Willow's Island

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最高裁裁判官国民審査

2009年08月30日 06時35分13秒 | 時事

 今日はついに投票日だ。本当に明日には民主党政権が誕生してしまうのだろうか? 私は誰に投票すべきか迷ったが、やっぱり民主党は嫌なので金子かずよし(自民党)に入れることにした。劣勢が伝えられる自民党だが、保守王国・岐阜県では何とか勝つと思う。それでも、民主党が与党になる勢いは止められそうもないが。もちろん幸福実現党などは論外で、最初から選択肢に入っていない。比例代表は、嫁さんの要望もあるし国民新党(郵政民営化反対)にでも入れるとしよう。
 ところで総選挙といえば、議員や政党を選ぶだけではない。最高裁判所裁判官の国民審査というものもある。国民審査とはいっても完全に形骸化しており、これで本当に罷免される裁判官など今まで一人もいなかったし、おそらくこれからもいないだろう。国民の大半が関心を持っておらず、あえて×を打つ人も少数だと思う。しかしせっかくの権利なので、無駄とは知りつつも行使してみるべきだろう。誰が不適格な裁判官なのか、ひいては司法制度がどうあるべきなのか、考えてみる良い機会ではなかろうか。
 そこで今回は、もしクビにするならどの裁判官がいいか、私も考えてみることにした。参考にしたのは、以下の新聞記事である。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090825ddm010010167000c.html
 私が判断の基準にしたのは、足利事件だ。明らかに冤罪であるこの事件に対して、検証するよりも「裁判官の独立」を優先させた那須弘平と、係属中だからと言って何も答えなかった金築誠志に、×を打とうと思う。謙虚さの無い人間に裁判をしてほしくない、と私は考えるからだ。

マニフェスト

2009年08月25日 05時53分07秒 | 時事

 衆議院総選挙まであと1週間足らずである。いつからそんな習慣になったのか忘れたが、選挙前には各政党が「マニフェスト」とやらを掲げるようになった。普通に「公約」と言えばいいのに、カタカナにすれば何か新しい感じがするからだろうか。
 それで各党のマニフェストを読んでみるが、いかにも選挙民が喜びそうなことしか書いてない。どういう言い方をすれば大衆を味方につけられるか、という観点で一生懸命考えた跡が伺われる。自民党にしても民主党にしてもそうだが、ますます衆愚政治の様相を呈してきた気がする。
 例えば、消費税率を上げると言っている政党はどこにもない。自民党と公明党は税制の抜本改革をするとは言っているが、景気が回復した後、なのだそうだ。一体どれほど先のことで、その時期をどうやって判断するのだろうか。民主党などは行政の無駄を省く、などと言っているが、具体的にどの予算科目がどれだけ無駄だというのか、聞いたことがない。予算のどの部分をどれだけ減らせばいいのか分からないのなら、なぜ無駄があると分かるのだろうか。
 私としては、消費税でも他の税目(法人税? 所得税?)でもいいけど、増税しなければ今後やっていけるわけないだろう、と思う。しかし、それをはっきりと言える政党がどこにも存在いない。国民にとって少しでも都合の悪いことは何も言えなくなっているのだ。しかし、万人にとってメリットばかりの政治というのは絶対にありえない。
 そのような状況でマニフェストとやらを打ち出されても、みんなにとって都合の良いことしか書いておらず、選ぶ根拠に困る。正直言って、今回選びたいと思う議員や政党は無い。もちろん選挙には行くけど。

県岐商、快進撃

2009年08月22日 21時15分32秒 | その他

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/2009082201000388.htm
 普段は高校野球などに興味がない私であるが、今日だけは準々決勝に注目した。岐阜県代表の県岐商が強豪PL学園を破り、ベスト8に進出したからだ。そして今日は、あの帝京高校に6対3で勝つことができた。ついにベスト4進出である。岐阜県代表といえば、毎年1回戦か2回戦ですぐに消える、というのが常なのだが、これは一体どうしたことだろうか。野球に関心のない私でさえ名前をよく知っている名門のPL学園や帝京高校を破るとは。これはもしかして、奇跡が起きて優勝、ということもあるかもしれない。

金大中元大統領死去

2009年08月20日 21時35分05秒 | 韓国

 最近の韓国は元大統領がよく亡くなる。韓国政治史に名を刻む巨星、金大中氏が亡くなってしまった。ご存じの人も多いだろうが、この人は殺されかけたことが一度や二度じゃない。何度妨害されたり落選したりしてもめげることなく、大統領に当選してからは韓国初のノーベル賞を受賞した。これほどすさまじい波乱の人生を送った人も珍しいだろう。詳しくはこの本を読んでいただきたい。この人の送った人生は、下手な小説よりよっぽど面白い。日本で有名な金大中事件については、「KT」という映画をお薦めする。この事件に関心のない人にとってはそれほど面白い映画ではないかもしれないが。
 金大中氏の大統領としての功績といえば、IMF危機から脱したこと、韓国の民主化を大きく進展させた、などことだろう。北朝鮮に多額の献金をして南北首脳会談を無理矢理実現させた、というマイナス点はあるが、ノ・ムヒョンよりは遙かに優秀な大統領だったと思う。ノムは結局、何も残さなかったから。
 日本との関係でいえば、日本文化の開放がある。金大中以前にも海賊版などで日本の音楽や漫画は十分に出回っていたことから、それほど大きな動きではない、という意見もあるが、それは違うと思う。韓国のようにタテマエをことのほか重視する国において、政府公認で認められたことの意義は大きい。このことによって、韓国にとって日本が「普通の外国」へと少し近づいていったと思う。
 それから、彼の任期中に映画産業が隆盛したことも功績の一つだ。左派がずいぶんと跋扈するようになってしまったが、金大中以前に比べれば韓国は言いたいことが自由に言える社会になった。その結果、表現の自由が定着し、文化が大きく発展していったのだろう。2000年以降の韓国映画がすごく好きな私にとっては、金大中時代は黄金期であった。

キーボードにコーヒー

2009年08月17日 08時58分57秒 | 機器

 最近は私の娘もつたい歩きができるようになり、ハイハイのスピードも上がって、動きが活発になった。親のしていることを真似するようにもなり、私がパソコンを使っていると必ず近寄ってきて、楽しそうにキーボードを力任せにバンバンと叩き始める。(^^) おかげで、ブログの更新ができるのも娘が寝ている時間帯にしかできなくなった。実は先ほども、私が2時間以上かけて書いた文章を娘がEscキーをポンと押すことによってきれいに消えてしまい、また書き直すはめになったのである。
 普通の赤ちゃん並みによく寝ていればいいのだが、残念ながらうちの子は1歳にして睡眠時間が大人とほとんど同じなのだ。夜の11時ごろに寝て、朝は7時頃に起きる、というように親と同じライフスタイルを送っている。結果として、なかなか思うようにブログも書けない毎日だ。
 それはいいのだが、先日の朝、私がコーヒーを飲みながらパソコンを見ていると、例のごとく娘が近寄ってきて机につかまり立ちし、置いてあったマグカップを思いっきり倒した。それで大量のコーヒーがもろにキーボードへかかってしまった(泣)。急いでパソコンをタオルで拭いたところ、その時は操作に問題はなかったので、それほど心配せず仕事に出かけた。
 ところが家に帰ると、キーボードがまったく言うことを聞かなくなってなっていた。ログイン画面で私のパスワードを入力することさえできない。仕方ないので嫁さんのID(パスワード不要)でログインしたが、やはりキーボードはほとんど機能しない。何も触れていないのに ] という文字がどんどん入力されていき、BSキーやDelキーを押してもまるで効かない。Enterキーを押すとなぜか io という2文字が表れる始末だ。
 キーボード内部にコーヒーが残っているせいかもしれないと思い、気温が高くなる部屋で2日ほどパソコンを乾かしてみたが、効き目はなかった。ノートパソコンなので、キーボードだけでなく内部の機器にまでコーヒーが及んでいるかもしれない。これはもう、修理に出すしかないだろうか。そこで「パソコンお直し隊」というところにメールで問い合わせたところ、以下のような返事が来た。

修理金額のお見積もりとなりますが、液体をこぼされたことにより基盤がショートしてしまい、動作不良が発生していると考えられるため、修理にはキーボード交換が必要となります。
なお、水がかかったことでキーの動作に不具合が発生している場合、現在は動作中でも、のちのち電源が入らなくなってしまう可能性があることをあらかじめご了承下さい。
該当機種のキーボード部品代金は13,800円。中古品は8,500円。
作業費用5,000円となります。(送料、消費税別)
■修理期間
2~4日(新品。在庫有り)
1~2週間(中古品)

 中古品でいいと思うのだが、1~2週間も新しいパソコンを使えないのは、ちょっと痛い。今回と前回の記事は旧のパソコンで更新したわけなのだが、これはCD-ROMドライブが全く使えないので不便なのである。かといって新品も高い。もっと安くできるところはないだろうか。

座して平和は守れず

2009年08月15日 22時51分43秒 | 

 今年も終戦記念日が来た。戦争について考える時期である。私が最近戦争について考えたきっかけといえば、田母神俊雄・元空自幕僚長の書いた「座して平和は守れず」という本だ。実に分かりやすい言葉で、日本の防衛に関する問題について書かれている。中には「軍人は最も戦争を避けたがる」とか「核兵器は所持していても使用することは絶対にない」などという珍妙な記述もあるが、全体的には理解しやすく、自衛官ならではの意見が大変参考になる書物である。一度読んでみることを薦めたい。
 中でも印象に残ったのは、核武装理論である。そのまま核兵器を開発・所持するというのではなく、「ニュークリア・シェアリング(核分担)システム」を使えばいい、という考えだ。ニュークリア・シェアリングシステムとは、自前で核を保有せず、アメリカの核兵器(原子力潜水艦など)を使って日常的に訓練をし、有事の際にはアメリカから必要な量の核兵器を引き渡してもらえる仕組み、とのことである。ドイツやイタリアもこのシステムを導入しており、NPT違反にもならない、とのことだ。日本も導入を検討してみる価値はあるのではないだろうか。非核三原則の「持ち込ませず」は放棄することにはなると思うが、三原則は本当に死守すべきものであるかどうか、も含めてタブー視せず議論をするべきだと思う。

米朝一門花形落語会

2009年08月10日 20時22分15秒 | その他

 昨日は、愛知県小牧市の北里市民ホールへ「米朝一門花形落語会」を聞きに行った。桂吉弥が出ていたからである。少し前まで「小米朝」と呼ばれていた桂米團治も出ていた。
 生の落語を聞くのは、6年前に文化ホールで仕事をしていた時に聞いた歌丸と楽太郎の二人会以来である。やはり生で聞く落語は楽しい。吉弥や小米朝はもちろん、他の3人も本当に面白かった。
 吉弥のネタは、YouTubeでも上げられていた「親子酒」であった。このネタをすべて聞くのは初めてで、やはり見事だと感じた。人間国宝の息子である小米朝は出世して米團治の名前を継ぐまでになったが、落語は吉弥の方がうまいんじゃなかろうか。もちろん小米朝も面白かったとは思うけど。

のりピー・ショック

2009年08月08日 19時33分18秒 | 時事

http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20090808dde001040082000c.html
 これは衝撃だ。今年最大の芸能スキャンダルではないだろうか。おかげでお塩の事件は影に隠れてしまった。お塩ならいかにも薬をやっていそうなのでそれほど驚かないが、まさかあの酒井法子が手を出しているとは思わなかった。
 酒井法子といえば20年ほど前は大ブレークしたトップアイドルであり、「マンモスうれピー」とかいう「のりピー語」まで流行したほどだ(実際に使ってる奴は見たことがないが)。清純派としてのイメージが強く、中国や台湾では未だにファンが多いらしい。私が彼女のことを初めて知ったのは「春風一番!」という渡辺徹主演のドラマで、アイドル志望の女子中学生を演じていた。その時は確かに天真爛漫な女の子という印象を持ったのだが、それが覚醒剤を使って「容疑者」となるとは・・・。
 やはり、現在の夫と結婚したことが間違いの始まりだったのだろうか。職業が「自称プロサーファー」だもんな。怪しすぎる。
 のりピーも「失踪」じゃなくて「逃亡」だったことが判明したわけで、失望させられる。覚醒剤の反応がなくなるまで時間稼ぎをしたかったのかもしれないが、逮捕状まで出ている以上、隠れていても仕方がないだろう。子どもをいつまでも知人に預けているわけにもいかないのだから、早く自首した方が良い。

(追記)
この記事を書いたわずか1時間後に、のりピー本人が警視庁へ出頭したとの速報を聞いた。果たして彼女はこれからどうなるのか・・・。

桂吉弥

2009年08月06日 06時09分11秒 | その他

http://www.youtube.com/watch?v=ZU15z0vuHcU
 ドラマ「ちりとてちん」で徒然亭草原の役で出演していた桂吉弥さんの落語をYouTubeで見つけた。ドラマでも「うまいなあ」と思っていたが、やはり実際の落語を聴いてみると本当に楽しい。上は「ちりとてちん」でも紹介されていた「崇徳院」というネタの一部だ。見事な大阪言葉と話術によるものか、不思議と何度聴いても飽きない。落語のことはよく分からないが、私には上方落語の方が合っているのかもしれない。

かぜうどん(の一部)
http://www.youtube.com/watch?v=a1PuVOmrYMY&feature=channel
親子酒(の一部)
http://www.youtube.com/watch?v=7ZXGzLxSH0Q&feature=channel

1歳

2009年08月02日 22時41分13秒 | 子ども



 先週の月曜日で、私の娘もちょうど1歳となった。生まれてからもう1年も経つとは、月日が経つのは早いものである。歯も2本生えて、膝を使ったハイハイができるようになり、言葉がほんの少しだけ理解できるようになった感じがする。
 今日は私の両親や嫁さんの両親を招いて、多治見の入星という料理屋で誕生会を祝った。なかなか美味しい料理を出す店で、娘のことでみんな盛り上がり、楽しい誕生会になったと思う。
 最も楽しかったのは、「選び取り」の儀式だ。1歳を迎えた子どもの前にいろんな物を並べて、どれを最初に手に取るかによって、その子の将来を占う、というものである。日本でも昔は行われていたらしいが、今はあまり聞かれなくなっている。韓国では「トルチャビ」といって今でも普通に行われているようだ。
 我が家の場合は、ポケットサイズの和英辞書、一万円札、手鏡、クレヨン、幼児用の運動靴、の5品を用意した。もし辞書を選べば秀才に、現金を選べば金持ちに、手鏡を選べば美人に、クレヨンを選べば芸術的才能のある人に、運動靴を選べばスポーツが得意になる、というわけである。
 果たして私の娘が選んだのは・・・手鏡であった。将来は美人になる、ということである。(^^) ただ単に、最も手に取りやすかっただけかもしれないが。
 ところで、娘の写真をアップするのは、今回で最後となる。親バカの私としては、これからも娘の姿を全国の皆さんへ紹介していきたいところなのだが、嫁さんに反対されてしまったのである。1歳を過ぎてからの写真は個人情報に当たるからダメ、なのだそうだ。実に残念である。