Willow's Island

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2009年06月28日 22時30分44秒 | その他

 CURURU時代(2005年1月~6月)に書いていた記事をテキストデータで保存し、それをこのgooブログにインポートすることができた。残念ながらインポートできたのは記事本文のみで、画像やコメントは表示できなかったが。ともかくこれで、現在のgooブログにCURURU時代の記事をつながったわけで、私のブログとしてひとまとまりになったことがうれしい。
 念のために注記。「その他(2005年6月以前)」だけでなく、「韓国」や「映画」など他のカテゴリーでも、2005年6月以前の記事を読むことができます。

マイケル・ジャクソン死去

2009年06月27日 07時22分55秒 | 音楽

http://www.youtube.com/watch?v=MFcFsVJ0nsM&feature=related
 世界的スーパースターの代名詞ともいえるマイケル・ジャクソンが亡くなった。私が中高生だった80年代は、マイケルといえばアメリカのエンタメ界を代表するような人物であり、洋楽をあまり聴かないような人でも「スリラー」や「今夜はビート・イット」などを聴いたことが多いのではないだろうか。聴いたことがなくても、80年代に少年時代を過ごした人の大部分は、「ムーンウォーク」を真似したことがあるに違いない。(^^)
 まさに「伝説」というべき存在だった彼だが、やはり最盛期は80年代だったと思う。90年代以降は、「整形しすぎ」やら「子どもへ性的虐待」やら「莫大な借金」といったようなことばかりが話題になり、肝心の音楽についてはあまり記憶に残っていない。私があまり関心を持たなかっただけかもしれないが。
 「最も成功したアーティスト」としてギネスブックにも載っているマイケルだが、彼の残した最も大きな業績は、やはり「MV(ミュージック・ビデオ)」なるものを開発したことだろう。今の日本では「PV(プロモーション・ビデオ)」としてごく普通に作られているものだが、マイケル以前には作った人がいないわけだから、彼のすごさがよく分かる。上にある「BAD」のMVなどは、今見ても秀逸な出来だ。これに出てくる、日の丸の鉢巻きをして踊ってる人は日本人なのだろうか? 
 今でもMV(PV)を見て楽しむことが生活の一部となっている私は、マイケル・ジャクソンの影響を強く受けている、といえるのかもしれない。やはりマイケルは偉大だったのだ。

南山大学

2009年06月22日 21時41分54秒 | 時事

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090620AT1G2001I20062009.html
 20日午前11時55分ごろ、南山大学(名古屋市昭和区)から「若い男の声で、学内に爆弾を仕掛けたと電話があった」と110番通報があった。学内にいた学生や教職員、大学見学に来ていた高校生ら数百人が敷地外へ避難し、講義などはすべて中止となった。
 県警は爆発物処理班を出動させて学内を捜索したが、不審物は発見されなかった。県警昭和署は悪質ないたずらとみて威力業務妨害容疑で調べている。
 同署によると、大学への電話は2回あり、1度目の同日午前11時40分ごろには「おたくの大学に爆弾を仕掛けた。学生らを避難させろ。警察が探せるものなら探してみろ」などと発言。約15分後にかかってきた2度目は「今年の入試に落とされ恨みがある。爆弾は学内を見渡せる場所に仕掛けた。午後3時ごろ爆発する」などと話したという。
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 とにかく、ただのいたずらでよかった。それにしても、「落とされたから」というのがいかにも情けない理由だ。威力業務妨害、ということだが、犯人はもう電話してこないだろうし、捕まえることなんてできるのだろうか。大学はひどい迷惑を被ったわけだし、何とか犯人は捕まってほしい。無理っぽいけど。
 ところでこの大学、実は私の母校である。私はここで英語とアメリカ研究を専攻したが、同級生の中で(私を含めて)卒業時にまともに英語を操れるようになったのは、極少数である。(^^) 比較的やる気のある外国語学部の学生でも、3年生になるとほとんど勉強しなくなる。真面目に勉強などしなくても、どうにかなることが分かってくるからだ。私もずいぶん自堕落な毎日を送るようになってしまい、今は本当に後悔している。それはもちろん私の責任なのだが、どうもこの大学には人間を軟弱にする空気が漂っているような気がしてならない。実際、私の同業者でもメンヘルを患ったり、嫌になって辞職したりする職員は、決まって南山大学出身者であった。(^^) もちろん私も、軟弱な南山OBの一人である。

今、すごく気になっている事件

2009年06月20日 22時00分31秒 | 時事

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090619-OYT1T00808.htm?from=navr
 【ローマ=松浦一樹】イタリアとスイスの国境で今月初め、約1340億ドル(約13兆円)相当の米国債をイタリアからスイスに持ち出そうとした日本人2人が伊財務警察に拘束された。
 債券は偽造品との見方が濃厚だ。警察当局が入手経路や用途の解明を進めているが、金額が法外なことから、事件の背後関係について、様々な憶測が飛び出している。
(以下略)
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 13兆円という金額はただ事じゃない。たとえその国債が偽物だったとしても、これは大事件じゃないのか。日本やアメリカでなぜもっと大きく報道されないのか、理解できない。上の記事のようにわずかに報道はされているが、どうもその報道内容もいまいち胡散臭い。その「日本人」が持ち込んだのは本当に偽物だったのか? そうだったとして、イタリア当局が債券偽造事件として捜査を進めているなら、なぜその2人は即日釈放されたのか? 逃亡する恐れはない、というのなら、なぜ領事館が行方を把握できないのか? その2人の素性が全く分からないのは何故? そもそも、「一見しただけで分かる」ような偽物をスイスへ運ぶ意味は? 分からないことだらけである。私はどうも、不気味なものを感じてならない。世間ではほとんど注目されていないが、実は歴史的なものすごい事件なのでは、と思ってしまう。この件が大きく報道されないのも、何かの力が働いているからではなかろうか。
 とにかく、日本政府は途方もない額のアメリカ国債を毎年買い続けているらしい。このことについて、Yahoo!知恵袋に衝撃的な記事が載っていたので、是非こちらも読んでいただきたい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1218546127
 やっぱり素直に考えれば、嫌気のさした日本の財務省がこっそり「本物」をスイスの闇市場で売ろうとしたのでは?(汗)

アーモンドポッキー

2009年06月16日 23時14分27秒 | 食べ物

 先週、病院の売店でアーモンドポッキーが売られているのを発見した。どうやら今、期間限定で発売されているらしい。あまりの懐かしさに、私は迷わず買って食べた。アーモンドポッキーなどを食べるのは、私が子どもの時以来である。昔はお菓子屋でよく売られており、チョコポッキーの横に並んで置かれていたが、いつの間にか店頭から消えてなくなっていた。チョコポッキーとは圧倒的な人気差があったのだろう。私もアーモンドポッキーは嫌いではなかったが、チョコポッキーの方が好きだった。しかし長らく食べないでいると、無性にアーモンドポッキーも食べたくなってくるものである。
 ところが嫁さんにこのことを話してみると、アーモンドポッキーの存在自体を全く知らない、とのことで話が通じなかった。嫁さんは私より少し若いから、存在したことを忘れているだけでは、と思ったのだが、職場にいる38才の同僚に聞いてみても、やはり彼も知らないとのことである。覚えていたのは私だけなのか? このブログの読者は私と同世代か少し上の方が多いので、中には知っている方もいるのではないだろうか?

北京大学てなもんや留学記

2009年06月14日 00時48分25秒 | 

 図書館で借りた谷崎光の「北京大学てなもんや留学記」を読んだ。筆者が北京大学に留学し、学生、教師や北京市民らと接して得た経験、中国社会への洞察、などを彼女一流の感性で表した留学記である。等身大の目線で語られる中国は実にリアルで、興味深い。
 谷崎光の書いた本はどれも面白いが、特にこの本で語られている内容は、いつもよりかなり辛口だ。正直言って、この本を読んで中国に留学したい、住みたいなどと考える人がいたとすれば、本当に理解に苦しむ。(^^;) 所々で「中国人にも長所はある」とフォローを入れてはいるものの、この本を素直に読めば、中国人というのは常に自分のことしか考えず、全く信用のできない人々である、という印象しか残らない。この本に書かれている中国社会の著しいモラルの低さ、共産党の悪辣さ、などは、外国のこととはいえ怒りが沸いてくるほどだ。
 フランシス・フクヤマあたりが言っていたが、日本は「高信頼社会」に分類されるそうだ。最近はちょっと怪しくなってきたが、それでもまだ大多数の日本国民は信頼に値する人間だといえる。少しでも信頼を裏切るような企業や団体が出てくれば、新聞に報道されて徹底的に叩かれる。汚職、腐敗、背任行為が珍しいからこそ、ニュースになるのである。それに対し、中国は極度の「低信頼社会」だといえる。日本であれば大きく報道される不正など、あまりにも当たり前すぎて報道さえされていないだろう。私は去年から土地を買ったり自宅の建築を契約したりしているが、これは信頼に値する(と私が感じた)不動産屋や建築業者がいたから、安心して取引を行うことができたのである。中国で同じことをやれる自信は、私にはまったく無い。というか、恐ろしくて、とても不可能だ。
 谷崎光の著書であれば、この「北京大学てなもんや留学記」のほかに、「中国てなもんや商社」、「てなもんや中国人ビジネス」、「スチャラカ東京のオキテ」、などがお勧めである。特に「中国てなもんや商社」は80年代の中国を扱っており、現在中国との大きな違いが分かって面白い。目下、私は「今日も、北京てなもんや暮らし」を読んでいるところである。

ツレがうつになりまして。

2009年06月12日 22時39分57秒 | テレビ

 NHKのドラマ「ツレがうつになりまして。」を見た。藤原紀香と原田泰造が主演しているが、実は藤原紀香が出ているドラマを見るのはこれが初めてだ。たった3回で終わってしまうのが惜しいほど、面白く見られたドラマであった。
 実際、私の周りでも鬱病になった人というのは多い。今の職場でも何人かいるし、前の職場でも、もっと前の職場にも、メンタルヘルスを損なって休職状態という人は必ずいた。このドラマに出てくる「ツレ」ほどひどくはないかもしれないが鬱の人は年々増えているような気がする。
 鬱病というのは特別な病気ではなく、誰でもなりうるものなのだそうだ。もちろん精神的に強くはない私も、十分になる可能性はある。実際、もし今の嫁さんと会えなければ、3年ぐらい前に鬱になってた可能性が高い。

上棟式

2009年06月06日 22時18分53秒 | マイホーム

 昨日の夕方は、私の家の上棟式が執り行われた。私の家族、両親、大工、棟梁、現場監督、など多数が参加し、施主である私の挨拶、酒樽(中身はサイダー)の鏡割り、参加者全員での乾杯、日本酒による四隅のお清め、棟梁の音頭による三三七拍子、などが滞りなく行われた。上の画像は、実際に私の家の屋根に奉られる御札と扇子である。今はこのように上棟式を行うことは少なくなっているそうだ。
 それにしても、つい数日前までは基礎しかできていなかったというのに、これほど短期間で上棟にまで至るとは、正直驚いた。聞いたところによると、木曜日まではほとんど基礎しかない状態だったのを、金曜日の午前中には2階部分まで組み立てられてしまったのだそうだ。笠原にある私の実家は27年前に建てられており、建前の時も「餅投げ」があって楽しかった覚えはあるが、着工から建前まではもっと時間がかかっていたと思う。これは著しい建築技術の進歩ということだろうか。上棟式というのは、棟上げまで工事が終了したことに感謝する儀式、ということだが、これほど早くできてしまうと、いまいち感謝の気持ちがわきにくい。(^^)とはいえ、ついに自分の家の形を目にすることができたということは、本当に嬉しいし、ありがたいことだ。

天安門事件20周年

2009年06月04日 23時44分54秒 | 時事

(注意!)上の画像をクリックすると、天安門事件をありのままに写した画像を見ることができますが、リアル過ぎてかなりエグイ画像もあるので、そういったものが苦手な方はクリックしないでください。

 「血の天安門事件」が起きてから今日でちょうど20年になる。20年前の私といえば高校3年生で、新聞をまともに読み始めたのもあの頃だったと思う。それ以前はニュースなどにほとんど関心が無かったのだが、この天安門事件は私が強い関心を持った初めての国際事件であった。当時はソ連が崩壊し、ベルリンの壁も破壊され、東欧諸国が続々と民主化されていった時代だけに、「もしや中国にも大きな変化が・・・」と期待したものだった。しかし期待を裏切り、天安門に集った学生達は戦車で蹴散らされ、共産党の独裁は20年後の今に至っても続いている。しかも中国では、あの事件は「なかった」ことにされているらしい。欧米では Tienanmen Massacre(天安門大虐殺)などと呼ばれているにもかかわらず、だ。中国人自身も、この件については絶対に触れたがらないようだ。結局、この20年で中国は大いに経済成長をしたのかもしれないが、「進歩」は少しもしていないということである。まあ、農村などではろくな教育を受けられない国民が大半、という状況では、まだまだ民主主義は早すぎるのかもしれないが。