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「韓国人の自負心、53カ国中44位…日本は最下位」

2005年10月04日 23時40分52秒 | 時事
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=68082&servcode=400§code=410
個人の自負心が最も高い国は「セルビア」で、最も低い国は「日本」という調査結果が出された。
米国の医学関連インターネットサイト「ウェブMDメディカルニュース」は27日、米ブラッドリー大学心理学科研究チームが全世界53カ国・1万7000人余を対象に調査した結果を発表した。チリが2位で、イスラエル、ペルー、エストニアが後に続いた。 米国は6位だった。韓国(44位)をはじめ、スイス、モロッコ、スロバキア、フィジー、台湾、チェコ、バングラディシュ、香港などが下位10位に含まれた。
研究チームは回答者に対し、「私は他の人と同じぐらい仕事ができる」「私は自分自身に対して肯定的だ」などの内容にどれほど同意するかを尋ねた。国に関係なく自負心が強い人には▽外交的▽鋭敏な性格でない▽浪漫的--などの共通点があった。調査の結果は近く発刊される「性格と社会心理学ジャーナル」に掲載される。
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 日本人の最下位はともかく、何かと「自尊心」を強調したがる韓国人の順位が低いのは意外である。日本人や韓国人だけでなく、全体的にアジア人の順位は低い。やはりアジア人は西洋人に比べて謙虚なのだろうか。
 この記事を読むと自負心が強ければ良いような書き方だが、そうじゃなくて文化の違いだろう。日本人の自負心が低いのは、集団においてお互いを牽制しあうのが日本文化だからだ。各個人が自己主張することで社会が成り立つ西洋文化とは対極に位置する。属する文化によって、自分への評価の仕方が異なることは当然だ。
 それに、自負心が高いから実力があるとは限らない。一人あたりGDPでいえば、セルビアやチリなどは、日本や香港を明らかに下回っている。こういう例えがいいのか分からないけど、セルビア人の「自負心の高さ」がコソボ紛争を巻き起こしたんじゃないのか、という気もする。