実は先日の3連休において、旧宮川村にある
飛騨まんが王国に嫁さんと泊まりがけで行って来た。5月にも行ったことがあるのだが、じっくり漫画を読みたいと思い、まんが王国内にある宿泊施設に泊まることにしたのだ。しかし遠い。同じ岐阜県内なのに、電車で5時間もかかってしまった。韓国に行くよりも時間がかかってしまうのは難点である。
宿泊施設は部屋も洋室(ベッドルーム)と和室(こたつ付き)の2室で、夕食と朝食がついて1泊1万円だった。部屋のすぐ近くには漫画専用の大きな本棚もあり、寝る直前まで漫画が読める。従業員のサービスも良い。これはかなり安いのではないだろうか。私と嫁さんは丸一日、ひたすら漫画を楽しむことができた。(^^)
ここのまんが図書館には漫画だけで3万5千冊の蔵書がある。漫画喫茶と違うのは、今は絶版となっているような古い作品まで見つけることができるという点だ。手塚治虫や藤子不二雄といった巨匠が描いた初期の作品を読めるのがうれしい。新しい漫画も良いが、やはり巨匠の作品が最も面白い。
私が今回初めて読んで面白いと思ったのが、吾妻ひでおの「
やけくそ天使」と弘兼憲史の「
ハロー張りネズミ」だ。吾妻ひでおは天才である。30年前の作品なのに、今読んでも斬新な独特の世界がある。ひどく下品でくだらないが。(^^)