚治虫の「アドルフに告ぐ」、藤子F不二雄のSF短編集「カンビュセスの籤」、高橋留美子の「人魚」シリーズ、あたりだろうか。これらはテーマが普遍的であり、なおかつ漫画の完成度が非常に高い。この3名の作家は「火の鳥」やら「ドラえもん」やら「犬夜叉」ばかりが有名になっているが、私は上に挙げた作品の方が(あまり有名ではないが)すごいと思っている。どれも読んだのはかなり昔のことだが、今でも忘れられないインパクトがある。

日米同盟

2009年07月20日 11時48分50秒 | 時事

 昨日は教育テレビのETV特集で、51の国と地域、53600人を対象にした大規模な 『国際アンケート』 、なるものが発表されていた。アンケートの結果は、国際戦略コラムのHPに掲載されている。これによると、「日本は日米同盟を今後も保持していくべきか」という設問に対し、世界各国は(韓国も含めて)「賛成」とする国が多く、特にアメリカ自身は64%が賛成であった。
 唯一「反対」が圧倒的に多かったのは中国だ。アジアにおいて覇権を握るためには、日米同盟の存在が邪魔でしょうがないのだろう。しかし逆に言えば、アメリカさえいなくなれば、日本などとるにたらない存在、と考えているかのようだ。実際、アメリカ軍のプレゼンスがなくなれば、東アジアは中国のテリトリーになる可能性が高い。そうなれば、中国近海の資源争奪戦、領有権争いは現在以上に熾烈になる。それに対し、日本は憲法の制約上、攻撃用の武力はほとんどない。こういう嫌な現実があるというだけでも、日米同盟の存在意義は十分にあると思う。
 しかし私が最も気になったのは、日本では賛成25%、反対29%、分からない46%、という結果が出たことである。なんと、日米同盟の保持について反対の方が多く、賛成の割合は世界平均よりも遥かに下なのだ。日本政府は日米同盟堅持を大原則とし、新聞やテレビなど主要メディアもそれに対して一切否定せず、むしろ日米蜜月の推進派である場合が多い。それなのに、このアンケートの結果はどういうことなんだろうか? 
 やはり「同盟」などと言いながらも実質的には「アメリカのパシリ」をやらされているに過ぎないことを、日本人もうすうす感づいたからだろうか。日本にとって目に見えるメリットなど無いにもかかわらず、日本の経済構造や社会構造に対するあからさまな内政干渉を繰り返すアメリカと、それに抵抗できず従う日本政府に、いいかげん嫌気がさしたのかもしれない。いや、それよりももっと素朴に、「このままズルズルとアメリカ主導の戦争に巻き込まれそうだ」という危機感なのだろうか。よく分からない。番組では、コメンテーターもこの結果について見事にスルーしていた。(^^)
 アンケートの結果をよく見ると、日本人の回答は「よく分からない」が最も多い。東アジアは不安定な地域だからアメリカ軍は必要なのかもしれないが、本当にこのままアメリカべったりで良いんだろうか、と日本人も大いに迷っている姿がうかがわれる。確かに、私も現在の日本のあり方にはすっきりしないものを感じる。

絶妙ハンバーガー

2009年07月18日 17時08分59秒 | 食べ物

 今日はしんいち君と名古屋の栄に来ている。先ほど恒例の「2人で3時間カラオケ」が終わって、今はネットカフェで休んでいるところだ。
 昼食はセントラルパークにあるロッテリアで「絶妙ハンバーガー」なるものを食べてみた。今うわさになっている、もし不味かったら料金を全額返す、というハンバーガーだ。ロッテリアなどもう何年も行っていないが、話のネタに食べてみたくなったのである。味は、なかなか美味しいと思った。マスタードが入っており、私にとっては程よい辛さがあった。しんいち君には「辛すぎる」といって不評のようだが。しかしこれで半分以下しか食べず、本当に返金してもらう人など、ほとんどいないだろう。ロッテリアもなかなかうまい宣伝の仕方をする。
 ただ、良い材料を使っているだけあって、量の割に値段が高い。360円を出してもう一度食べたいか、と言われれば、ちょっと微妙だ。やっぱり私的には、「質より量」を追求したマクドナルドの「メガマック」の方が好きだ。健康には甚だ悪いため、頻繁に食べられないのが残念だが。(^^)

アーアーアーアンシン

2009年07月15日 22時49分24秒 | マイホーム

 建築中の私の家も、今日で壁の吹き付けが終わり、だいぶ家らしくなってきた。大工の作業は今週中にほぼ完了する予定である。10月に完成という予定であったが、実際にはもっと早く(9月か?)引き渡しができそうな勢いだ。引き渡しが済めばいよいよ引っ越しとなるが、今回は独身時代の引っ越しとは違って、かなり大がかりなものになりそうである。まだ先のことだが、引っ越し業者に依頼することになるだろう。
 引っ越し業者といえば、先日偶然に、すごい名前の会社を発見した。その名も「アーアーアーアンシン」だ。(^^) なんでこんな名前なのかというと、「アーク引越センター」やら「アート引越センター」と同じ原理で、電話帳で順番が先に来る名前だと、電話をかけてもらいやすいからだ。確かにこんな名前だと、これよりも先に並ぶ名前というはほぼあり得ないだろう。それにしても、半ば意地になって付けたような名前だ。どうしても「アーク」に順番で勝って先頭に立ちたかったのだろうか。
 いずれにせよ、あまりにも意図が露骨なネーミングのため、かえって「アンシン」できない業者だと私は感じた。いくら電話帳で先頭に立っているからといって、ここに依頼する気にはなれんな、私の場合は。実際にはどんな業者なのかは分からないけど。

セブンイレブンに告ぐ

2009年07月11日 16時19分17秒 | 時事

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090623-00000007-oric-ent
 私の家は日本経済新聞を読んでいるのだが、今日は新聞の1ページまるごと使って、セブンイレブンの大きな広告が載っていた。「みどりの基金」とやらで環境活動のための支援金が55億円集まった、ということがでかでかと書かれていた。いかにも「慈善事業をやっていますよ」というPRをして、企業イメージをアップさせようという意図がありありと見える。日経新聞にまるまる1ページの広告を載せるには、おそらく莫大な費用がかかっただろう。純粋に社会貢献をしたいのなら、ここまで派手なPRをする必要もなかろうに。(^^)
 環境活動もいいのだが、それより先にまだ食べられる食料を無駄に廃棄することをやめろよ。上の表によると、日本では1年で1135万トン以上の食料が捨てられているらしい。国民一人あたりで年間約100kgということか。このうち半分程度はリサイクルに回されるそうだが、それでも無駄に捨てられる食料は大変な量に上る。
http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/junkan-saisei2007/junkan-saisei2007.htm
 また、その一方で、こんなニュースもある。1135万トンの食料を10億人に配れば、一人あたり10kgは食べることができるなあ、などと余計な妄想をしてしまった。昔は「食べ物を粗末にすると罰が当たる」という言い方をよく聞いたが、今はあまり聞かないし、誰もそんなことを信じていない。しかしこんなことを続けていると、本当に日本人は罰を受けることになるかもしれない、などと思った。

地球温暖化問題

2009年07月09日 21時16分29秒 | 時事

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090709AT3S0900909072009.html
 主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)は8日夜(日本時間9日未明)、地球温暖化対策や核不拡散に関する首脳宣言を採択した。
(略)
 経済分野の首脳宣言では焦点の地球温暖化問題について、先進国が2050年までに温暖化ガスの排出量を「80%またはそれ以上削減する」との長期目標で合意した。世界の排出量を50年までに半減させる目標を打ち出した昨年の洞爺湖サミットから一歩踏み込み、新興国と昨年合意できなかった「50年までに半減」との目標共有を迫る。ただ中国やインドなどは半減目標に難色を示しており、先進国と新興国の合意は依然難しい情勢だ。
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 地球温暖化は重大な国際問題として大きく扱われるようになっており、10年以上前とは大違いである。実際、気候が年々暑くなっていることははっきり実感できるため、既に地球には深刻な影響が出ていることは理解できる。私が子どもの頃など、気温30度を超えることなどたまにしかなかったが、今では夏になるとほぼ毎日である。このままだと本当に南極の氷が溶けて、沿海部の大都市(東京、横浜、名古屋、大阪、など)が水浸しになるかもしれない。たぶん岐阜県は大丈夫だろうけど、そういう問題じゃないしな。
 ところで、上の表が各国別の二酸化炭素排出量だ。見ての通り、アメリカと中国だけで4割以上を占めている。つまり、アメリカと中国だけが真面目に取り組めば、何とかなる問題じゃないのか? 日本やヨーロッパがいくらがんばったところで、地球全体への効果はたかが知れてるだろう。まさに温暖化の主犯ともいうべきこの2国がやる気ゼロでは、地球の先行きも暗い。

爆笑問題のニッポンの教養

2009年07月05日 06時12分53秒 | テレビ

 少し前になるが、久しぶりに「爆笑問題のニッポンの教養」を見た。テーマが日米関係史だったからである。ゲストは、阿川佐和子の兄で慶応大学教授の阿川尚之氏だ。アメリカに対して厳しい目が向けられるようになった昨今の状況においても、あくまでも親米を貫く、というスタンスの人である。当然、太田と合うわけがない。例によって太田はゲストに向かって激高した。(^^) 最後まで話がかみ合ってなかったような気がしたが、なかなか面白くはあった。
 それにしても、議論をする時の太田のマナーはいつもひどい。この番組の他の回でも、他の番組(「太田総理」など)でもそうなのだが、自分の考えを論理的に整理していないし、それを人に分かるように論理的に説明する、ということもしていない。というか、まったくやろうとしていない。彼は数学がものすごく苦手らしいのだが、そういう筋道を立てて考えるようなことが苦手なんだろうか。それなりに知識はあるのだが、あれじゃお世辞にも知的に見えない。それとも、ゲストに本音を吐かせるためにネタとしてやっているのだろうか? なんか違うような気がする。
 太田は、こういうことをやるよりもコントや漫才をもっと作ってもらいたい。笑いについては天才なんだから。