Willow's Island

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韓国ソウル・レポート2019年9月 Part 3

2019年09月29日 07時14分13秒 | 旅行

東大門(トンデムン)にある横断歩道で立ち止まって撮影。


清渓川(チョンゲチョン)。上の写真を撮った時に、同じ場所で方向を180度変えて撮ったもの。


東大門に来た目的はこれ。古本屋通りを訪れるためだ。おびたたしい量の古本であふれているが、置いてある本の種類といえば、ほとんどがここ10年程度の間に出版された子どもの教育用の本だとか、参考書だとか、実用書の類ばかりだ。一体誰が買うんだろうか。私は結局、ここで1冊も買わなかった。


古本屋の店内はというと、こんな感じだ。本を大量に平積みにして紐で縛ってあるだけだ。バラ売りするつもりはなく、縛ってある分だけまとめて買えということだろうか。しかしこれではどういう本なのか分からないし、値段も分からない。古本を売っているというより、廃品回収で捨てられた本の束をそのまま置いてあるだけのように思える。そもそも、ここにいる店主たち(爺さん婆さんがほとんど)は、商売の仕方をまともに分かっているとは思えない。やたらと「何を探しているのか?」と聞いてくるので、「80年代の韓国の漫画がほしい」と言ってみたが逆に「そんなもの探してどうするんだ」とか言われてしまった。古本屋街の連中がこんな風だから、わざわざソウル市が公営の古本屋を始めた、ということかもしれない。


地下鉄・市庁(シチョン)駅の構内だったか忘れたが、ご丁寧にも竹島のジオラマが飾られていた。


弘大入口(ホンデイック)駅周辺にて。こういう街を見ることが、ソウルへ来た目的の一つだった。


壁にはなぜか、亀仙人の絵が。しかしよく見ると、微妙に目が違う。


弘大入口(ホンデイック)駅前の通称「歩きたい通り(コッコシップンコリ)」。若者の街らしい現代的なセンスを感じる。


歩きたい通り(コッコシップンコリ)には多くの飲食店だけでなく、緑も多かった。


歩きたい通り(コッコシップンコリ)の大通りにある飲食店の前で、試食コーナーがあった。しかしあろうことか、付近にいる鳩が寄ってきて、試食のチキンをついばんでいるではないか! この鳩が去った後、知らずに来た客が本当に試食したらどうするつもりなのか。しかも店員と思われる者が近くにいたのだが、放置したままだった。「Try it!」じゃねー(--;)。一見洗練されているように見えるが、こういう所がまだ韓国だ。


新大久保にも支店があるというbbqチキンの店内にて。メジャーなチェーン店とのことだが、客は私一人しかいなかった。ヤンニョムを使った甘いタレ付きのチキンを食べたが、ヤンニョムの臭いが強すぎていまいちだった。しかも出てくる量が多すぎて、食べ切れなかった。一人で注文するものではなかったのかもしれない。料金は2万2千ウォンもした。高すぎる。


空港鉄道A'REXの車内で、「竹島は韓国の領土であり、日本の主張は間違っている」という主旨の政府広報が流されていた。日本人旅行客も利用する鉄道の車内でこのようなものを流す神経も腹立たしいが、それ以上に理解しかねるのが、こういったものを流すのに韓国語と英語のみが使用されていることだ。日本が誤っているという自信があるのなら、それを堂々と日本語で書いて日本人観光客に訴えればよいではないか。こういう広報一つとっても分かるが、韓国の外交はいつもこうだ。日本と真正面から向き合わずに、特に関心があるとは思えない第三国に対してコソコソと洗脳工作をし、「国際世論」とやらを形成しようとする。日本政府を論破するだけの自信が無いから、こういうことをやるのだろう。姑息以外の何物でもない。

韓国ソウル・レポート2019年9月 Part 2

2019年09月23日 10時28分13秒 | 旅行

仁寺洞にて。なぜか法輪功がビラ配りをやっていた。中国では弾圧されるから韓国で宣伝しているのだろうか。


ソウル特別市による公営の巨大な古本屋、本宝庫(チェッポゴ)。韓国の70年代、80年代の雑誌もたくさん置いてあり、非常に面白かった。カウンターでは様々な飲み物も売られており、くつろげるスペースも用意されていた。ここで買った本については後日、紹介記事を載せようと思う。


韓国の昔の漫画は思ったほど多く売られていなかった。あったとしても10冊以上のまとめ売りが多く非常に高価だったので手が出しにくかったが、ごく一部にはバラ売りが残っていた。それが上の写真なのだが、期待どおりのブツを1冊だけ発見!(笑)。いわずと知れた「銀牙」のパクリ本である。作者の「ファン・グムチョル」って誰だよ。高橋よしひろ先生に謝れ(笑)。


新沙(シンサ)にて。韓国では最近、レンタサイクルが流行っているようだ。「肉体労働者の乗り物だから」と言って自転車に乗ろうとしなかった(乗れなかった)人が大半を占めていた時代が嘘のようである。


夜のカロスキル。若者たちで賑わっていた。


新沙のお洒落なカフェ。客は私以外に1人しかいなかったが。ここの店員に「BLTサンドイッチあるか?」と聞いて「売り切れだ」と言われたが、実際には売られていた(実際に買えた)。外見はお洒落でも、店員のレベルは日本よりはるかに低いようだ。


再びチョンノ3街にて。Part 1 の最初の写真の夜バージョンだ。夜になると飲み屋街に変わるようで、大変な賑わいであった。


セファ・ホステルの私が泊まっていた部屋。狭いが、一人旅ならこれで十分だ。空調もよく効いていた。しかしトイレは、紙を流すことができず、ゴミ箱に捨てなければいけないのが嫌だった。韓国の古い旅館は未だにこんな感じだ。早く改善されないものか。


地下鉄・鶴洞(ハクトン)駅の通路にて。スンヨンの大きな広告を発見! DSPメディアの建物が近くにあるせいだろうか? もう契約も終わって脱退したはずだが。


DSPメディアの社屋。偶然にも、女性の社員さん(?)が入っていく所を見かけた。


DSPメディア付近の町並み。芸能事務所が建っている場所にしては、静かな感じだった。


近辺にはなぜか日本食の飲食店が多かった。

まだ続きます。

韓国ソウル・レポート2019年9月 Part 1

2019年09月22日 06時51分45秒 | 旅行

チョンノ3街にて。11年ぶりに訪れるソウルの狭い路地だ。飲食店の生ゴミ(?)が出す強烈な臭いが、いかにも韓国に来た、という実感を持たせてくれる。


私の泊まったセファ・ホステル。建物や設備は古くて一泊三千円強であるが、サービスの良い旅館だ。一人旅をするならお勧めである。wifi完備なので日本から持ってきたスマホも使えた。


これもチョンノ3街。元々は古い家屋の並ぶ下町のような場所だったのだろう。今はそうした古い家屋を利用したお洒落な店が並ぶようになった。韓国ならではの都市近代化というべきか。


チョンノ3街駅周辺にて。この辺りは人通りも多いのだが、なぜか一人で肉体パフォーマンスをする爺さんがいた。


カラオケバーの広告か。韓国ならではのレトロ趣味だ。


昼食のために入った韓国トンタッ 鍾路3号店にて。一つ食べてしまった後だが、一皿に5,6ピースもチキンが載っている。しかもシンプルな調理ながら、かなりうまい。これで400円程度だ。安い! チキンを食べるなら最高にお薦めの店である。客層は地元のおっさん、おばさんばかりで少しやかましいが。


店内の壁にIUのポスターを発見。その隣は、店長の娘さんから贈られた絵だろうか。


仁寺洞(インサドン)にて。野外劇場で伝統劇のようなものをやっていた。


11年ぶりに訪れる仁寺洞だが、ソウルの他の街と同じように随分と現代化されてしまった。古風な町並みが魅力だったはずなのに・・・。


仁寺洞には韓服(ハンボク)を着て歩く若者が多かった。そういうサービスがあるのだろうか。犬山の古い町並みで浴衣を着て歩く若い女性が多いのと同じような感じかもしれない。


仁寺洞のショッピングモール、サムジキル。韓国でお土産を買うなら、やっぱりここだ。韓国的で、なおかつ現代的な可愛らしさのある小物がたくさんある。私はここで、娘用にはKim Ji-hyukのイラストやシールの入った小箱を、妻用には真珠付きの髪飾りを買った。


サムジキルには「うんこパン」なんてものを売っている店があった。韓国で今流行っているのだろうか? 私は買わなかったが。

まだ続きます。

ソウル・チョンノ3街より

2019年09月15日 21時49分47秒 | 旅行
 今日は疲れたので手短に。
 今はソウルのチョンノ3街にある「セファ・ホステル」という安宿にいる。しかし泊まるのは日本人がかなり多く、日本語がよく通じてサービスも良い。さすが楽天トラベルが薦めるホテルだけある。
 今日はさっそく仁寺洞、チェッポゴ(本宝庫)、新沙(シンサ)などに行ったが、ソウルはますます洗練されてるな、と感じた(詳しくは後日書きます)。市民の成熟度とか政治のレベルとかはともかく、少なくとも都市文化は完全に先進国になったようだ。
 昼食は、韓国で馬鹿みたいに増殖したというチキンの店で食べてみた。すると、ケンタッキーに劣らないほどうまく、量も多くてかなり安かった。これにはちょっと感動した。

11年ぶりに韓国へ行く

2019年09月13日 19時37分39秒 | 韓国

 実は連休を利用し、明後日の15日から16日の一泊で、韓国のソウルへ行くことにした。韓国へは若い頃は頻繁に旅行していたが、2008年の秋を最後に11年ずっと入っていなかった(禿げ野郎アキヒロのせいである)。これで通算12回目の訪韓となる。
 日韓関係がこんな状態の中でいったい何を考えてんだ、と思われる方も多いだろう(実際私もそう思う)が、それでもあえて行くことにしたのだ。
 実はこれにはきっかけがある。私は夢を見ても覚えていることがほとんどないのだが、先日、ひどく鮮明な夢を見た。妻の許しを得てほぼ日帰りで韓国へ行って急いで帰ってくる、というものだった。表向きはもう二度と韓国など行くものかと言っていたのだが、本心ではいつか機会を得てまた行きたいと思っていたのだ。これが偽らざる本音だったといことだ。
 だからといって韓国に金を落とすのは果たしてどうか、と自分でも思うのだが、よくよく考えてみれば韓国の経済状態はかなりひどいらしい。それに比べ日本は消費税という不安要素があるとはいえ、経済は比較的堅調である。そんな中、私が格安航空券と安ホテルで一泊の旅行をしたところで、影響などゼロに等しいだろう。そう思うことにした。
 実際、航空券はかなり安く手に入れることができた。Trip.comで大韓航空の、かなり時間的にも条件の良い航空券が32000円台で 買えたのである(一泊二日のみだがたっぷり時間がとれる)。 今は日本から韓国へ旅行に行く人もかなり減っているせいで、航空券は安く手に入るようだ(だからこそ、私一人が行ったところで影響などない)。これはまさに、今が旅行に行くチャンスだということを示しており、私が韓国に行くことを決めた第2の理由である。
 それから、よく考えれば、今年の4月に私は5年間に及ぶきつい勤務の結果、昇進できて地元に戻ることができたのだった。そんな自分へのご褒美というのを、まだやっていなかった気がする。だからこれぐらいやっても罰は当たらないのではないか? これが第3の理由である。
 とにかく、6年前にシンガポールへ行って以来、非常に久しぶりの海外だ。今から何だかドキドキする。仁寺洞、弘大、新村、そしてカロスキル(今回が初めて)などへ行って、妻や娘のために何かかわいいものを買ってこよう。ソウルは女性受けする商品を扱う店がかなり多い街だと思う。
  私自身は、ソウル市が運営する新しくできた巨大な古本屋「チェッポゴ(本宝庫)」に行くことを非常に楽しみにしている。