Willow's Island

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2014年 10大ニュース

2014年12月31日 06時55分20秒 | その他

1位 次女が生まれる
 待ちに待った第2子(上の写真)の誕生だ。当然、これがダントツの1位。

2位 異動となる
 異動の初日からいきなり、事業所の指定取消し案件をやらされるとは思わなかった。

3位 長女の急激な成長
 自転車に乗れるようになり、おもちゃのピアノで曲を弾けるようにもなった。

4位 万能鑑定士Qシリーズを完全読破
 とにかく暇を見つけては読みまくった。我ながら26冊もよく読んだよ。

5位 仕事でやせる
 4月だけであったが、忙しすぎてやせることもあるんだと知った。

6位 パワハラ訴訟
 上司のパワハラによって死亡した後輩の奥さんが、岐阜県を提訴。後に和解となる。

7位 長女のランドセルを購入
 来年の入学にそなえ、7万円以上する馬革の高級ランドセルを買ってしまった。

8位 池上彰さんの講演
 常にテレビで見ていた池上さんを生で見て、話を聴ける機会は貴重であった。

9位 御嶽山の噴火
 幼い頃から、自分に身近な高山といえば御嶽山であった。まさか噴火して犠牲者まで出るとは。

10位 鳥インフルエンザ
 家の近所(可児市内)で、鳥インフルエンザに感染した野鳥が死んでいるのが発見される。

万能鑑定士Qシリーズ、完全読破!

2014年12月29日 23時08分56秒 | 

 今年4月から読み始めた娯楽小説「万能鑑定士Q」シリーズ、及び「特等添乗員α」シリーズを、本日ついに完全読破した。累計26冊である。私はもともと、本といえばノン・フィクションばかりを読んできたので、これほどまで小説にはまるとは思わなかった。読み終わった単行本のリストは、以下のとおり。

万能鑑定士Qの事件簿 I
万能鑑定士Qの事件簿 II
万能鑑定士Qの事件簿 III
万能鑑定士Qの事件簿 IV
万能鑑定士Qの事件簿 V
万能鑑定士Qの事件簿 VI
万能鑑定士Qの事件簿 VII
万能鑑定士Qの事件簿 VIII
万能鑑定士Qの事件簿 IX
万能鑑定士Qの事件簿 X
万能鑑定士Qの事件簿 XI
万能鑑定士Qの事件簿 XII
万能鑑定士Qの推理劇 I
万能鑑定士Qの推理劇 II
万能鑑定士Qの推理劇 III
万能鑑定士Qの推理劇 IV
万能鑑定士Qの短編集 I
万能鑑定士Qの短編集 II
万能鑑定士Qの探偵譚
万能鑑定士Qの謎解き
特等添乗員αの難事件 I
特等添乗員αの難事件 II
特等添乗員αの難事件 III
特等添乗員αの難事件 IV
特等添乗員αの難事件 V
万能鑑定士Qの攻略本

 これ以外にも、コミック版の「万能鑑定士Q]を5巻全て、コミック版「特等添乗員α」も1巻を読み終わっている。まさに「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」というキャッチフレーズの通りであるので、ぜひ多くの人に読んでもらいたい。

日本経済の根本的な問題

2014年12月27日 07時33分41秒 | 時事

 先日、週刊ポストを読んでいると、大前研一が良いことを書いていた。日本経済の根本的な問題は「低欲望社会」にある、という。基本的に大前は嫌いだが、確かにその通りだと思った。経済学の基本の基本から言って、この20年以上、日本は「需要」が低すぎたということだ。当然のことながら、需要が低ければ経済成長などしない。単純なことであるが、これが日本経済の長期低迷の原因だ。
 80年代が終わる辺りから、平均的にそこそこの暮らしができるようになってしまった日本国民には、強い需要の力が働かなくなったということだろう。様々な商品が中国等で生産され、安く手に入れられるようになったことも、需要を弱める原因となった。バブルの崩壊は低迷期突入のきっかけに過ぎなかったのだ。日本経済についてはいろいろ言われているが、これが問題の根本だと考えれば、納得がいく。だから莫大な金融資産があっても、それが回っていかないのだ。
 ではどうすればよいのか、というと、大前研一によれば「道州制」を導入するしかないそうだ。なんでそうなるのか? 国(中央政府)の赤字国債は確かに増加が止まるだろうが、今まで作った借金はどうなるんだ? さっぱり分からんな。

以下、記事の引用
http://www.news-postseven.com/archives/20141225_294042.html
<省略>

 日本経済の根本的な問題は「低欲望社会」にある。個人は1600兆円の金融資産、企業は320兆円の内部留保を持っているのに、それを全く使おうとしないのである。そういう国は、未だかつて世界に例がない。貸出金利が1%を下回っても借りる人がいない。史上最低の1.56%の35年固定金利でも住宅ローンを申請する人が増えていない。世界が経験したことのない経済だ。

 したがって、金融政策や財政出動によって景気を刺激するという20世紀のマクロ経済学の処方箋は、今の日本には通用しなくなっている。このことをクルーグマン氏や、アメリカの経済学説の“輸入学者”である浜田氏らは全く理解していないのである。

妖怪ウォッチ

2014年12月23日 22時08分02秒 | テレビ

 今は空前の「妖怪ウォッチ」ブームである。スーパー、ショッピングモール、コンビニ等の店舗に行けば、妖怪ウォッチ関連のグッズを目にせず店を出ることは、不可能なほどだ。妖怪ウォッチ・グッズをそろえるだけで、日常生活に支障がなくなるのではないか。うちの長女(6歳)も、大いにハマっている。口を開けば、いつも妖怪ウォッチに関する話題ばかりだ。20日からは映画も公開されたが、これもすごいことになっている。コロナ小牧での上映情報を調べたところ、なんと1日27回も上映していた。こんな映画、初めてである。そんな妖怪ウォッチであるが、アメリカなど海外にも進出する動きがあるらしい。
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20140816/ecn1408161528003-n3.htm
 果たして、妖怪ウォッチは海外にも通用するのだろうか? 妖怪の名前が日本語のダジャレ(ひも爺、ヒキコウモリ、三択老師、ナガバナ、ネタバレリーナ、など)であったり、日本の古いサブカルのパロディ(太陽にほえるズラ、3年Y組ニャン八先生、など)が多かったり、など海外には向かない面もあると思うのだが・・・。それでも、ポケモンのようなヒットになるのだろうか。

ナッツ・リターン事件から分かること

2014年12月20日 21時08分57秒 | 韓国

 大韓航空の女副社長(会長の娘)が、マカダミア・ナッツの出され方が気に食わないという理由で、飛んでいた航空機を引き返させた、という前代未聞のこの事件はあまりにも有名となった。これがもっと早い時期に起きていれば、「ナッツ・リターン」は2014年の流行語に選ばれていたのではないか。12月に発生したことが悔やまれる。
 この件で注目すべきなのは、解任された副社長のことではない。このような高飛車女は、やや度が過ぎるとはいえ、世界中どこにもいそうである。むしろこの女の存在よりも、副社長が命令したからという理由だけで、本当に飛行機を引き返した大韓航空という会社のあり方そのものに注目すべきだ。実はこれが、韓国という国自体を表している事象である。
 韓国以外の国、少なくとも日本や欧米であれば、副社長の命令というだけで、飛んでいる飛行機を勝手に引き返すようなことは考えにくい。というか、そもそも親族というだけで、これほど無茶苦茶な人物が副社長に就任することなど無い。つまり、韓国の文化には未だ「公」の概念がないということだ。
 会社は公器などではなく、会長一族の「私有物」に過ぎない。航空機やそのスタッフも私有物の一つなのだから、一族が自由に扱ってもよい、という感覚なのだろう。引き返すよう命じられた機長も、それを当然のこととして受け入れたからこそ、あのような事態となったのだ。これこそが、「公」の概念が欠如した文化というものである。この女副社長も、なぜ自分がこれほど責められなければならないか、本心では理解していないと思われる。
 韓国は先進化したといわれるが、実態はこのようなもの、ということが再び明らかになった。つまり、根幹の部分では、国全体が金豚一族の私有物である北朝鮮と全く同じ、ということである。同じ民族なのだから、当然ではあるが。

アベノミクスは信任されたのか

2014年12月18日 20時59分25秒 | 時事

 先日14日の総選挙では、予想通り自民党の圧勝だ。今回も私の投じた票は、死票にならなかった。共産党の票が伸びたことは少し意外であったが、大勢には影響はない。議席の構成は選挙前と大して変わらないため、やはり無駄な選挙だったといえる。しかし、菅直人や海江田が小選挙区で落選したことだけは痛快であった。民主党はこれから崩れ去っていくのみだ。
 今回の選挙は、アベノミクスの信任を問う、ということが建前であった。自民党が勝ったということは、そのままアベノミクスも信任された、と捉えてよいということだろうか? 話はそう単純ではないと思う。前にも書いたが、他に政権担当能力のある政党が存在しないから、自民党に票が集まっただけのことだ。アベノミクスについては、全面的に肯定する人など、今となってはかなり少ないのでは。消費税の影響も大きいが、結果として経済成長を果たすことはできなかった。円安になって株価が上がろうが、GDPが伸びなければ意味が無い。
 それにしても、なぜ日本経済は20年以上も停滞を続けているのだろうか。いくら先進国だからといっても、アメリカや欧州諸国は曲がりなりにもこの20年間で経済成長している。日本だけは、なぜ例外なのか? 非常に気になっていたところ、日本経済の実態について、良い記事を見つけた。2年以上前のものであるが、現在でもそのまま通用するはずだ。実に説得力のある、核心を突いた記事だと思う。以下に、その一部を引用したので、ぜひ読んでいただきたい。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120208/226973/?n_cid=nbpnbo_leaf_bn&rt=nocnt
技術係数改善策の本質は新陳代謝

 このように、成熟化しつつある先進国経済と言えども、“技術係数”を高めて成長率を改善することは十分に可能なのである。

 市場メカニズムを徹底させるアメリカのやり方も、広域経済圏を確立しルールを統合するヨーロッパのやり方も、その本質は“新陳代謝”である。アメリカの市場メカニズムの徹底による優勝劣敗は、生産性の高い企業と産業が、生産性が低いままの旧態依然とした企業と産業を退場させて、国民経済全体の効率を向上させる。

 ヨーロッパのEU統合においても、EU加盟国の中の産業ごと、地域ごとに、最も生産性の高い企業にシェアを収斂させることで地域経済の効率を高めた。当然、そのプロセスにおいて、それまでの個別経済圏ならば生き延びることができた限界企業や限界産業は淘汰された。つまり、地域経済ごとに、生産性の高い企業と産業に収斂するという新陳代謝が起きたのである。

 この点がBRICsの成長パターンとは本質的に大きく異なる。近代的産業がなかった発展途上国は資本と技術を導入すれば、新しい産業がゼロから立ち上がる。しかし既に高度経済成長フェーズを過ぎた先進国では、競争力を失った古い企業や産業を淘汰して新陳代謝を図らなければ、国民経済の技術係数は上がらないのだ。

日本浮揚のカギは新陳代謝

 日本はどうか。

 自動車、家電・エレクトロニクスという主力産業・企業の顔触れは80年代からほとんど変わってない。EU統合に類するような構造改革も起きていない。「経済特区」構想は10年以上も前から語られはするものの、ほとんど実現していない。TPPへの参加すら、反対の声が強いために「議論に参加する」という訳の分からない政治決着になってしまった。既得権を守ろうとする声に、新陳代謝を図るためのチャレンジが押し潰されているのである。

 米欧のような経済の新陳代謝を図ることができなかった日本は、当然の結果として、90年代後半以降、米欧と比べて明らかに低い経済成長に甘んじている。

 成熟日本の政策は、すべての国民が安心して生きていける社会を実現する「分配論」を基軸とすべきだというのが本連載の主題のテーマではある。しかしそれと並行して、分配するためのパイ(GDP)を可能な限り拡大することも重要である。成熟社会の中で少しでも効率的にパイを大きくしようとするならば、その手段は、これまで延々とやってきた巨額の公共事業投資でも、際限なき金融緩和でもない。生産性の高い企業と産業へのシフト、すなわち経済の新陳代謝を図ることなのである。

漢方薬

2014年12月12日 22時43分54秒 | その他

 先週は体調を少し崩して、風邪を引いたのか喉が痛くなった。いつもなら風邪薬を飲んで治すところだが、飲んでしまうと翌日になっても、ずっと眠い症状が続いてしまう。仕事にも支障を来すかもしれないし、通勤で長い距離を運転しなければならないので、それは避けたい。眠くならず風邪を早く治す方法はないものかと薬局で薬を探したところ、思いついたのが漢方薬だ。漢方なら眠くならないので、通勤前にも安心して飲める。
 10年前にも漢方薬を使って風邪を治そうとしたが効き目がえらく遅かったこともあり、半信半疑ではあったが、試しに漢方薬を一つ買ってみた。クラシエの銀翹散(ぎんぎょうさん)だ。飲んでみたところ、味はひどいものであったが、確かに効き目はあった。体調がほぼ元通りになったのである。これなら、普通の風邪薬よりもはるかに良い。さすがに高熱が出た場合などには効きにくいだろうが、これからは風邪の引き始めは漢方で治そうと思う。春先には花粉症の治療にもいいかもしれない。

Pentatonix(ペンタトニックス)

2014年12月09日 23時52分38秒 | 音楽

 アメリカの5人組アカペラグループ、Pentatonixである。上の動画ではマクルモア&ライアン・ルイスの Thrift Shopをカバーしている。この曲はオリジナルも好きだが、これはもっとかっこよくなっている。
 日本でもアカペラが一時期流行ったような気がするが、Pentatonix のパフォーマンスは迫力が全然ちがう。さすが本物のプロ、という感じである。
 メンバー5人のバランスも実に良い味を出している。やたらと声の高い男、顔の長いリーダー格、メンバー唯一の女性、良い声したベース、ボイパの黒人、とバラエティに富んでいる。要注目アーティストだ。

松岡 圭祐 「千里眼 ミドリの猿」「千里眼 運命の暗示」

2014年12月07日 07時02分25秒 | 

 万能鑑定士シリーズ読んで松岡圭祐という作家のことを知り、他の作品も読んでみたくなったので、図書館で過去に発表された小説を借りてみた。松岡圭祐の代表作とされている「千里眼」シリーズである。日中関係を扱っており興味深かったので、「千里眼 ミドリの猿」と「千里眼 運命の暗示」の2冊を選んでみた。いずれも平成12年発行である。
 合計して700ページ弱の大長編であり、時間がかかったが、読みきることができた。話が非常に面白く、まったく飽きなかったからである。やはりこの作家の作品は、ストーリーだけでなく、登場人物に好感を持って読み進められる点がよい。お薦めの娯楽小説だ。
 千里眼シリーズは過去に映画化されており、水野美紀と黒木瞳が主演している。DVDを見てみたが、そこそこ面白かったものの、やはり2時間という枠に納めざるをえないせいか、小説に比べて格段にスケールが矮小化されていた。とにかくスケールが大きく多彩な要素が詰め込まれているため、小説の方が断然面白い。
 この2冊は別の小説のような扱いになっているが、実質は同じ小説の前編と後編である。というか、前編の「ミドリの猿」だけでは何も完結しておらず、小説として成り立っていない。合わせて読むことを薦める。

つまらない選挙ではあるが

2014年12月02日 22時25分27秒 | 時事

 12月2日は、衆議院選挙の公示日であった。各党の選挙活動も既に始まっている。しかし、これほどしらける国政選挙もなかなか無いのでは。安倍政権を支持する私でさえ、関心は低い。投票率も、史上最低を更新するかもしれない。
 とはいえ、無投票はよくない。どんな選挙であれ、投票して意思表示をしなければ、民主主義社会は成立しない。
 では、どこに投票すべきか? どの党がいいのかという問題以前に、そもそも政権担当能力のある政党は、自民党ぐらいしかない。レベルの低い話で嫌になるが、これが現実である。「マニフェスト」とかいう駄文の羅列など、読むだけ時間の無駄であることは、賢明な日本国民であればもう分かっていることと思う。