Willow's Island

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2013年 私的10大ニュース

2013年12月31日 19時54分15秒 | その他


第1位 妻が第2子を身ごもる(8月)
 順調に行けば、次の5月頃に生まれる予定。実は、ここまで来るのにずいぶんと苦労したのである。

第2位 元同僚の後輩が上司のパワハラにより自殺(1月)
 あまりに衝撃的な事件であり、彼の葬儀にも行った。つらくて涙が出たのは、本当に子どもの頃以来だった。

第3位 第2次安倍政権が始動(1月~)
 ひどすぎる民主党政権から脱し、大きな変化が日本全体に巻き起こった。周辺国に対してはまさに「捲土重来」の1年であった。

第4位 シンガポール旅行(8月)
 実に5年ぶりの海外旅行であった。ここ5年以上は夢見ていた「海外一人旅」を実現したのである。

第5位 妻が仕事を退職(4月)
 妻が専業主婦になったということは、家計を支えるのは私一人の責任になったということだ。

第6位 家族で東京旅行(5月)
 初めてヒルトンホテルに泊まった。優雅な旅行になるはずだったが、東京の強烈な人ごみには辟易した。

第7位 埼玉県和光市で研修(10月)
 5月には思うように行けなかった東京の街を散策するつもりであったが、夜しか行動できなかったのが残念。

第8位 コミュファ光に乗り換える(11月)
 4年以上利用してきたケーブルテレビにはお別れし、月額2,000円以上は安くなるコミュファに乗り換えた。

第9位 二人で5時間連続カラオケを達成(12月)
 33曲以上の歌を少しも迷うことなく選曲し、難なく歌うことができたのは、我ながら大したものだと思う。

第10位 特別昇給(12月)
 突然上司に呼ばれ「特別昇給」の辞令を受けた。しかし喜んだのも束の間、普通の昇給と1,500円しか違わないことが判明。

永遠の0 映画版

2013年12月30日 14時47分22秒 | 映画

 昨日は小牧コロナで映画「永遠の0」を見た。あの長い原作をうまくまとめたなあ、と感じた。映画として、かなり面白い。
 私も主人公の宮部久蔵と同じく、妻と幼い娘がいる。彼女らを残して絶対に死ぬわけにはいかない、という気持ちは痛いほどよく分かる。それだけに、最後にアメリカの軍艦へ特攻として突っ込んでいく、宮部久蔵(岡田准一)の気迫あふれる眼差しには、強烈なインパクトがあった。
 こういうのを見ると、靖国神社に参拝することの大切さが理解できる。先の大戦で犠牲となった数多くの兵を祀る施設が靖国神社しかないというのであれば、やはり公的な立場にある者が参拝することは間違っていない、と思うようになった。
 それにしても、少し驚いたことがある。この映画の「製作委員会」に、なんと朝日新聞社が名を連ねていたのだ。朝日新聞といえば、小説「永遠の0」において「高山」という嫌味っぽい記者が属する新聞社が、朝日新聞ではないかと言われている。この高山という新聞記者は、小説において明らかに「悪役」のような扱いを受けていた。作中に出てくる特攻の生き残り(大企業の会長)は「君の新聞社(朝日新聞?)は信用できない」などと言っていた。著者の百田直樹氏も、明らかに朝日新聞を嫌っていると思うのだが・・・。読売や産経ではなく、なぜ朝日(それから中日新聞と日経も)が映画「永遠の0」の製作に関わったのだろうか。

安倍総理が靖国を参拝

2013年12月27日 00時22分30秒 | 時事

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131226/plt1312261820006-n1.htm
 安倍晋三首相は26日午前、東京・九段北の靖国神社を電撃参拝した。第2次安倍内閣の発足1年の節目に、「国家のリーダーが、国のために命を捧げた方々に、尊崇の念を表するのは当然だ」という政治信念を貫いた。中国や韓国を念頭に、春と秋の例大祭に真榊(まさかき)や玉串料を奉納する「抑制的対応」を続けてきたが、中韓両国が「反日」姿勢を崩さず、首脳会談にも応じる気配がないため、正面突破する道を選んだようだ。

 安倍首相は26日午前11時32分、モーニング姿で靖国神社に到着した。報道陣約150人が見守り、厳重な警備が敷かれるなか、穏やかな表情で、本殿に昇殿する形式で参拝した。「内閣総理大臣 安倍晋三」名で白い花も献花した。現職首相の靖国参拝は小泉純一郎元首相が2006年8月15日(終戦記念日)に参拝して以来、7年4カ月ぶり。

 首相はまた、靖国神社内にある鎮霊社にも手を合わせた。鎮霊社には、靖国神社に合祀されていない、全世界の戦死者・戦禍犠牲者が祀(まつ)られている。
<以下略>

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 年の終わりになってついに「キタ―――(゜∀゜)―――― !!」という感じである。私は靖国参拝など積極的には支持しない者であるが、「中韓にひるまない日本」を見せ付けるという意味では、やってよかったと思う。中国にしろ、韓国にしろ、どうせこれ以上関係が悪くなることないのだ。安倍総理が思うようにやればよい。だいたい、韓国はこの件に関係ないだろ。日本と韓国は戦争などしていないのだから、いわゆるA級戦犯がどうであろうが、韓国がどうこう言う問題ではない。
 しかし安倍総理は、なぜ今、参拝したのだろうか。総理に就任してからちょうど1年であり、就任1年以内には参拝しておきたかった、ということなのかもしれない。それから、韓国軍に銃弾を提供したにもかかわらず、逆に文句を言われたことから、「こいつらにはどんなに配慮したところで全く無駄だな」と悟った、という可能性もある。
 これも推測だが、産経新聞の影響もあったのかもしれない。安倍総理が自宅で購読している新聞は、産経新聞だけなのだそうだ。その産経新聞の12月25日(参拝の1日前)の「正論」というオピニオンコーナーにおいて、日大の教授が「総理はぜひ年内に参拝を」と主張していたのである。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131225/plc13122503100002-n1.htm
 この中で「戦没者の慰霊・追悼と戦争に対する歴史評価とは次元が異なる問題だ」という記述がある。確かにこれは説得力がある。そもそも、戦没者の慰霊と、歴史認識がどうであるかは、別問題であるはずなのだ。安倍総理は、この当たり前の真実を紙上で目にして、背中をポンと押されたような気分になり、翌日に参拝することを決めた、ということなのかもしれない。

<2013年12月30日 追記>
 この靖国参拝によってまた反日デモが起きるかと思ったが、逆に中国はそういったデモを押さえ込もうとしており、実際に大きなデモは中国で起きていないようだ。中国は反日デモをやっている場合ではないほどに社会不安におびえているのだ、ということがよく分かる。それと同時に、反日デモが発生するかどうかは、やはり中国政府のさじ加減次第にすぎない、ということが明白になった。日本政府がどう行動するかどうか、が要因ではないということである。
 韓国では小規模な反日デモが発生したようだが、それよりもパク・クネ退陣を求めるデモの方が大きかったそうだ。(^^)

<2015年5月21日 追記>
 今さらであるが、上に書いた記事本文は撤回したい。1年半経ってみて分かったが、やはり首相による靖国参拝など、日本の国益にとって百害あって一利なしである。何のためにもならないから、明らかにやめた方がよい。天皇陛下でさえ自粛しているのに、首相ごときが参拝してどうなるのか。中国に付け入る隙を与え、中国を利することにしかならないことが明確になった。

韓国軍に銃弾提供するも、返ってきたのは非難

2013年12月25日 21時47分28秒 | 韓国

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131225/kor13122521000002-n1.htm
 【ソウル=加藤達也】南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊から韓国軍への銃弾1万発の無償提供が韓国側の要請によるものだと日本政府が公表したことに対し、韓国政府が日本政府に外交ルートを通じて「政治的に利用している」と強い遺憾の意を伝えたことが分かった。韓国紙の朝鮮日報が25日、報じた。

 記事では、韓国政府高官が「国連南スーダン派遣団(UNMISS)を通じ、迂(う)回(かい)して支援を受けたにも関わらず、日本側は軍事的な役割の拡大につなげようとしている」と不快感を示したとした。さらに、この遺憾表明を日本側への「警告」だと主張した。
<以下略>

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 まさに期待どおりの反応だ。韓国なら必ず言うだろうと思っていた。日本が韓国軍に銃弾提供したことによって日韓関係が回復に向かう、などと言っていた馬鹿もいたような気がするが、いいかげんに学習してほしいものである。
 なぜ韓国がこのような対応をするのか、簡単に想像がつく。外国に銃弾を提供したことがきっかけで日本が武器輸出三原則を見直す動きにでもなれば、その動きを作ったのは韓国軍ということになるわけで、そのことを韓国内のマスコミに叩かれ、またヒートアップした世論によって収拾がつかなくなることを恐れたからだ。少なくとも政府は、日本に対して強く出ているように見せなければならない、というわけである。外交常識がどうこう以前に、人間としての常識が通じる国ではない。
 しかし、当然ながら真実は違う。韓国軍から自衛隊に対して明確な依頼があったことは、以下の記事からも明白だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20131224-00000057-nnn-pol
曰く、
 南スーダン派遣施設隊長・井川賢一1佐「(現地時間の)12月22日、22時45分頃、韓国隊の部隊長、コ・ボンジュン大佐より直接、電話がありました。(宿営地の)まわりは敵だらけであり、現在、弾薬が不足している。なお、敵については北からの逐次増員が確認されている。1万発の小銃弾を貸してくれないかという、差し迫った要請があった」
 ということである。個人名や時刻まで具体的に述べられているのだから、韓国政府が言うように「銃弾は足りている」とか「日本ではなく国連に依頼した」というのが嘘であることはよく分かる。
 こういうことがあるたびに思うのだが「日韓の共通歴史認識」など絶対に不可能であることを再認識する。ごく最近でも日韓議員連盟が「共通の歴史教科書を作る」とか言っていたが、はっき言って馬鹿すぎる。わずか数日前のことでさえ互いに言ってることが食い違うのだから、日韓併合がどうであったかなど、共通認識ができるわけもなかろう。こんなことも分からんのか。

<2013年12月30日 追記>
 昨日見たテレビ番組で、コメンテーターが「韓国というのは、ほんの二十数年前に民主政治が発足し、十数年前に経済破綻したような国なので、日本と同列に考えることのできる普通の国ではない」だとか「戦前は35年間も日本に支配され、戦後も日本人に差別され続けたというコンプレックスが韓国人には強く残っており、今に至ってもそういった感情(センチメント)を抜きに韓国社会を見ることはできない」というようなことを言っていた。まあ、確かにそのとおりであり、結局はそういうことにつきるんだろうなあ、と納得した。

2人で5時間ぶっ続けカラオケ

2013年12月22日 22時35分08秒 | その他












 昨日はしんいち君と栄で忘年会だった。もちろん、例によって今回も長時間カラオケを敢行した。前回は「4時間40分」だったので、それを上回ることが目標であった。そしてついに、新記録の「5時間ぶっ続け」を達成したのである。数えると67曲ある。一人あたり33曲以上歌ったことになる。さすがに少しつかれたが、まだまだ余裕で歌えるな、と思った。
 我々が歌った曲目は上のとおりである。ただし、順番は上からではなく、下から順になっている。つまりKARAで始まり、SKE48で終わった、ということである。

クネの無能ぶりが、ついに韓国内でもばれる

2013年12月18日 00時47分31秒 | 韓国

http://www.j-cast.com/2013/12/17191978.html?p=all
朴槿恵外交、誤算続き「最大の危機」 韓国有力紙も「四面楚歌」「日本と協力を」

朴槿恵大統領は「最大の危機」に陥った――韓国メディアが警戒感を募らせている。政権の看板となる「朴外交」が、就任1年を前に壁にぶち当たりつつあるからだ。

朴大統領は2013年、日本を除く世界各国を精力的に回り、実に31度の首脳会談をこなした。日本側からは「反日」「おばさん外交」といった揶揄が目立つものの、韓国内では、

「米・中・露など半島周辺の大国首脳と精力的に会談、特に中国と友好関係を結ぶことで、北朝鮮に圧力をかけるとともに、米韓同盟に偏らない『均衡外交』を実現した」(聯合ニュース)

などと称賛され、50%を超える高支持率の源泉となっていた――はずだった。

防空識別圏、北朝鮮暴走で「狂った」シナリオ

しかしこうした「成果」の数々が、ここに来て次々とひっくり返り始めた。

まずは中国だ。習・朴会談などを通じ親密さをしきりにアピールしていたにも関わらず、防空識別圏問題では「北東アジアのバランサー」どころか完全に「子ども扱い」に。協議でも譲歩を引き出すことができず、日本ともども主導権は米中に握られっぱなしだった。

北朝鮮でも突然の張成沢粛清で、情勢が一気に不安定化した。今回の処刑は中国の意向を無視した「暴走」だったとされており、中国に頼った抑え込みの限界も同時に露呈した格好となった。

そして米国からは、中国への接近と日本との軋轢にたびたびクギを刺されている。特に12月6日に訪韓したバイデン副大統領からは改めて日本との関係改善を促されるとともに、「米国の『反対側に賭ける』ような行動は好ましくない」と、米韓同盟への回帰を強く迫られた。さらに日本の集団的自衛権問題では、韓国世論がしきりに反対を叫んだにもかかわらず米国はあっさり賛成し、朴外交は完全にメンツをつぶされた。

「ユーラシア・イニシアティブ」計画をぶち上げ、トップセールスを成功させるなど、外面は華々しかったものの、安保面では「誤算」が続いた朴外交に、韓国内の識者も、

重要で難しい問題は避けながら、簡単な話ばかりを強調して『優雅な外交』をしている」(金峻亨・韓東大学教授)

などと採点は辛口だ。

朝鮮日報も「千年恨」外交の転換要求

好意的だったメディアの論調にも、変化が見え始めた。メディア評論を主体とする韓国紙・メディアトゥデイの表現を借りれば、

朴大統領の外遊に賞賛一色だったメディアも、(ここ最近の東アジアにおける)国際的危機に『答えを示せ』とわめきたてており、リーダーとして最大の危機にあるとさえ叫ばれる

という状況だ。「四面楚歌」――そんな言葉さえ飛び出す。

その中で、日本との「協力」を論じる声が改めて高まっている。「防空識別圏問題で軍事衝突の可能性が高まり、張成沢を処刑した北朝鮮がいつ暴発するかわからない状況では、両国の断交はどちらにも得にならない」(韓国日報、16日付社説)、つまりは「反日どころではない」というのがその理由だ。

以前から朴大統領に対し対日融和を促してきた大手紙・朝鮮日報は、3日付のコラムで東アジア情勢に危機感を露わにしながら、

「韓国も、昔の被害を永遠の債務にする発言や行動に出るのは決して成熟した態度ではないこと、そうした発言などは今や国際社会の一員に加わる国・国民・指導者にふさわしいものではないことを、熟知することが望ましい」

と、朴大統領に「千年恨」外交を転換し、日本との関係を改善するよう重ねて求める。朴政権に好意的だった中央日報も16日、

「不明瞭な外交を繰り広げ米国と中国の両方に捨てられ孤立することもしかねない局面」 「周辺国との善隣外交、バランス外交の展開が必須だ。特に同じ境遇にある日本との協力も拒んではならない」

とする文正仁・延世大学教授の論考を掲載するなど、中国への警戒を強めるとともに、日本への接近を唱えた。

両紙と並ぶ三大紙・東亜日報も17日付社説で、「狂暴な金正恩第1書記に核兵器を握らせてはならない」とし、日本を含めた各国との協力が不可欠、との認識を示している。

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 あまりにも面白い記事なので、これも長いが全文を引用してしまった。私に言わせれば、「今さら気付いたのか」という感じである。クネの恥ずかしい「告げ口外交」に高評価を与えていたとは、韓国人というのはつくづく救いようのないアホなんだと再認識した。サムスンなど少数の企業が儲かって、K-POPが外国で少し流行っただけのことで、自国が大国にでもなったと錯覚したのだろうか? 何が「バランサー」だよ(笑)。身の丈に合わない外交は、自分の首を絞めるだけだというのに。
 ともかく、クネの支持率にとって唯一の得点源である「外交」でさえ、無能ぶりがばれてしまったようだ。こうなっては、任期をあと4年も残しながらも、いきなり「レームダック」になるしかない。これからはクネも、地獄のような日々が続きそうである。(^^)
 ところで韓国の主要メディアは今になって「日本と協力を」とか言い出したようだが、もう無理だろう。日本の世論は確実に「韓国なんぞ、どうでもよい」という方向に向かっている。何が「同じ境遇にある日本」だよ。まったく違うだろ。いっしょにすんな。

<2013年12月30日 追記>
 安倍総理の靖国参拝によって「日本との協力」とやらは不可能となったようである。(^^) これは良いことだ。韓国が日本に何を「協力」するつもりだったのか分からないが。というか、そもそも韓国が日本に協力できることなんてあるのか?

張成沢の処刑から見えてくるものは・・・

2013年12月14日 22時43分53秒 | 時事

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303747904579255230125681614.html
 北朝鮮は13日の早朝、金正恩第1書記の叔父で同国の実質ナンバーツーだった張成沢・前国防委員会副委員長(67)を処刑したことを明らかにした。北朝鮮の国営メディアは2700文字を超える公式文書を読み上げ、処刑の理由について詳細に説明した。この文書は北朝鮮の治安機関、国家安全保衛部が12日に開いた特別軍事裁判で明らかにしたものだという。

 文書の要点は以下の通り。

――張氏は「朝鮮労働党と国家における最高位の権力を掌握するという野望のもと、あらゆる種類の陰謀と卑劣な手段を使い、国家転覆を謀るという憎むべき罪を犯した」

――「犬にも劣る見下げ果てた人間のクズの張は、党と指導者から受けた温かな父性愛と深い信頼に対し、背信行為で報いるという非常に忌むべき罪を犯した」

――金正恩氏が党中央軍事委員会の副委員長に選出された際、「彼(張)はしぶしぶ起立し、うわの空で拍手をするという非常に無礼で横柄な態度をとり、軍関係者と国民の激しい怒りを買った」

――「張は敵から買収されている若者の脱党者や反逆者のグループの一員となることで、北朝鮮の青年運動に深刻な害を及ぼした。そういう若者が明らかになり、党による断固とした粛正が行われた後でさえも、彼はそうした手先を援助し、党や国家の組織の中で重要な地位につかせた」

――「彼は自身が率いる政治組織の部下を大きく増やすことで国事のすべてを掌握し、行政当局や国家機関へ触手を伸ばすことに躍起になっていた」

――「彼はひどく無分別だったため、金日成氏と金正日氏を描いたモザイク画と、彼らによって与えられた導きを示すための記念碑を大同江タイル工場が建てることを妨害した。さらに言えば、彼は朝鮮人民内務軍の部隊宛てに送られた金正恩氏の直筆の手紙を天然の御影石に刻み、それを司令部の建物の前に設置してほしいという、部隊の兵士全員からの要望をはねつけた。彼はそれを日の当たらない片隅に設置するよう指示するほど無神経だった」 

――「党と国家で最高位の地位につくため、まず首相になるという空想を夢見て、内閣を不能に陥らせるために、主要な経済分野を自身が率いる政治組織に掌握させた。こうしたやり方で北朝鮮の経済と国民の生活を手に負えない破滅的状況に追い込んだ」

――「権力を乱用し、金日成氏と金正日氏が設立した首都の建設に関わる業務システムを弱体化させた。このため建築資材が減り、数年でがれき同然になるようなひどいありさまになった」

――「彼は自分の言いなりになる人に、石炭や他の貴重な地下資源を手当たり次第に売るよう指示した。その結果、彼の友人たちは莫大な負債を背負わされ、ブローカーに騙されることになった」

――「張は、そうした債務の返済を口実に、羅先経済特区の土地を外国に50年の期限付きで売却した昨年5月の背信行為について、良心の呵責もなかった」

――「2009年に無謀にも数千億ウォンもの紙幣を発行し、深刻な経済の混乱と国民の不安を招いた裏切り者の朴南基の背後で糸を引いていたのはまさしく張だった」

――「張は自身の政治的欲望を満足させるために必要な資金の確保を目的に、さまざまな口実の下でせっせと資金作りに励み、不正行為や汚職に手を染めた。彼はこうして私たちの社会に怠惰で無関心かつ規律のないウイルスを率先して広める役割を果たした」

――「彼は秘密の組織を立ち上げ、銀行から巨額の資金を得て、国の法律を無視してレアメタルを購入した。彼はこうして国の財政管理システムに大きな混乱をもたらすという国家反逆罪をはたらいた」

――「彼は2009年以降、あらゆる種類のポルノ写真を仲間に配り、退廃的な資本主義者のライフスタイルを私たちの社会に持ち込んだ。彼は自堕落で腐敗した生活を送り、行く先々で浪費した」

――「彼は2009年だけでも、少なくとも460万ユーロ(約6億6000万円)を秘密口座から引き出し、外国のカジノで浪費した」

――「張は権力に対する欲望に見境がなかったため、軍隊を動員すればクーデターを仕組むことに成功するだろうとの愚かな計算から、人民軍にさえその触手をしつこく伸ばした」

 公式文書は次の言葉で結ばれている。

 国家安全保衛部による特別軍事裁判は、観念的に敵と自分を連携させることによって国民の権力を破壊しようとした張容疑者による国家転覆の試みは朝鮮民主主義共和国の刑法第60条が規定する罪に相当することを確認し、革命と国民の名において、彼を不道徳な政治家であり、詐欺師かつ裏切り者として激しく非難し、彼を死刑に処することを決定した。

 この裁決は直ちに執行された。 

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 ずいぶんと長い記事であるが、大変興味深いので全文を上に引用した。
 北朝鮮のナンバー2であった張成沢までもがあっさりと処刑されるという事態は、あの国で何かが起きていることを確実に示している。しかし、それが何なのか、はっきり見えてはこない。北朝鮮という国は情報が少なすぎて、何とも判断するのが難しい。
 かの国の表向きのトップはカリアゲ君であるものの、彼は神輿に担がれてるだけで、事実上の権力を持っている者が別にいる可能性もある。何の知識も無さそうなカリアゲ君に最高指導者(しかも独裁の)が務まるほど、北朝鮮が置かれている状況は甘くはない。そう考えると、カリアゲ君を担ぎながら裏で仕切っている者(単数もしくは複数)が存在する可能性は、低くないと思う。今回の張成沢処刑も、その連中が仕組んだことなのかもしれない。
 北朝鮮内部の動きに関する数少ない情報の中でも、上の記事(北朝鮮国営メディアによる発表)は多くのことを示唆しているように感じる。そこで、この記事の裏から読み取れそうな「真相」を、私の独断で解釈してみた。法治主義の「ほ」の字も存在しないであろう北朝鮮による発表など、額面どおり受けとることはできないので、その中で何となくうっすらと見えてきそうな事実を推測するしかない。
 おそらく、張成沢(及びその部下)は中国との結びつきを強め、北朝鮮版の「改革開放」をやろうとしていたのではないか、と思う。中国でいえば、文革が終わって80年代辺りから小平が推し進め、現在に至るまで続く「社会主義市場経済」というやつだ。まずは中国との交易(石炭を輸出し、レアメタルを輸入)を手始めに、外国との取り引きを活発化させようとしていたのではないか。おそらく張成沢はそうするしか北朝鮮が生きていく道はないと考えており、それは中国の思惑とも一致していた。
 しかし、そういった思惑と真っ向から対立していたのが、カリアゲ君を担ぎ、歴代の金豚王朝を支えてきた連中だった、ということではないか。北朝鮮を少しでも自由化させれば、外国からの情報も容易に入ってきて、金豚王朝の崩壊につながる、と彼らは考えていたのかもしれない。それに万が一、張成沢の一派が北朝鮮の経済再建に成功してしまえば、3代目金豚であるカリアゲ君の威光はさらに落ち、勢力を強めた張成沢一派が代わりに事実上の権力をうばう可能性がある、と思ったのではないか。そこで、歴代金豚王朝による無能な支配に疑問を感じ、経済改革(市場経済化)を支持する者たちへの見せしめとして、張成沢を処刑する必要にかられた、ということではないだろうか。

<2013年12月30日 追記>
 カリアゲ君は、自国内で「中国も敵視すべし」という教育を始めたようである。中国が、兄であるマサオ君を北朝鮮支配者として擁立しようと画策していることに気付いたらしい。それで、中国との結びつきが強い張成沢を処刑したということか。もしかして張成沢としては、マサオ君の方が北朝鮮指導者としてふさわしい、と本当に考えていたのかもしれない。そのことをカリアゲ君に気付かれたのか。

外務省が「竹島動画」韓国語版をアップ

2013年12月11日 23時23分53秒 | 韓国

日本語版


English Version(英語版)


한국어판(韓国語版)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131211-00000165-jij-kr
 【ソウル時事】韓国外務省の朴俊勇東北アジア局長は11日、日本の外務省が動画投稿サイト「ユーチューブ」に島根県・竹島が日本固有の領土であることを説明する動画の韓国語版を掲載したことなどを受け、在韓日本大使館の倉井高志総括公使を呼び、抗議した。
 日本外務省は日本語、英語に加え、最近、韓国語、中国語、フランス語など9カ国語版の動画をユーチューブに掲載。また、同省ホームページに、これら言語による同様の内容のパンフレットを載せた。
 朴局長は、日本の主張は不当だとして削除を要求。倉井公使は日本政府の立場を説明し、「受け入れられない」と拒否した。 

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 相変わらず脳のレベルが知れる。日本の主張が不当だと言うなら、何がどう不当なのか、論理的に説明してみてはどうなのか? それができないから、ワンパターンの非難しかできないのだろう。この動画を見れば分かるが、日本が主張する根拠はあまりに明確だ。理は完全に日本側にある。韓国側が持ち出す根拠といえば、愚にもつかない幼稚な地図ぐらいしかないのだから、話にならない。
 外務省も遅まきながら、こういうアピールを始めたのは良いことだと思う。

テキサス親父による爆笑画像

2013年12月08日 23時27分15秒 | 韓国

http://www.j-cast.com/2013/12/07191115.html?p=all
「テキサス親父」の愛称で日本のネットユーザーに根強いファンを持つ米国のトニー・マラーノさんが、米グレンデール市に建てられた慰安婦像に「侮辱」行為を行ったとして、日本の支持者からの喝采と、韓国メディアからの罵倒を同時に浴びている。

マラーノさんは「プロパガンダバスター」を名乗り、YouTubeで自らの政治的見解を語る動画製作者だ。捕鯨問題などで日本に好意的な立場を取っていることから、ニコニコ動画などで「テキサス親父」としてその動画が翻訳・紹介され、書籍も発売されるなど、特に保守層から人気が高い。

問題の写真は、マラーノさんが自身のフェイスブックなどで公開したものだ。12月3日(現地時間)、日韓の間で設置をめぐり議論が起こったグレンデール市の慰安婦像を訪れたマラーノさんは、少女像の顔に紙袋をかぶせ写真を撮影した。

紙袋には、落書き風の人の顔が描かれている。以前に投稿した動画で、慰安婦問題について日本を支持することを表明するとともに、「慰安婦はブサイクだったから、紙袋でもかぶせていたに違いない」と語っており、それを像相手に実際にやってのけた、ということのようだ。さらに、像の膝には小型の日章旗と旭日旗まで乗せる。また同行した人物によって、マラーノさんが慰安婦像の横で笑顔を見せている写真も撮影された。

これらの写真は5日ごろから、ツイッターや2ちゃんねるなどで拡散された。さらに大手まとめブログなども相次いでこれを転載、「第三者」であるアメリカ人が日本に味方してくれたとして、「親父に感謝!」などとはしゃぐ人が続出した。

韓国側「監視カメラの設置、見回りの強化も」

韓国メディアも、間もなくこの騒ぎに気づいた。

聯合ニュースは記事の中で、マラーノさんのことを「米国の極右ブロガー」と紹介、さらに「日本の極右民族主義者たちからの支援を受けており、靖国神社を参拝したこともある」などと解説。テレビのニュース番組などでもこの騒動は取り上げられ、ネット上でも、「慰安婦がなんだかわかっているのか!」「いい年をしてなぜこんなバカなことを」などと憤りの声が相次いだという。

朝鮮日報によれば、現地の韓国系住民たちはこれを受け、像周辺への監視カメラの設置を検討しているそうだ。またボランティアで行っている監視作業を、いっそう頻繁に続けることも決まった。

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 思わず声を出して笑ってしまった。(^^) テキサス親父の動画については以前このブログでも紹介したが、まさか本当に主張したとおりに行動してくれるとは。やっぱり最高だよ、この人は。
 はっきり言って完全に「慰安婦像」を笑っているわけなのだが、当然笑われてしかるべきものだ、ということである。もちろんこの程度の出来事など、日本のテレビではニュースになっていない。現地アメリカでは、ほとんど誰も知らないだろう。こういうことを大手メディアが大々的に取り上げる韓国の状況がいかに異常か、よく分かる。
 韓国人の反応も、相変わらずだ。「慰安婦が何だか分かっているのか」とのことだが、テキサス親父は「何だか分かっている」からこそ、ああやっているのだ。彼はワシントンの公文書館から一次史料を手に入れてまで「慰安婦が何であったか」をつきとめたのである。せいぜい韓国内で流布して収まりのつかなくなった「物語」ぐらいしか知らない一般の韓国人よりは、慰安婦についてよく分かっている。今さら言及するのも馬鹿らしい慰安婦問題をアメリカ国内でまで広げようと、無関係の地方都市で慰安婦像を建てることの方がよっぽど「バカなこと」だ。

暗殺教室 べるぜバブ

2013年12月05日 23時06分08秒 | 

 最近はまた、GEOの貸本コーナーで漫画を借りて読むことが多くなった。今まで読んだことのない、新しくて評価の高い漫画が良いのではないかと考え、初めて「暗殺教室」「べるぜバブ」などを読んでみた。「暗殺教室」はさすが大人気だけあって、本当に面白い。あっという間に全6巻を読んでしまった。この安定した面白さは何だろうか。作者の松井優征氏は「ベタ(王道)が大好き」とのことであり、いわゆる「マンガ文法」に忠実に沿って作られているから、安心して読めるということかもしれない。

 あと面白いのが、同じジャンプの「べるぜバブ」だ。主人公が学校内でケンカを繰り返し、次々と強い相手が現れるという、少年漫画の「超・王道」ともいえるパターンなのだが、こういったベタな漫画が現代においてもこれほど通用するとは意外である。「暗殺教室」にしてもそうだが、やはり王道が一番ということか。しかしそれはそれとして、「東邦神姫(とうほうしんき)」とかいうネーミングには笑った。なぜに「とうほうしんき」?(^^)