http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110130/scr11013002410011-n1.htm
サッカーのアジア・カップ最終日は29日、ドーハで決勝を行い、日本は延長の末に途中出場の李(広島)が決勝ゴールを決めて1-0でオーストラリアを破り、2大会ぶり4度目の優勝を果たした。
優勝回数はイラン、サウジアラビアを上回って単独最多。日本は2013年にブラジルで開催されるコンフェデレーションズカップの出場権を得た。
日本は延長後半4分、長友(チェゼーナ)の左クロスを李が左足のボレーで仕留めた。オーストラリアの高さを生かした攻撃に押し込まれたが、GK川島(リールス)の再三の好守などで無失点で切り抜けた。
日本のザッケローニ監督は就任後8試合連続負けなしで、初めて迎えた公式大会を優勝で飾った。(共同)
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これは本当にすごい。昨年はワールドカップで決勝進出したし、今年はアジア大会で優勝だ。日本のサッカーはレベルが上がってきているのかもしれない。この決勝戦は録画で見たが、最後の最後になってようやく得点が入った瞬間は、私も興奮した。李忠成のきれいなシュートは、何度見てもすごくかっこいい。
ネット上では何かと叩かれることの多い在日韓国人だが、これで少しは見直されるのでは、と期待したい。「李は帰化したから在日じゃなくて日本人だ」と言う人も多いようだが、確かにそのとおりである。しかしそれなら、帰化日本人が犯した犯罪を「在日の犯罪」と決めつけるのはやめるべきだろう。
私は惜しくも見逃したが、準決勝の日本対韓国もすばらしい試合であったようだ。後半が終了する寸前になって見事にゴールを決めた朴智星(パク・チソン)のプレイは、嫌韓で知られる日本のネットユーザーさえも絶賛するほどだ。これはよっぽどのことである。試合を録画しなかったことが悔やまれる。しかし残念なのは、その試合の最中にサルが一匹紛れ込んでしまったらしいことだ。人間同士の試合にサルを放っては駄目だろう。飼育員は一体何をやっていたのか。