Willow's Island

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産経新聞

2009年10月30日 05時53分11秒 | 時事

 実は新居に移ってからは、産経新聞を読んでいる。それまでは日本経済新聞を読んでいたのだが、やはり経済専門紙は読みづらいこと、ページ数が多く読まない部分がほとんどであること、購読料が高いこと、などの理由で、とるのをやめた。東海地方は中日新聞が圧倒的なシェアを誇っているが、私はもう基本的に読まないことにしている。なぜかといえば、仕事でちょっとした取材を受けたことがあるのだが、中日の記者には明らかに敵意むき出しで態度が非常に悪かったからだ。私は未だに根に持っている。(^^) 記事の内容が明らかに左翼がかっているのも、気に入らない理由だ。
 産経新聞はページ数が少ないのだが、私にとってはこの方がコンパクトで読みやすい。国際欄には現地記者からの短信がコラム風にして載っており、これが面白い。特にソウル支局長の黒田勝弘氏が書く記事を、私は毎回楽しみにしている。国際欄の他に良いのが、オピニオンのページだ。各分野の専門家からの意見が2ページに渡って掲載されており、なかなか面白いものが多い。
 ただ、やっぱり地方ニュースが載っていないので、その点だけが残念である。地方公務員としては岐阜県発のニュースも読むべきなんだけど、産経新聞では読むことができない。あと、記事の内容がかなり右に寄っており、やや親米的に過ぎる傾向があるので、注意しながら読むべきと思う。親中的な朝日新聞などは「中国の新聞か?」と揶揄されることがあるが、逆に産経新聞のこういう社説などを読むと、「これはアメリカの新聞か?」と思えてくることもある。

頼むから寝てくれ

2009年10月25日 06時19分19秒 | 子ども

 最近は私の娘も、不安定ながら歩くことができるようになった。言葉はほとんど発することがないが、いくつかの単語は理解できるようにもなった。子どもは日々成長しているのである。
 それはいいのだが、うちの子には一つ大きな問題がある。まったく寝てくれないのだ。寝る時間はいつも11時を過ぎており、私の方が早く寝てしまうこともある。嫁さんが(時には私も)必死に何時間も格闘して寝かしつけようとするのだが、少し寝てもすぐにパッと起きてしまう。嫁さんによると、真夜中でも2時間おきに目をさまし、母乳を求めて泣き叫ぶらしい。それで朝起きる時間はいつも7時から7時半の間である。しかも、昼寝はたいて1時間程度しかしない。つまり、睡眠時間が大人とほぼ同じなのだ。
 私は寝室で寝るからいいとしても、嫁さんは毎日本当に大変だ。「毎日寝てない気がする。夜中も授乳している記憶しかない。」のだそうだ。車に乗せて少しドライブすれば一旦は寝てくれるのだが、家に着いて布団に寝かせたとたんに目をさましてしまう。何か良い方法はないものだろうか?

どうなるんだ岐阜県

2009年10月24日 06時22分35秒 | 時事

 岐阜県の古田肇知事は23日、2011年度から県職員(一般行政職)の新規採用を2~3年間、見送る方針を明らかにした。また、自らの月額給与を10年度から3年間、3割程度削減する考えも示した。県は10年度から年間300億円以上の財源不足が生じる見込みで、厳しい財政事情を踏まえた措置と説明している。
 古田知事は23日午前、報道陣に「あと3年で現在約4500人いる知事部局の一般行政職員を4000人程度まで削減したい」と語った。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091023dde041010027000c.html
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 財政がひどい状態になっていることは知っていたが、ついにここまで来たか、という感じだ。新規採用が3年間ゼロ、知事給与も30%カット、と来て、一般職員の給与も来年から10%はカットされると思われる。
 それにしても、新規採用ゼロというのは賢明な方策とは思えない。これほど大きな組織を運営していくことを考えれば、若い人を育てていかないことは、県にとって将来に禍根を残すことになると思う。こんなことをしてまで切りつめなければいけないのか。このままだと岐阜県も夕張市と似たような状況に陥るのかもしれない。
 しかしなぜこんな状態になったのか。主犯はどう考えても、梶原拓前知事だろう。イベントの相次ぐ実施やら大きな建物の建設、といった県の身の丈に合わない愚策を繰り返したせいだ。特に大垣に建てたソフトピアジャパンという巨大な建築物などは、今でも大変な維持費がかかるくせに何の役にも立たず、県にとってお荷物である。さっさと民間に売却すればいいと思うのだが、建てた際に国に借金をしたため、それを返さないと売ることもできないらしい。
 やはり地方自治体の使命は、福祉、医療、教育、といった住民の生活を支える最低限のラインを守っていくことだと思う。税収の伸びが全く見込めない現在となっては、この最低限を守ることに専念し、余計な事業は一切排除していくしかない。

じゃりン子チエ

2009年10月18日 20時32分45秒 | テレビ

 今朝は娘にアニメでも見せてやるかと思い、ケーブルテレビの「アニマックス」というチャンネルに合わせていた。すると、昔なつかしい「じゃりン子チエ」が放送されていた。これは私もかなり好きだったアニメだ。原作も読んだことがあるが、これに関してはアニメの方が良かった。テツの声を演じる西川のりおが良い味を出していたせいかもしれない。中山千夏が演じるチエとの掛け合いは絶妙であった。大人になった今見てみても、やっぱり変わらず面白い。
 今日見た話は、チエの担任が父親である花井拳骨を連れてきて、拳骨はテツと別居していたヨシ江を引き合わせる、という内容であった。話の前半でチエの担任が古いアルバムをテツに見せ、「25年前の卒業式の写真ですよ」などと言っていた。それはテツが小学校を卒業した時の写真であった。つまりテツは25年前に12歳だったわけである。ということは、テツは37歳、ということになる。
 今の私がテツと同い年だったとは知らなかった。もう自分がテツの年齢に追いついてしまったというのは、何だか不思議な気がする。今の私よりテツの方がはるかにおじさん臭いように感じるのだが。昔の37歳といえば、大体あんなもんだったのだろう。

外付けDVDドライブ

2009年10月17日 16時10分16秒 | 機器

 新居に移ってからは、メインのパソコンをダイニングで、サブの古いパソコンを書斎で使っている。ところが書斎にあるノートパソコンというのが4年以上前に中古で買ったものなので、所々にガタが来ている。特に内蔵のCD-Rドライブがまったく機能しなくなったのには困っている。
 そこで私は、USBでつなぐことができる外付けのドライブ、というものがあることに気付いた。さっそく私はヤマダ電機へと車を走らせ、このDVRU20Eというドライブを購入したのである。買ったとはいっても、以前テレビやブルーレイプレイヤーを買った時に貯めたポイントを利用しただけなので、一銭も払わなかったが。
 家に帰って書斎のパソコンに接続してみたところ、簡単につなぐことができた。これで長い間あきらめていたソフトのインストールや、古い保存データの読み込み、ということが可能になった。CDを入れれば音楽を聴けるし、DVDを入れれば映画も見ることができる。まさに一石三鳥である。(^^)
 ・・・と思ったのだが、そう甘くはなかった。この外付けドライブ、やたらと音がうるさいのだ。電源を入れた時やディスクを入れた時だけではなく、その中に入れたディスクを利用している時は常に「ヴン、ヴーン・・・」という機械音がする。それもけっこう大きな音なので、DVDを見ていてもCDを聴いていても常に気になってしまう。
 どうにかならないものかと思い、思い切ってドライブを机の引き出しの中へ入れてみた。ドライブの後方には電源ケーブルとUSBケーブルが1本ずつ付いているため、もちろん引き出しは完全に閉めることができない。それでも可能な限り中へ押し込めることによって、どうにか気にならない程度に音を小さくすることに成功した。しかしこんな方法だと、ディスクを出し入れする時に非常に面倒である。他に何か良い方法はないものだろうか?

ノーベル平和賞

2009年10月12日 11時44分56秒 | 時事

 アメリカのオバマ大統領が、ノーベル平和賞を受賞した。このことについては、賛否両論あるらしい。どちらかといえば好意的にとらえる人が多いとは思うが、私はちょっと否定的だ。ノーベル賞委員会が発表した授賞理由というのが、下記URLにあるとおりである。
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20091009DXKF080909.html
 これがどうも納得いかない。「多国間外交を再び中心に据え、国連やその他の国際機関の担う役割を重視した。最も困難な国際紛争ですら、対話と交渉を解決の手段として優先させた。」などと言ってるが、こんなことは日本人なら(というか、アメリカ以外の先進国の人間なら)当然と考えていることだろう。この程度で授賞理由になるのなら、「友愛」を掲げる鳩山さんにも平和賞を与えてやってはどうか。(^^) そもそも、核廃絶だとか和平だとか言ってるだけでまだ何も実現してないだろう、オバマは。本音は国際協調外交うんぬんとかいう問題じゃなく、「ブッシュが消えた代わりに出てきたから」というのが本当の理由だろうな。
 しかしアメリカの大統領という個人が代わっただけのことで、世界ががらっと変わってしまうもんなのか。そういう期待ができるというのは、よく考えてみれば恐ろしいことである。アメリカで政権をとった者の態度いかんで世界がいかようにも変わる、ということだ。衰えを見せ始めたとはいえ、アメリカという国の強大な影響力、威信を改めて思い出させる。それに比べて、日本の総理大臣がいかにカスほどの影響力しかないか、ということも改めて実感する。(^^)

winny

2009年10月09日 21時34分38秒 | その他

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091008_320251.html
 ファイル共有ソフト「Winny」を開発・公開したことが著作権法違反幇助の罪に問われた金子勇氏に対する控訴審判決公判が8日、大阪高等裁判所で開かれた。小倉正三裁判長は一審判決を破棄し、金子氏に対して無罪の判決を言い渡した。
(中略)
 一審判決では、Winnyは価値中立なソフトだと認めた上で、価値中立なソフトの開発・公開が著作権侵害の幇助に問われるかどうかについては、慎重な判断が必要だと指摘。判断基準として、1)実際のソフトウェアの利用状況、2)それに対する開発者の認識、3)開発者の主観的対応――の3点を示し、金子氏はWinnyが違法に使われていることを知った上で開発・公開を行っていたとして、金子氏に罰金刑を言い渡していた。
 一方、控訴審判決では、ソフト提供者が著作権侵害の幇助と認められるためには、利用状況を認識しているだけでは条件として足りず、ソフトを違法行為の用途のみ、または主要な用途として使用させるようにインターネット上で勧めてソフトを提供している必要があると説明。金子氏はこの条件に該当しないとして、一審判決を破棄し、無罪を言い渡した。
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 かつてwinnyを活用しまくっていた私としては、妥当な判決が出たに安心した。著作権違反を引き起こすという問題はあるけど、winny自体はすばらしいソフトだと思うし、winnyが違法だというなら他のファイル交換ソフトもすべて違反ということになる。開発者を捕まえて有罪、というのはいかにも見せしめ的で、まっとうな司法判断とは思えない。
 しかし、著作権の問題というのは難しい。例えば、Aという人がBという友人に、自分が読み終わった本や飽きたCDをタダで与えた場合、これは著作権の侵害といえるだろうか? また、BがAには何も言わず、その本やCDをCという別の友人にあげた場合はどうか。いずれも、「著作権侵害」などとは言われないのではないか。winnyはこういったやりとりをネット上で行っているだけである。違いといえば、交換する者同士が友人や知人ではなく名前すら知らない間柄であること、現物ではなく電子ファイルであること、ぐらいだ。こう考えると、winnyを利用することが本当に著作権を侵害することになるんだろうか、という気がしてくる。
 だがそうはいっても、みんながwinnyばかりを使うようになったら、コンテンツ産業が育たなくなる、というのも本当だろう。winny自体は確かに価値中立なソフトなのだが、よく考えると、音楽、動画、ゲームといった有名な著作物以外のものをわざわざファイル交換しよう、などという人はほとんどいないのでは。コンテンツ産業を守っていくには、やはりどこかで線引きが必要なのかもしれない。

自治会

2009年10月06日 20時13分58秒 | その他

 こないだの日曜日は、全く休んだ気がしなかった。9時頃に朝食を食べていると、自治会の班長だという人が二人、いきなり訪ねてきた。自治会にはいつか入らなければいけないとは思っていたが、ついにその機会が向こうからやってきたのである。二人とも「当然、自治会には入りますよね」という雰囲気だった。もちろん断らない方がいいに決まっているので、「はい、お願いします」と答えた。その後、自治会の決まりや活動について1時間ほど説明を受けたのだが、日曜日の朝からずいぶんと気の滅入る話であった。
 私の住所が属する班は28世帯あるのだが、まずは自治会長の他にその28世帯すべてに挨拶に伺わなければならないらしい。もちろん強制ではないのだが、今後のことを考えると断れる雰囲気ではない。私は既に近隣だけなら挨拶を済ませていたので、残りの19世帯(自治会長宅を含む)に手土産を持参し、訪問して回らなければならない。案内は班長がしてくれるというのだが。
 それから、私と嫁さんは大忙しだった。急いで子どもを嫁さんの実家に預けて、自治会長とその他18世帯分の手土産を買いに出かけた。もし留守だった場合の置き手紙も用意しなければならない。身支度を整え、約束の時間が来ると私の車に嫁さんと班長二人を乗せて、挨拶回りに出かけた。まずは自治会長宅に伺ったが、その時に入会金として10万円を納めなければならなかった。それに加えて、各戸への手土産も用意しなければならなかったわけで、金銭的にも結構痛い。全部回り終わったのは、夕方の6時ごろであった。
 私は26になるまで親の家に住んでおり、自治会のことは親しか知らなかったし、自立してからもアパート暮らししか経験していないので、自治会のことはほとんど分からない。普通はどの程度のものなのか知らないので何とも言えないのかもしれないが、ここの自治会は実に面倒くさい。毎月定例会なるものがあって、夜の8時に公民館へ集合して、2000円を納めなければならない。基本的にこれを断ることはできない。しかも、行事も何やら毎月あって、可能なかぎり出席しなければならない。中には強制参加の行事もいくつかある。班長もいつかやらなければならないし、負担は相当なものになる。
 私も一人前の世帯主として扱われているということであり、自分が住む地域に貢献しなければならない、というのはよく分かるのだが、いかにも気が重い。何よりも私が納得いかないのは、「ゴミ捨て場は自治会の管理」という理由で、自治会に加入しなければゴミさえ堂々と捨てに行くことはできない、ということだ。生活をしていくためにゴミを捨てるのは最低限の住民の権利だと思うのだが、そのために自治会に加入しなければいけない、というのは何かおかしくないか? 自治会というのは強制加入じゃないはずなんだが。ゴミ捨て場ぐらい、市の管理でいいんじゃないのか。

結婚3周年

2009年10月02日 06時20分28秒 | その他

 昨日の10月1日は、3回目の結婚記念日であった。例によって嫁さんはすっかり忘れており、10月1日を「衣替えの日」としか認識していなかったようだが。去年はたしか、「ごみ捨ての日」とか言っていたような。それでも昨日は早めに帰って、子どもを預けて久しぶりに二人で外食した。可児市坂戸にあるMARINOというイタリア料理店だ。コースを頼むと大きいピザやパスタ、サラダバーやドリンクバーの他にデザートのケーキが3つも付くので、さすがに全部食べ切れなかった。とにかく量が多いので若い人に人気があり、来客は多かった。がっつり食べたい人にはお奨めの店である。このMARINOは東海ローカルの店だとばかり思っていたが、実はどうやら韓国にも進出していたらしい。しかも3店も。意外である。東京や大阪よりもソウルに目があると思ったのだろうか。
 思えばこの3年間は、新婚生活だけでなく、嫁さんの妊娠、子どもの誕生、子育て、土地の購入、新居の建築、引越し、など激動の3年間であった。この間には夫婦間の不和も何度かあった。あっという間だったような気もするし、ずいぶん長かったような気もする。しかしこれから続く長い人生を考えれば、まだまだスタート地点のようなものだ。いつか金婚式を祝えるほどに二人で長生きできれば良いが。