Willow's Island

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ぬか喜び

2010年04月30日 22時25分09秒 | 時事

 今朝(4月30日)の産経新聞を読むと、トップ記事にでかでかと「社民、連立離脱へ」などと書かれていた。普天間飛行場の移設問題で日米両政府が県内移設案で合意すれば、社民党は連立政権から離脱する方針を固めた、とのことである。これを読んだ私は、顔がほころんだ。社民党が消え失せれば、普天間問題でぐらついた日米関係も持ち直していくかもしれない、と期待したのだ。そもそも、ごく少数の議席しか持ち合わせていない小政党(つまり国民の支持を得ていない)が、連立与党だか知らないが、こんなに大きな顔をすること自体がおかしいのだ。
 しかしそう喜んだのもつかの間、ネットでよく調べると、「連立離脱」はただのガセネタであった。他の新聞社の報道を見ると、逆に社民党の福島党首は「連立離脱の段階では全くない」と述べたそうだ。離脱の可能性は、完全に否定されてしまった。とんだぬか喜びである。産経新聞も、スポーツ新聞じゃないんだから思わせぶりなトップ記事の見出しはやめてもらいたい。情報も遅いし。
 ちなみに上の画像は、社民党党首の福島瑞穂が1992年に執筆した本である。その名も、「産まない選択 子どもを持たない楽しさ」だ。こんな著書を世に出した彼女も、今では「少子化対策担当大臣」である。ほとんどギャグマンガの世界だ。まさにてめーが少子化の原因を作ってんじゃねーか。(笑)

川本真琴復帰

2010年04月28日 21時34分31秒 | 音楽

 つい最近になって初めて知ったのだが、ここ数年は「タイガーフェイクファ」などという変な名前でマイナーな活動をしてきた川本真琴が、再び「川本真琴」名義で2月にアルバムを出していたらしい。アルバムを出すのは実に9年ぶりだ。もっと早く知っておくんだった。この「音楽の世界へようこそ」というアルバムは、デビュー当初の頃(DNAとか1/2とか)とはまったく違う傾向の曲が多いらしい。案の定レンタルでは出ていないので、ちょっと高いが買わなきゃいけないか・・・。YouTubeで「アイラブユー」という曲だけ聴いてみたが、やはり良い歌である。
 ところで上にあげた動画は、1stアルバムにある「タイムマシーン」という曲のPVだ。以前から私の好きな歌だが、PVがあるとは知らなかった。ずいぶんと制作費の安そうなPVではあるが。(^^) おそらく13年ほど前に作られたのではないかと思われるが、見ていると無性に懐かしい気分になる。「第一勧業銀行」の看板も、時代を感じさせる。この当時は私も20代半ばで、若かった。あの頃に戻ってみたいかなあ、とちょっとだけ思う。

ルーピー鳩山

2010年04月24日 22時21分07秒 | 時事

http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C9381959FE3E7E2E3808DE3E7E2E6E0E2E3E29C9CE2E2E2E2;bm=96958A9C93819481E3E7E2E2918DE3E7E2E6E0E2E3E29F9FE2E2E2E2
 アメリカの新聞においても、鳩山首相に対する評価はかなり下がったようだ。私に言わせれば何を今さら、という感じだが。鳩山を「最大の敗者」としたこの記事では、鳩山のことを"loopy"と表現していた。loopの形容詞だ。輪っか(ループ)が多い、つまりは「クルクルパー」ということである。懐かしい言葉だ。(^^) ちょっと辛辣に過ぎるような気もするが、本当のことなんだから仕方がない。前々から思っていたが、鳩山の顔は馬鹿にしか見えない。本当に東大を出たんだろうか? 
 それ以上に私が気になったのは、このワシントン・ポストの記事に対する日本側の対応の仕方だ。私のように産経新聞を読んでいる人間だと、これがずいぶん深刻な事態であるかのように思いがちだが、果たしてそうだろうか? 親米右寄りの言論人に言わせると「日米同盟の危機」なんだそうだ。普天間基地移設問題に対しての鳩山政権の対処があまりにもまずい、ということである。しかし私が思うに、普天間の問題はアメリカ全体にとって本当にそれほど大きな問題なのだろうか? 現在のアメリカが抱えている問題の中では、むしろ優先順位の低いものではないかと思うのだが。アメリカの一新聞の、それもコラムで言われたことに対して、いかにも過剰反応しすぎだ。
 それに、このコラムにおける首脳の評価基準は「いかにオバマから相手にされたか」ということらしい。これはちょっと、いくらなんでも傲慢すぎやしないか。いくらアメリカといえど、一国だけで国際的な問題を解決できる時代など、とっくに終わっているというのに。
 しかしそれはそうと、本当に5月までに普天間の問題を解決できるんだろうか。鳩山では絶対に無理だと思うが。(^^)

<追記>

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010042600593
 鳩山由紀夫首相は26日午後、首相官邸に大相撲の大関魁皇関(本名古賀博之、37)を招き、内閣総理大臣顕彰を贈った。3月の春場所で幕内在位100場所を達成するなど、高いレベルを維持し続けていることが表彰の主たる理由。懇談では相撲談議に花が咲き、首相は「これだけ長くよく続けている」と称賛するとともに、「(自分も)少しでも長く続けられるようにしたい」と政権維持に意欲を示した。
(以下略) 
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まだ長く続けるつもりだったのか・・・。なんというか、もう、本当にぶち切れそうです。

パクリ騒動

2010年04月21日 22時27分02秒 | 時事

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20100420-OYT8T00912.htm?from=yolsp
 上海万博のPR曲の盗作疑惑問題で、上海万博事務局が、酷似しているとされた「そのままの君でいて」の作者で、日本のシンガー・ソングライターの岡本真夜さんの所属事務所に、公式PRソングとして、楽曲使用申請を行ったことが分かった。
 19日、所属レコード会社が明らかにした。岡本さんは、「上海万博に協力させて頂ける機会を頂き、とても素敵なお話で光栄です」と使用を受諾するコメントを発表した。
 上海万博のPR曲を巡っては、メロディーが出だしから最後まで、岡本さんの曲に酷似しているとの指摘を受け、同事務局が「暫定的に使用を禁止する」と決定していた。
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 中国のことだから、暫定的に使用禁止にした後、何食わぬ顔で別の曲を作ってテーマソングにするつもりじゃないか、と思っていたのだが・・・。事実上盗作を認めて、岡本真夜に楽曲使用申請をするとは、ちょっと意外である。逆に、最近はヒットに恵まれなかった岡本真夜も、盗作のおかげ(?)で得をしたといえるかもしれない。
 それにしても、このPRソングを「作曲した」という人は、中国では有名な作曲家らしいのだが、このまま何のお咎めもなしなのか? これからも普通に作曲家としてやっていくんだろうか。日本では考えられんのだが。
 下の動画を見ると、まったく同じ曲だということがよく分かる。なんでこんなに、すぐばれるようなパクリをやったのか? 普通はパクるにしても、もうちょっとひねるだろ。(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=5T_9JOlPVk8

<追記>
 件の作曲家は、パクリであることを全面否定したそうだ。(笑)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00176061.html
 ここまでくると、怒る気もなくなる。まあ、これが「中国の品格」というやつだろう。
 日本文化に存在する「潔さ」や「誠実さ」は、かの国において微塵も存在しないということだ。逆に、潔く「ごめんなさい、パクリました!」などと謝ろうものなら、正直さを評価されることなど一切なく、完膚無きまでに叩かれて社会から抹殺されるのが、中国文化だ。そう考えると、ああいう声明しか出しようがなかったのだろうな。

第14回TOKI-陶器祭り

2010年04月18日 22時29分39秒 | 旅行

 毎年恒例となっているTOKI-陶器祭りに、今年も行ってきた。相変わらずの賑わいで、私と妻は出店の焼きそばと鯛焼きを買って食べた。この鯛焼きというのが一風変わっていて、外見は普通の鯛焼きだが、中身は完全にお好み焼きであった。ほとんどお好み焼きの味しかしなかったが、なかなか美味しかった。yosikuriにも会うことができ、ゆっくり話もできた。今年はイベント責任者から外れたものの、それでも準備に半年近くかかり、大変だったようだ。
 私が今回面白いと思ったのが、小さな骨董市である。今年は古本を扱っている店もあり、戦前や終戦直後の雑誌などが売られていた。いろいろあったので迷ったが、私が買ったのは昭和14年に発行された「週報」という政府機関紙である。「内閣情報部編輯」とある。当時は「五銭」で売られていたこの小冊子を、私は500円で購入した。「支那の民情と民族性」と題する特集が組まれており、面白そうだと思ったのである。
 日中戦争さなかの発刊らしく、中には「陸軍省情報部」による「最近現地治安の状況」などという記事もあった。どこまで内容を信じていいのか分からないが、当時の陸軍も中国大陸で苦労していた様子が見て取れる。「北支方面・山西地区」という項では、「・・・また朱徳麾下の共産軍は五台、遼縣、沁縣及び石楼東方地区を根拠としこれ等の諸軍は各々所在の匪團を懐柔し民衆を武装し相當活潑な遊撃を行つてゐる有様である。・・・」という記述もあった。この共産軍の将軍、朱徳が後に中国の国家副主席となり、一時期(1975年あたり)には国家元首格になろうとは、さすがに「陸軍情報部」も想像さえしなかったに違いない。

Perfume

2010年04月16日 06時29分19秒 | 音楽

 Perfumeは良い。何と言っても踊りがすごくうまい。テクノというのはあんまり好きではなかったが、Perfumeを聴いて考え直した。耳に残る良い音楽である。特に上にあげた「Night Flight」が私は気に入っている。
 彼女らに対しては「口パクするな」とか「アイドルと言ってるわりにかわいくない」とかいうような批判があるようだが、あれだけ激しい踊りをやってるんだから普通に歌えなくても仕方がない。私はアイドルというよりもダンスユニットだと思っているので容姿など別によい。
 それよりも、Perfumeは少しずつ海外にも浸透し始めたようで、私はそっちの方に関心がある。「Perfumeのことが好きになり過ぎておかしくなってしまった外人」というのがニコ動などで話題になっているらしい。私はこの動画で爆笑した。(^^)

金美齢の直言

2010年04月12日 05時58分28秒 | その他

 昨日は、可児青年会議所主催の金美齢講演会に行って来た。無料ということもあってか、満員であった。このチケットを手に入れる時は、私も列を作って並んだほどである。
 金美齢氏を実際に見るのは初めてだったが、テレビで見るよりも笑顔が多く意外と温和そうに見えた。話し方や姿勢も、とても76歳とは思えないほど若々しく、ああいう風に歳をとりたいもんだと思った。
 講演の内容はといえば、本人の著書やテレビで言っていることと変わりはなく、正直それほど新味はなかった。日本はすばらしい国なのに日本人はそのことをよく分かっておらず、お人好しで外国人に優しすぎる、台湾には日本精神が受け継がれており親日だ、中国人には自分が偉いという中華思想がDNAに組み込まれており、これはどうしようもない、といったようなことである。(^^) いわゆるいつも通りの「金美齢節」だ。
 ちょっと面白いかな、と思ったのが、森喜朗元首相のことと、田中真紀子元外相についての話である。金美齢に言わせれば、森嘉朗は無責任なマスコミに叩かれまくっていたが、あの人は「大政治家」ですよ、とのことだ。なぜかといえば、アフリカを訪問したことのある唯一の日本の総理大臣だから、ということらしい。森氏以前には、アフリカを訪ねた首相は誰もおらず、現地の在留邦人も首相の歴訪を長く待ち望んでいた、とのことである。この他にも、マスコミが伝えようとしなかった森氏の功績は多いそうだ。
 逆に田中真紀子については、以下のとおり徹底的にこき下ろしていた。

 外務大臣をしていた頃に高級ホテルの宿泊を「無駄遣い」だとしてキャンセルしたことが持ち上げられていたが、あれはとんでもない。世界第二の経済大国である日本の外務大臣が宿泊するにはそれなりのセキュリティも必要だし、現地の国にとっても金を落とさないのは逆に失礼である。当日にキャンセルすれば、キャンセル料として宿泊費は結局そのまま払わなければならない。余計に無駄遣いである。そして何より、田中真紀子は若い頃から父親に付いて高級ホテルの高い部屋をさんざん宿泊してきたはずだ。外相ともなれば高い部屋に泊まることになるということは、当日にならなくても当然知っていたはずである。それをあたかも急に知らされたかのごとく振る舞うのは、底の浅いパフォーマンスに過ぎない。

 私は田中真紀子がものすごく嫌いなので、これは聞いていて気持ちよかった。(^^)

アンパンマン

2010年04月08日 00時48分34秒 | 子ども

 最近はうちの子どもも、一語ずつだがずいぶんとしゃべるようになった。私と妻は家の中であんまり話さなくても、娘は常に何かをしゃべり続けている。うれしいことに、私を「おとうしゃん!」と頻繁に呼んでくれるようにもなった。それと同時に言葉で要求することも覚えてきて、棚の上のクレヨンがほしければ「とゆ!(取る)」と言い、取ってやると今度はその箱を開けてほしいので「だしゅ!(出す)」と言い、それでふたを開けてやれば次は「かく!」と言って絵を描くことを要求し出す。(^^) そこで「何を描くんだ?」と聞くと、100%返ってくる答えが「アンパンマン!」である。おかげで家にある画用紙や紙片は、私が描いたアンパンマンの絵でほぼ埋め尽くされている。
 娘が初めて発声することのできた6文字語も「アンパンマン」であったし、アンパンマンが相当に好きらしい。この有名すぎるキャラクターは、私が小さい頃は絵本で登場する程度であったが、20年ぐらい前にアニメ化してからは全国の子ども達の間でメガヒットした。私は3年前に仕事で保育園の指導監査などをしていたが、どの保育園に行っても必ず、アンパンマンの遊具が置いてあった。この長期にわたる絶大な人気は、いったい何なのか。
 以前に読んだ本で、小さい子どもは造形的に「丸いもの」が好きなので、丸い顔をしたアンパンマンやドラえもんは大人気なのだ、と聞いたことがある。しかし私はそれ以外に、子どもにとっての発音のしやすさ、というのも要因の一つではないかと思っている。「アンパンマン」という語は撥音である「ン」を除けば、泣き声と同じ「ア」、"パパ"の「パ」、"ママ"の「マ」、という音で構成されている。乳幼児にとっては、これが最も発音しやすい名称ではないだろうか。まさか、やなせたかし先生も、ここまで計算したわけではないだろうけど。

愛知県勤労会館

2010年04月04日 21時43分47秒 | 音楽

 後になって知ったことだが、私が先週にコンサートを聴きに行った愛知県勤労会館は、もう閉鎖されてしまったらしい。そういえば、柴田淳も舞台で「私のコンサートで最後だそうです」なんて言ってた。私はてっきり、その日で最後の公演、という意味だとばかり思っていたが、どうやら愛知県勤労会館にとって最後の公演、という意味だったようだ。(^^;) これほど大きく、数多くのアーティストが足跡を残した歴史あるホールがなくなることは、寂しい話である。実はかく言う私も、このホールで舞台に出演したことがある。(^^) 大学時代に属していた合唱団が、ここで演奏会を行ったのだ。その合唱団も、新しい部員が全く入らずに消滅したらしいが。
 しばじゅんのブログを読むと、この愛知県勤労会館はずいぶんと音響が良いのだそうだ。道理で、2階席にいても音がよく響いてきたわけである。しばじゅん自身も、せっかく自分が歌いやすい会場を見つけたのに、それがなくなるのは残念、とのことだ。
http://www.shibatajun.com/diary.php?y=2010&m=03#1269639880
 岐阜県の財政計画で、私が6年前に勤務していた県民文化ホール未来会館も閉鎖が決まった。この不景気のせいで、文化ホールはどこも苦しいのだろう。今はコンサートを開いても、チケットが完売するのはせいぜい嵐とEXILEだけ、なんて噂を聞いたこともある。この先、日本の文化がますます貧弱になって行かなければよいが。

各務原市桜まつり

2010年04月03日 22時28分25秒 | 旅行
 今日は嫁さんと子どもを連れて、各務原市民公園へ花見に行った。公園の桜は満開で、「桜まつり」なるお祭りが開催されており、すごい人出だった。やはり祭りはいつ行っても楽しい。私たちは持ってきた弁当だけでなく、屋台の食べ物も購入し、満喫した。特に良かったのが、初めて食べてみた佐世保バーガーだ。肉やベーコンは上質の物を使ってあり、味はマックと比較にならないほど美味しい。ただ、普通の大きさだと900円、ハーフサイズでさえ500円もするのはちょっと高すぎる。
 公園や川沿いには見事な桜が咲いており、写真を何枚か撮ってみた。(クリックすると、大きく表示されます)