Willow's Island

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県庁の星

2006年02月26日 23時44分18秒 | 映画

 今日は映画館で「県庁の星」を見た。エリート県職員である主人公・野村(織田裕二)が民間のスーパーへ研修に行くが、うまく行かず、出世の夢まで失ってしまうが、パートの二宮(柴崎コウ)と共にスーパーの改革、及び県政の改革に乗り出す、というストーリーである。なかなか笑えるところも多く、気軽に楽しめる映画であった。映画館であれほど多くの笑い声を聞いたのは久しぶりであり、これは一級の娯楽作品であると言える。
 とかく行政は何かにつけ、叩かれるのが常だ。この映画も、公務員である主人公だけが役立たずであることを反省して終わるのかな、と思ったりもした。
 ところが、そうではなかった。当初は役立たずであった「県庁さん」が官の視点からスーパーを改革し、それに成功する、という場面も用意されていた。問題があるのは、何も「官」だけではない。当たり前のことかもしれないが、行政は行政なりに世の中の役に立っているのである。

永田議員辞職せず-メール問題で民主方針

2006年02月25日 23時57分51秒 | 時事

 民主党執行部は25日、ライブドア前社長の堀江貴文容疑者が武部勤自民党幹事長の二男への資金提供をメールで指示したと指摘した永田寿康氏は衆院議員を辞職せず、前原誠司代表らとともに国民への「おわび」を表明することにより、事態の収拾を目指す方向で調整に入った。永田氏の辞職は前原氏らの進退問題に直結するとの懸念があるためとみられる。ただ、民主党への世論の批判は強く、おわびでどこまで理解を得られるかは不透明だ。 
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 これはもう、言うことは一つしかない。民主党はやっぱり駄目だ、と。(^^)
 党首自ら「確信している」とか言いながら、おわびの表明だけでいいのか? この疑惑はもしかして本当かもしれないけど、証拠を出せないなら最初から国会で追及すべきじゃないだろう。疑惑が本当なら、民主党なりの調査活動を行って尻尾を掴んでから、自民党に揺さぶりをかけるべきだ。こんなこと、学生でも分かることじゃないのか。確証もないのに党首自身が言い切ってしまうあたりに、前原氏及び民主党の若さ(悪い意味で)を感じる。これじゃいつまで経っても、自民党の老練さに勝てんぞ。ていうか、こんな低レベル政党では、政権交代など絶対無理だ。頼りなさすぎて、日本をまかせられる訳がない。まだ日本では二大政党制は無理なのか・・・。

金メダル

2006年02月24日 23時59分31秒 | 時事

 女子フィギュアの荒川静香選手がついに、トリノオリンピックで日本人初のメダルを手にした。しかも金メダルだ。大したものである。日本はこのままメダルが1個もとれないんじゃないかと思ってたが、どうにか1つとれたようで、安心した。いや、むしろこのまま1つもメダルがとれない方が、潔くてよかったのかもしれないが。(^^) 
 ともかく日本は今回、メダルが1個という結果に終わりそうだ。誰もが思っているだろうが、今後の反省材料は多そうである。荒川選手も「メダルがとれるなんて思ってなかった」なんて言ってたが、本当にそうだろうか? あれぐらいのレベルの選手なら、メダルが視野に入っていなかった、とは考えにくい。どうも荒川選手が本気で言ったとは思えないが、やはりオリンピック選手たるもの、何としてもメダルを取りに行く、という気持ちを強く持って挑んでほしい。

誕生日

2006年02月21日 23時57分11秒 | その他

 今日、2月21日は私の誕生日だ。34歳になる。いよいよ中年に突入か。(^^)精神的には20代のまんまだけどね。
 今朝、日本経済新聞を見ていると、いきなり一面に大きく「34歳」の文字を見つけた。何かと思ったら、こういう記事だった。年金に加入してるから私には関係ないが、こんな偶然もあるものだ。34歳になった朝に、新聞で「34歳」の文字を見つけるとは。
 で、仕事は少しだけ早く終わらせて、いつもの貸本屋に行った。「今日、私の誕生日なんですよ」と店の女主人に言うと、「えー! 私も今日、誕生日ですよ!?」と驚かれた。こういう偶然もあるものだ。(^^)

英語完全征服

2006年02月19日 23時16分25秒 | 映画

 DVDで韓国映画「英語完全征服」を見た。内容はこんな感じで、まあフツーのラブコメディであった。とりあえず「フツー」としか言いようがない。残念ながら、それほど印象には残らない作品だった。
 ヒロインは「平凡な公務員」という設定だが、映画などで「平凡」という設定の主人公が本当に平凡な風貌だった試しがない。(^^)中学生みたいな髪型をしていようが、眼鏡をかけていようが、イ・ナヨンはどうみても美人である。
 英会話学校でのシーンが多く、韓国でも日本と同様、いやそれ以上に英語熱が高いことが分かる。「日本人は英語が下手で、恥ずかしがってなかなか話そうとしない」ということをよく聞くが、実は韓国人も全く同じであることが、この映画で描かれている。
 韓国の英語学校でも、生徒に英語の名前を付けさせているようで、登場人物たちはみんな英語の名前で呼ばれている。教室のみならず、ヒロインの家の中でも英語だけで話そうとするシーンもある。60年以上前に、日本の名前を付けられて常に日本語を話させられたことに対してはいつまでも怒っているのに、英語なら全然問題にしないのだろうか。(^^) 

RAINBOW 二舎六房の七人

2006年02月18日 23時57分28秒 | 

 貸本屋で借りてきた「RAINBOW 二舎六房の七人」を3巻まで読んだ。昭和30年、特別少年院に収監された7人の少年たちの友情や苦闘を描いた漫画だ。「塀の中の懲りない面々」で有名な安部譲二が原作だそうだ。平成17年度の小学館漫画賞を受賞している。
 これはすごい漫画だ。とにかく面白い。私の中では、久々に漫画作品としてヒット作である。面白いといっても、もちろん笑える面白さではなく、けっこう陰惨な表現も多い。原作者の安部譲二も昭和30年頃に少年院生活を体験しており、当時の日本の状況、貧しさ、特に底辺にいた者の地獄が赤裸々に語られている。私も読んでいて、何度か涙が出そうになった。
 2巻の巻末に書いてある安部譲二の言葉が強く印象に残っている。「今の豊かな日本からは、昭和30年の貧しくて惨めな日本なんて、とても想像できません。思い出したくもない非道い、酷すぎる時代でした。」とある。こういう視点は、同じ昭和30年代を描いたものであっても、「ALWAYS 三丁目の夕日とはまさに正反対だ。(^^)
 作品としては「三丁目の夕日」も同じぐらい好きなのだが、私の考え方としては「二舎六房の七人」に近い。私は「昔は良かった」式の考え方が大嫌いなのである。そんなこと言ってると、いつまでたっても前に進んで行かない。「今は豊かになったけど、心は・・・」とか「日本人は豊かさと引き替えに・・・」とかいう意見を頻繁に聞くが、そんなわけねえだろう、と私は思う。豊かになることの、何が悪い? 社会が豊かになることは、絶対的に正しい。これが私の信念だ。(^^)

18,031円

2006年02月16日 23時58分04秒 | その他

 今日は何とか、ブログの更新をする元気だけは出てきた。短いが、久しぶりに更新しよう。
 最近は生活費がいろいろと高くなってきた。やはり寒くなると、費用がかさむものだ。シャワーではなく風呂に入るようになるため、毎月の水道代やガス代が劇的に高くなる。夜はエアコンも入れるので、電気代も跳ね上がる。そして何より高くなったのが、携帯電話の料金だ。これは寒さと関係ないが・・・。1月分の請求書が届いたのだが、なんと18,031円であった。確かに最近は携帯をかける機会が増えて、1時間近く話をする日もざらである。(^^)これはさすがに、料金体系を考え直す必要があるな・・・。
 ところで今、BS2で平原綾香のライブを見ている。デビューしたてで「ジュピター」とか歌ってた頃はやけに大人しい印象しかなかったのだが、今はずいぶん明るくなった印象を受ける。よくしゃべるようになっただけでなく、表現力も格段にアップした。1年ほどで歌手として急激に成長したということか。

ミキティー

2006年02月12日 23時59分40秒 | テレビ

 今、トリノオリンピックが開催されており、日本選手もメダルが期待できるとあって、なかなか盛り上がっている。そんな中、日本人に最も期待され、人気のある選手といえば、フィギュアスケートの安藤美姫選手だ。ミキティーという愛称で呼ばれ、今や国民的なスターである。テレビでもよく見かけるが、確かにこの子はかわいい。スケートの腕が世界クラスであるだけでなく、性格がかわいらしいことも人気の要因だろう。
 しかしミキティーといえば、もとはモーニング娘の藤本美貴のことじゃなかったか。本家ミキティーにこの愛称が定着しないまま、いつの間にか安藤美姫のことを指すようになってしまった。最近はモー娘の番組内でさえ、藤本のことをミキティーとは言わない。日本中がこれだけ安藤美姫のことを騒ぐようになって、さすがの藤本も自分のことを「ミキティー」とは言いづらくなったようである。(^^)
 とはいえ、本家は本家で負けないでほしい。上の写真はアレだが、藤本美貴は本来かなりの美形であり、勝ち気な性格は私も気に入っている。ソロデビューするもパッとせずモーニング娘に統合され、性格も安藤美姫に比べて良くはなさそうだが、ぜひがんばって「ミキティー」の愛称を取り返してほしいものである。(^^)

ミュンヘン

2006年02月11日 23時58分12秒 | 映画

 今日は映画館でスピルバーグ監督のミュンヘンを見た。多くのイスラエル人選手が殺されたミュンヘン事件の後、イスラエル政府によって暗殺チームのリーダーとなることを命じられた主人公が、パレスチナのテログループ11人を一人ずつ殺していく、という物語である。約3時間も続く長い映画だが、けっこう興味深く見ることができた。70年代の世界各都市を見られたのも良かった。とはいえ扱っているテーマはかなり重いので、とても「楽しい」と言えるものではないが。ユダヤ人であるスピルバーグが作ったんだから、イスラエルの視点のみでパレスチナ側を悪者に見立てたのだろう、と思っていたが、そう単純な映画ではなさそうである。この映画において、イスラエル政府は決して善玉ではない。イスラエルだけでなく、パレスチナも、アメリカも、ソ連も、憎悪と報復の連鎖にとらわれているに過ぎないのだ。中東問題、テロ問題を未だに解決できないでいる国際社会への皮肉、とも受け取れる。もちろん、このような重いテーマだけがこの映画の全てではなく、スパイアクションものとしても一流であり、娯楽性も十分にあると感じた。

国際派日本人養成講座

2006年02月09日 23時58分20秒 | その他

 私が読んでいるメルマガに、国際派日本人養成講座というのがある。国際政治、諸外国の事情、日本の歴史などを知ることができ、有意義なメルマガである。思想傾向は明らかに右寄りではあるが。
 最新号は「少子化と人口減を乗り越えよう」という題で、日本の未来を非常に楽観的に語っている。なんとこのメルマガには珍しく、ドラえもん、のび太、しずかちゃん、の3人に語らせている。硬すぎるというイメージをなくすことが意図だろうか。そのおかげで非常に分かりやすくなっており、一気に読むことができた。本当にこれほど、日本の未来が明るければ良いのだが。
 しかしやはり、「国際派日本人養成講座」だ。最後の方でいかにも「らしい」発言もある。
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人口が多いからって、立派な国を築けるわけじゃないよ。
かえって、ろくな教育も受けられない人がたくさんいて、
貧富の差が大きいと、犯罪や汚職が多発したりして、住み
にくい社会になってしまう。
これからの日本は、工場でも病院や家庭でも、単純労働
はロボットがやってくれる。労働力が不足するから外国人
労働者を入れよう、などという意見は、知恵のない人の言
うことだ。
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 この「人口が多い」国というのは、どう考えてもお隣の人口大国のことを指している。(^^) 右寄りな人は中国への対抗意識が強いからなあ。それに、「労働力が不足するから外国人労働者を入れよう、などという意見は、知恵のない人の言うことだ。」なんてセリフ、ドラえもんに言ってほしくない。子供の夢を壊す気か?(^^)