http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110626-00000001-scn-kr
<以下引用>
韓国青少年未来リーダー連合などが韓国国内の400校以上の中高校生を対象に実施した『青少年の国家観と安全保障観』調査によると、44.5%の中高校生が「現在の一番の敵は日本」と回答したことがわかった。環球時報が報じた。
第2位の北朝鮮は22.1%で日本の半数にも満たなかったほか、同盟国アメリカは第3位で19.9%、続いて中国が12.8%、ロシアが0.6%と続いた。韓国の中高校生は天安号事件や延坪島砲撃で関係が悪化している北朝鮮以上に、日本を最大の敵と見なしていることが調査で明らかになった。
韓国メディアの東亜日報は調査結果について、「日本による歴史の歪曲(わいきょく)や領土主権争いによって、韓国青少年の日本に対する印象が悪化し、最大の脅威と見なすに至った」と分析している。
一方、「天安号事件の原因は?」の回答には63.5%の学生が「北朝鮮の武力挑発」、12%が「分からない」と答え、「船体が海底の岩にぶつかった」との回答も3%あった。「北朝鮮が再び武力挑発してきたら?」との問いには、59.6%が「反撃などの強硬手段をとる」と答え、「太陽政策を推進する」との回答はわずか27.7%だった。このほか「分からない」も12.8%あった。
多くの中高校生が強硬な姿勢を支持しているものの、「もし戦争が起きたら?」の問いには58.8%が「海外に逃げる」と答え、「兵力として参戦する」は19.8%と2割に満たなかった。また「韓国に留まる」との回答も21.6%に過ぎなかった。(編集担当:及川源十郎)
<引用終わり>
なかなか面白い調査結果が出た。上の結果をまとめると、「韓国の主敵は日本であり、戦争となる可能性が最も高いが、もし日本と戦争になったら、恐れをなして外国へ逃げる」ということになる。(^^) 韓国の中高生に「そういうことでいいのか?」と尋ねると、真っ赤になって否定するだろうけど(笑)。
北朝鮮を敵とみなす中高生が少ない理由としては、サーチナの記事によると、「北朝鮮に対しては同胞という認識が強い」とのことだ。なかなか強い民族愛を感じる。これが韓国人の民族主義というものか。しかしそれなら、もし戦争が起こったときは、何よりも自国の同胞を守らなければならないはずで、外国へ逃げてる場合じゃないだろう。一体どういうことなんだ? なかなか理解が難しい。
それにしても、調査を実施した「韓国青少年未来リーダー連合」とはどういう団体なのか。公式ホームページ(韓国語のみ)を見てみたところ、政治的には保守系の団体であることは分かったが、なぜかこの調査については何にも触れられていない。400校以上も対象にした大掛かりな調査を実施し、結果をまとめるのに苦労しただろうに、公式HPで発表しないのは、どうしてなんだろうか? そもそも、この調査結果について真っ先に報じたのは、当の韓国のメディアではなく、環球時報やらサーチナやらという中国の報道機関である、というのもよく分からない。果たして上の記事、そのまま信じてもいいのかな・・・。