Willow's Island

since 2005

2012年 10大ニュース

2012年12月31日 09時55分02秒 | その他

 2012年も今日で終わる。体調が悪くなって床に臥せっているが、今年も最後に自分の10大ニュースを書いておこう。といっても、今年は個人的に特に大きな動きがなく、時事問題で気になったことが半分を占める結果となった。

1位 40歳になる
 やはり40代というのは一つの区切りだ。自分の半生を振り返ってみるきっかけになった。

2位 中国で反日暴動が頻発
 中国は狂った国であることを再認識。生産地としても消費地としても日本にとってリスクが高すぎることも判明。

3位 尖閣諸島の国有化
 東京都が尖閣を購入するために寄付金を投じたが、いきなり政府が国有化に走ったことで無駄金に終わる。

4位 アキヒロが竹島に不法入国
 天皇に対する侮蔑発言もあり、これで韓国は私にとって明確な敵国に成り下がった。

5位 解散総選挙
 3年以上に及ぶ民主党の愚政からようやく解放された。

6位 自民党政権が復活
 総選挙の結果、安倍晋三の自民党が圧勝。今後は安倍が公約どおり「強い日本」を復活させるのか、厳しい目で見ていく。

7位 駒ヶ根高原を旅行
 夏の中央アルプスは想像以上に美しかった。車で行く宿泊つき家族旅行も初めてだった。

8位 スカイプで英会話
 スカイプを使ってフィリピン人と話すことによって、非常に安価に英会話ができることえを発見。

9位 新パソコンを購入
 それなりに高性能なパソコンも2万円台で買える時代になったことに感動。

10位 フェイスブックを本格的に始める
 ブログとはまた違う楽しさがある。懐かしい人々と連絡をとることも可能になった。

China Regarded Senkaku As Japan's Territory!

2012年12月29日 10時26分11秒 | 中国

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2012122700521
 時事通信の記事によると、中国が尖閣諸島を自国の領土とは見なしていなかったことが明記されている外交文書が発見されたのだそうだ。分かっていたようなことであるが、これで改めて中国側の主張が Bullshit に過ぎないことが明白になった。このことは、国際社会に大きく訴える必要がある。「領土問題ではないから」という理由で黙っているだけでは、日本側の正当性を主張することなどできない。
 というわけで、上のリンクにある記事を、私が英語に訳してみた。5時間はかかっただろうか。それでも完全に正確な英文であるかどうかは自信がない。しかしずいぶん苦労したので、少しでも多くの人の目にとまってくれれば、と願っている。

 On the issue of the Senkaku Islands (Chinese name, Diaoyu Islands) disputed between Japan and China, it has been focused on what kind of recognition was held in the Chinese government since its foundation in 1949, to its first claim on the dominium of the islands in 1971. The fact that the Chinese government recognized Senkaku islands as a part of Ryukyu (Okinawa) and drew up a diplomatic document specifying a Japanese name "Senkaku" explodes its consistent claim regarding the Diaoyu as attached islands of Taiwan, and made it clear that Chinese territorial claim is only a far-fetched one.
 It is already well known that in 1953 People's Daily, the Chinese Communist Party's bulletin, described "Ryukyu Islands consist of 7 sets of islands, such as the Senkaku Islands." It is also known that in 1958 "the World Maps" published in China regarded Senkaku as the islands belonging to Okinawa.
 Liu Jiangyong, the deputy director of Qinghua University Institute for International Relationship and an expert on Senkaku problem, has emphasized that the description of People's Daily never represents the position of Chinese government. But what we discovered this time is a document made out by Chinese govenment itself, and it summarizes the position and opinions of Beijing for reconciliation with Japan.
 What deserves attention is the fact that this diplomatic document does not treat the Senkaku islands as a main topic while dealing with other territorial problems such as Ryukyu, Korea, and Chishima islands. What they call "Diaoyu islands" never appears on the document. It refers to "Senkaku islands" a Japanese name, just once. This indicates that China scarcely treated Senkaku as a territorial problem.
 Even on all the other diplomatic documents in the public record office of Ministry of Foreign Affairs of China, anything dealing with Senkaku islands was not found. The Chinese government started its claim over Senkaku islands for the first time after United Nations Economic Commission for Asia and the Far East pointed out the possibility of oil burying in the ocean area around Senkaku in 1968, and the U.S. returned administrative power on the area including Senkaku to Japan according to the Agreement for the Return of Okinawa in 1971.
 After all, China seems to have fabricated the theory regarding Senkaku as attached islands of Taiwan, in order to make their claim sound plausible when it started to assert its dominium in 70s.

池上彰さんがすばらしすぎる

2012年12月26日 06時15分12秒 | テレビ

 今年の総選挙特番(12月16日)でも、また池上彰さんがやってくれた。候補者に対する突っ込み、質問が容赦なさすぎて笑えるのだ(^^)。ネットでもすごい評判になっている。3年前と同様、テレビ東京には再放送やDVD化を望む声が殺到しているのだそうだ。池上さんが何を言ったのか、下記リンク先の記事に主なものだけをまとめてあるので、番組を見ていない人はぜひ読んでいただきたい。溜飲が下がること間違いなしだ。
http://biz-journal.jp/2012/12/post_1173_2.html
 あまりの評判に、池上さん自身がついにコメントを出したようである。内容は、以下のとおり。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121225-00000302-newsweek-bus_all
<略>
 ただ、党首や候補者への私のインタビューは、ジャーナリストとして当然のことをしたまでで、これに関する評価は面映ゆいものがあります。
 というのも、たとえばアメリカのテレビの政治番組なら、政治家に対しての容赦ない切り込み、突っ込みは当然のことだからです。
 日本なら「失礼な質問」に当たるようなことでも、平然として質問をしますし、質問を受けた側も、怒ることなく(怒ったら負けですから)、見事に答えます。そんな当然のことをやってみたに過ぎないのです。
 私の質問に対する政治家各氏の反応はさまざまでした。怒り出す人、論点をずらして反論を試みる人、他党の例を出して誤魔化そうとする人、絶句する人----。期せずして政治家の性格やレベルが浮き彫りになりました。
 こうしたインタビューが評価されるということは、逆に言えば、これまでの政治番組や選挙特番が、政治家に対して、厳しい質問をしてこなかっただけなのではないでしょうか。
「当選おめでとうございます。いまのお気持ちは?」レベルの質問をしていては、政治家の答えも容易に予想できます。聞かずもがなの質問。それでは「いい質問」ではないのです。
 まして、政治家に質問を投げかける側が、政治の勉強をしていなかったりするようでは、本質を引き出すことはできません。
 いまの日本の政治家に関しては、その質が低いのではないかと批判されます。それはその通りなのですが、政治家と真剣勝負をしてこなかった日本の政治ジャーナリズムにも責任があるのだと思います。
<略>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 まさに正論である。日本において、ジャーナリズムは機能していない、ということだ。まともなジャーナリストは池上さんだけ、という状況はいかにも寂しい。しかし池上さんにしても、彼の立場が特殊だからこそ、ああいうことができたと言えるのではないか。フリーランスであり、無数の著作物によって高所得があり、なおかつテレビ局からは常に引っ張りだこ、という非常に強い立場にあることと無関係ではないと思われる。もし池上さんがNHKの、いち放送記者に過ぎなかったとしたら、それでもあのような質問、突っ込みをすることができたのだろうか? おそらくできなかっただろう。そこに、日本のジャーナリズムの問題がある。

ジャニーズにもみ消されたSMAP中居正広の“中絶強制”過去

2012年12月23日 21時28分31秒 | その他

http://www.cyzo.com/2012/12/post_12141.html
http://www.cyzo.com/2012/12/post_12141_2.html
 お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が、“女性モデル妊娠中絶問題”で謝罪した。確かに藤森も節操がないが、叩かれすぎの感がある彼に対して、筆者は同情を禁じ得ない部分もある。同じく“妊娠中絶問題”を起こしておきながら、ジャニーズ事務所の力で闇に葬り去ったSMAP中居正広のケースを知っているからだ。
 今から約12年前、SMAPが国民的アイドルとして認知され、中居もソロで活躍。テレビ朝日の情報番組『サンデージャングル』のキャスターを務め、1997~98年と2年連続でNHK『紅白歌合戦』の司会に起用された頃だ。
 中居は飲み屋で知り合った都内在住の、当時27歳のOLに積極的にアプローチ。密かに交際をスタートさせた。会うたびにホテルで肉体関係を持って、関係は約4年間続いたという。すると2000年にOLが中居の子を妊娠。中居に妊娠の事実を告げると「大丈夫だよ、まだただの細胞だし、手術だって簡単で大したことはない。俺の友達も何人も堕ろしているけど、その日のうちに仕事だってできちゃうくらいだし」と慣れた調子で中絶を勧めたという。
 この頃、中居はテレビ朝日の下平さやかアナウンサーとの熱愛がウワサされていたことで、女性は「自分はセックスの道具にされている」と思ったが、好きな中居の子どもを産みたい一心で、中居と話し合いを進めようとした。しかし、中居は「堕ろしてほしい」と逃げる一方。そんな中居の尻拭いとして登場したのが、SMAPのチーフマネジャーの飯島三智女史だった。
 飯島女史は「人として、女性としてお話しましょう。あの子(中居)が言うには、あなたとは遊びなんだけど、あなたもそうでしょ。子どもが欲しいのはわかるけど、あなたのエゴで遊び相手の子どもを産んでも、子どももあなたも不幸になるだけでしょ」と身勝手な論理を振りかざして、女性を説得。女性はあまりの中居の誠意のなさに失望。中絶を決意した。
 その後、中居に中絶同意書にサインさせて、病院へ出向き、堕胎手術をしたという。中居は、中絶費用として30万円を渡し、その後は女性との連絡を絶った。
 そんな女性をある友人が不憫に思って、すでに休刊した月刊誌「噂の眞相」(噂の真相社)に、妊娠・中絶に関して話をする中居と女性の会話を収めたテープと中絶同意書が提供され、同誌に一部始終が掲載された。中居の行為は、女性ファンに支えられているSMAPとしては許されないものだ。
 しかし、この問題を後追いで取り上げたのは東京スポーツくらいで、後のマスコミはジャニーズ事務所の圧力で黙殺。藤森の時のように、本人を追っかけたスポーツ新聞やワイドショーは皆無だった。
 こうして、中居の“中絶スキャンダル”は闇に葬り去られたのだ。
 しかし、「中居の子どもを産みたい」と思いながら、中絶させられた女性の心の傷は一生消えない。中居にとって今回の藤森の騒動は、自分の過去の過ちを見直す良い機会かもしれない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 断定はできないが、テープと中絶同意書がある以上、どうも本当くさい話である。だとすれば、非常に気分が悪い。中居はハゲを隠しているのか、常に帽子やヅラを被っているのも気に入らない。大部分のマスコミが黙っているのなら、せめてこのブログで拡散しておこう。非常に微力ではあるが。

出た、いきなり公約違反

2012年12月22日 12時13分19秒 | 中国

http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012122201001404.html
 自民党の安倍晋三総裁は22日、沖縄・尖閣諸島の実効支配を強化するため現地に公務員を常駐させるとした衆院選公約の実施を、当面先送りする方針を固めた。反発が予想される中国に配慮したためで、政権発足後には特使の派遣も検討する。対中柔軟姿勢で、尖閣国有化をめぐり悪化した日中関係の改善に取り組む意向だ。
 ただ「竹島の日」式典の政府主催見送りに続く後退で、保守層から公約違反との指摘も出そうだ。
 安倍氏は22日午前、訪問先の山口県長門市で記者団に「日中関係は極めて重要な2国間関係の一つだ。戦略的互恵関係の原点に戻れるように努力していきたい」と強調。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 なるほど、そんなに中国が重要か。つまり、自民党を信じて投票した国民よりも、中国の方が重要ということだな。「竹島の日」式典もソッコーで中止したようだが、実際に政権に就く前からいきなり中止を決めたということは、最初からまったくやる気はなかったということだ。先送りとかいってるが、人類が終了するまで永久に先送りする、ということだろう。
 韓国にも特使を送ってパク・クネに親書を渡すつもりのようだが、また受け取りを拒否されたらどうするつもりなんだ。最低でも、むこうが確実に受け取る旨を確認したんだろうな? だいたい、日本との関係を悪化させたのは中国や韓国であって、日本ではない。なんで日本から「努力」をせねばならんのか。中国や韓国が「努力」らしきものをした跡など、まったく見えないが。
 やっぱり安倍晋三は見た目どおりのボンボンに過ぎなかったようだ。少しでも恥という概念が残っているのなら、すぐにでも腹を切って詫びてほしい気分である。絶対にやらないだろうけど。
 つーか、なぜ公約どおりにやらなかったのか、国民にしっかりと説明しろ。「竹島の日」式典を政府が主催したり、尖閣に公務員を常駐させた場合は、逆に日本の国益を損なうというのであれば、なぜそのような結論に至ったのか、説明するべきだ。これなら民主党とまったく変わらん。

韓国で初の女性大統領が誕生

2012年12月20日 02時04分05秒 | 韓国

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121219/kor12121922580009-n1.htm
 【ソウル=黒田勝弘】「準備された大統領」が本当に大統領になった。韓国では親子2代は初めてで、女性も初めてだ。15年の政治経歴、原則と約束を守るブレない政治家、どこで誰に相対しても決してモノおじしない「品位と度胸」の政治家。念願を果たした朴槿恵氏は今すぐにでも大統領をやれる人物だ。
 暗殺や狙撃など政治的事件で大統領だった父、そして母も亡くした悲劇の娘が、今度は自ら大統領として政治に挑戦する。女性大統領誕生は韓国の国家イメージを確実にアップさせるだろう。
<以下略>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 あからさまに反日的なムン・ジェインが大統領になるよりはましか。だからといって、このパク・クネが親日的なわけはないが。むしろ、父親が親日だったからという理由で簡単に攻撃されやすいせいで、かえって強硬に反日を装う可能性の方が高い。就任直後はともかく、政権末期(今から4年後)には「親日派」呼ばわりを避けるため、ガンガンと反日政策を打ってくるであろう。これは確実なことだ。
 正直言うと、父親のパク・チョンヒのことは、実は少し尊敬している。今の発展した韓国があるのは、明らかに彼の強力なリーダーシップがあったおかげだ。韓国現代史で彼を超える大統領はいないと思う。しかし、だからといって、その娘が期待できるかといえば、それは絶対にない。
 メディアでは日韓関係の改善を期待するような声がよく聞こえるが、そんな期待は露ほどにもしてはならない。韓国が韓国である以上、日本との関係がまともになる可能性などは無い。そんなことを期待するより、日本としては、竹島問題のICJへの単独提訴、及び河野談話の完全撤回、を淡々と進めていくべきである。

自民党が圧勝!!

2012年12月16日 23時24分25秒 | 時事

http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012121601001041.html
 第46回衆院選は16日に投票、即日開票された。自民、公明両党の獲得議席は合わせて過半数(241議席)を確保し、約3年3カ月ぶりに政権を奪還するのが確実となった。参院で否決された法案を衆院で再可決できる計320台をうかがい圧勝の勢い。自民党の安倍総裁は26日にも特別国会で再び首相に指名され、公明党との連立政権が発足する運びだ。民主党は選挙前の230議席を大幅に減らし惨敗は必至。政府筋は、野田首相が退陣し、民主党代表も辞任するとの見方を示した。
 第三極では日本維新の会が選挙前の11議席から増やし、日本未来の党は選挙前の62議席から後退する見通しだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 やった! 自民だけで過半数達成である。思った以上の成果だ。私のいる岐阜4区でも自民党の金子一義が第1位で当選だ。これで私の投じた票も、今回は死票にならずに済んだ。ちなみに、民主党の候補は25歳の小僧若者であったが、当然ながら落選した。
 正直言って自民党が大勝したということより、民主党と未来の党が惨敗したのがうれしい。特に田中真紀子の落選は痛快である。(^^) 伝説的な元総理大臣の娘で、あれだけ強固な基盤がありながら負けたんだから、こいつも政治家として終わりだろう(と思いたい)。この記事を書いている途中で、辻本清美の落選も確認することができた。あと、仙谷由人まで敗北したようだ。最高に気分が良い。この流れで、菅直人もぜひ落選してほしい。
 さて、安倍晋三総理大臣の再度誕生である。国防軍の発足、村山談話・河野談話の撤回、尖閣への公務員常駐、などは果たして実現するだろうか。安倍氏の本気度が試される。5年前とは覚悟が違うことを見せてもらいたい。

岐路に立つ中国 超大国を待つ7つの壁

2012年12月13日 22時37分13秒 | 

岐路に立つ中国―超大国を待つ7つの壁



 元・通産省官僚の津上俊哉氏の書いた「岐路に立つ中国 超大国を待つ7つの壁」を読んだ。さすが中国の専門家だけあって、非常にためになった。しかし私が最も感心したのが、最後のページにある「結び」の言葉だ。本当に良いことが書いてある。かなり長いが、以下に引用する。もうすぐに総選挙が始まるので、是非それまでに読んでもらえれば、と思う。


・・(略)・・しかし、目線を変えてみれば、この間、圧政が敷かれてきた訳ではなく、国民はずっと主権者であり続けてきた。愚かと思う政治家には選挙で投票しなければよい。「マスコミも、そうだとは教えてくれなかった」…。そんな言い訳を聞けば、常に「公式報道」のウラを読んで、真相は何か、自分で考えるのが習慣になっている中国人は腹を抱えて笑うだろう。伝えるべき事を伝えない、愚かなことを書き報ずるなら、そんな新聞はとらず、テレビはつけなければよい。誰も消費者にその選択を禁じた訳ではなかった。
 持続不可能な年金制度が横たわるせいで、高齢者と若者の生涯収入には、途方もない格差が生じている。「そんな社会的不公正から利得して、高齢者は恥というものを知らないのか!」。そんな若者の不満が充満しているが、大多数の高齢者は自分が死んだときに遺産を少しでも多く子や孫に遺すために、年金収入を中心につましく暮らしている。「自分で浪費する訳ではない」という心づもりがあるから、彼らは恥じない。
 それはそれで一つの「立場」だが、そこに見て取れるのは、「もらえるものはもらっておけ」「それで国の財政がどうなっても構わない」とまでは言わないにしても、万事を自分や家族の私的な利益に立って考える姿勢である。国や地域を含めた「公共、公ごと」への責任感は消えてなくなっている。これでは国は立ちゆかない。
 政治もマスコミもそんな国民への迎合が過ぎる。しかし、迎合を迎合ととらずに「乗せられて」しまうのは、けっきょく国民が悪いのである。国民が国の将来や地域のことを含めた「公共、公ごと」といったものを「我が身のこと」として考えてこなかったツケは、けっきょく国民が払うのである。「国民は自分たち(のレベル)以上の政府を持てない」という警句がずしりと響いてくる。
 「日本の政治にはリーダーシップが欠如している」と言われて久しい。そんなことはないと言うつもりはないが、もっとダメなのは国民の側の「フォロワーシップ」だろう。世の中には「あちら立てればこちら立たず」で、解決策のない難題がいくらでもある。マスコミはそういう難題を解決できない政治家を「無策無能」と批判し、国民もテレビの受け売りで「ダメな政治家」を嘆く。そこまで言うなら、自分で解決して見せてほしいものだ。
 「それはお偉いさんの仕事でしょ?」その姿勢が問題なのだ。「主権者は自分たち国民で、政治家は自分たちが選んだ代表」だ。我々凡俗の代表である政治家が快刀乱麻で問題を解決して見せるスーパーマンであるはずはない。「誰が取り紺んでも難しい問題がある」ことを忘れた政治・政治家批判は身勝手で無責任である。そんなマスコミや国民を相手にする日本の政治家は、ときとして気の毒だとさえ思う。
 過去数代の内閣は、自民党、民主党政権を問わず、ほぼ例外なくマスコミが繰り返す「支持率調査」で退陣に追い込まれてきた。政権が「落ち目」になると、さらなる支持率下落を「催促」するような調査結果を頻繁に公表するマスコミを見ていると、投機の「カラ売り」とそつくりだと感ずる。
 政権に不手際があれば批判すべきだが、自国の政権が漂流し、政治が混迷することで傷つくのは国民の利益だ。どこかに、批判と「自分たちの代表なのだから支える」ことの均衡点があるべきだと思うが、支持率調査は「一ケタに落ち込む」のが待ち遠しい風に繰り返される。
「マスコミは権力を監視する社会の木鐸」…。私はそんなセリフを額面どおり信じることができない。「カラ売り」式の支持率調査がここまで横行するようになったのは、政権にマスコミを恐れさせ、マスコミの意向を通す力を高めたい私的な思惑があるからではないのか。・・(略)・・

アヴリル・ラヴィーン Anything but ordinary 日本語訳

2012年12月11日 00時23分56秒 | 音楽

Sometimes I get so weird
私はときどき変な気持ちになって
I even freak myself out
頭がおかしくなりそうな時もある
I laugh myself to sleep
そんな自分を笑いながら眠りにおちる
It's my lullaby
それが私の子守唄

Sometimes I drive so fast
猛スピードで車を運転することもある
Just to feel the danger
命の危険を感じてみたいから
I wanna scream
大声で叫んでみたい
It makes me feel alive
そうすれば生きてるって思えるから

Is it enough to love?
ただ恋をするだけでいいの?
Is it enough to breath?
ただ息をするだけでいいの?
Somebody rip my heart out
誰か私の心臓を引き抜いて
And leave me here to bleed
血が流れるままにしておいて
Is it enough to die?
このまま死ぬだけでいいの?
Somebody save my life
誰か私の命を救って
I'd rather be anything but ordinary, please
普通でいるなんて絶対に嫌

To walk within the lines
決められた道を歩くような
Would make my life so boring
そんな人生はすごく退屈
I want to know that I have been to the extreme
私は極端な生き方をしたんだって思いたい
So knock me off my feet
私を驚かしてみせてよ
Come on now give it to me
お願いだから誰か
Anything to make me feel alive
私に生きてるってことを実感させて

Is it enough to love?
ただ恋をするだけでいいの?
Is it enough to breath?
ただ息をするだけでいいの?
Somebody rip my heart out
誰か私の心臓を引き抜いて
And leave me here to bleed
血が流れるままにしておいて
Is it enough to die?
このまま死ぬだけでいいの?
Somebody save my life
誰か私の命を救って
I'd rather be anything but ordinary, please
普通でいるなんて絶対に嫌
I'd rather be anything but ordinary, please
普通でいるなんて絶対に嫌

Let down your defenses
守りに入るなんてやめて
Use no common sense
常識なんて捨てて
If you look you will see
そうすれば見えてくる
That this world is a beautiful, accident, turbulent, succulent,
この世は美しく、思いがけず、荒々しく、みずみずしく、豊かで、
Opulent, permanent no way
変わらないものなんて無いってことが
I wanna taste it
私はそういうことを感じたい
Don't wanna waste it away
決して無駄にしたくない

Sometimes I get so weird
私はときどき変な気持ちになって
I even freak myself out
頭がおかしくなりそうな時もある
I laugh myself to sleep
そんな自分を笑いながら眠りにおちる
It's my lullaby
それが私の子守唄

Is it enough?  is it enough?
それでいいの? それでいいの?
Is it enough to breath?
ただ息をするだけでいいの?
Somebody rip my heart out
誰か私の心臓を引き抜いて
And leave me here to bleed
血が流れるままにしておいて
Is it enough to die?
このまま死ぬだけでいいの?
Somebody save my life
誰か私の命を救って
I'd rather be anything but ordinary, please
普通でいるなんて絶対に嫌
Is it enough? Is it enough to die?
それでいいの? 死んでしまっていいの?
Somebody save my life
誰か私の命を救って
I'd rather be anything but ordinary, please
普通でいるなんて絶対に嫌
I'd rather be anything but ordinary, please
普通でいるなんて絶対に嫌

多党乱立はしているが

2012年12月07日 06時30分17秒 | 時事

 衆議院選まであとわずかである。12もの政党から全国で1400人以上も立候補するのだそうだ。いろんな政党がポンポンとできて、新政党同士でくっついたり、くっつかなかったり、という様子を見るのはなかなか面白い。何だか混乱しそうだが、近年の選挙ではなかったことだ。日本という国そのものが今、どうすればよいのか非常に混乱しているということだろう。まあ、どっちにしても、私は迷わず自民党に投票するけど。
 それはいいのだが、これほど多くの政党が出て「政権公約」とやらを必死に宣伝しているにもかかわらず、話題になるのは消費税やら原発やらTPPのことばかりだ。それも確かに大事な話ではあるが、それよりも、少子高齢化がもたらす国力の減退対中国外交や防衛、といったことの方がよっぽど重要だと思うのだが。これから先の日本のことを考えると、絶対に避けて通れない大問題である。しょせん、外交や防衛は票にならない、ということか。日本人がいつまでも外交や防衛に無関心でいる以上、日本の外交力はこれからもずっと貧弱なままだろう。