エビちゃん

　エビちゃん、といっても蛯原友里のことではない。携帯ゲームのエビちゃんのことである。「三文堂」という携帯サイトからダウンロードした１００円のゲームだ。海中のエビをボタン一つを使って操作し、魚、イカ、タコ、ウナギ、などに食われるのを防ぎ、同時に釣り針や網にも引っかからないように、できるだけ遠くまで移動させる、という単純なゲームである。しかしこれが意外と難しい。調子の良いときは２００ｍを超えることもあるが、駄目なときは数ｍで何かに食われてしまう。使うボタンが一つだけというような単調なゲームは、すぐに飽きてしまうのではないかと思われるが、これが飽きない。私も嫁さんも暇があれば携帯で「エビちゃん」をプレイするようになってしまった。携帯ゲームひとつで結構盛り上がるものである。

夜の上海

　今日は日中合作映画「夜の上海」を見た。「少林サッカー」のヒロインを演じたヴィッキー・チャオと、モックンの主演による恋愛ドラマだ。といっても二人が結ばれるわけではなく、むしろ二人のそれぞれ好きな人との「別れ」をテーマにした映画だ。まあ悪くはなかったが、それほど印象に残る映画だったとも思えない。ヴィッキーの可愛さと不思議な魅力、及びモックンの格好良さ、がこの映画の全てだったと思う。私はヴィッキーが好きなので良かったが、そうでない人にはちょっと退屈だったかもしれない。
　ところでヴィッキー・チャオといえば、６年ほど前に中国で「旭日旗事件」というものがあった。国民的アイドルであった彼女が旭日旗に似たデザインのワンピースを着たために、「日本の軍国主義を支持している」などという訳の分からない言いがかりを付けられ、メディアやネットで叩かれまくり、彼女に対して糞尿を投げつける輩まで登場した、という事件である。このために彼女は謝罪会見をすることになり、なぜか共産党に入党申請する、という事態にまで陥った。
　どう考えても異常な中国のナショナリズムが起こした事件であるが、こういったことにもかかわらず、現在もヴィッキー・チャオは中国のトップ女優であり続けている。あんな事件があれば日本とは距離を置こうとするのではないか、と思えるのだが、そんな様子もない。今回の「夜の上海」だけでなく「ヘブン・アンド・アース」という日中合作映画においても、日本人男優と共演している。また中国のナショナリスト達に叩かれないだろうか、と余計な心配をしてしまうのだが、中国も変わっているのかもしれない。これが韓国だとありえないことなのだが。

札幌と小樽の写真

北海道を代表する繁華街、すすきの。栄より範囲が少し小さいように感じた。


これが、かに将軍の本店で食べた「かにしゃぶ」だ。蟹が底の方に隠れてしまっているが。


有名な「雪印パーラー」で食べたパフェ。パフェなど食べるのは久しぶりだった。


小樽駅の正面から見た小樽市街である。小さいが広々とした感じの町だ。


小樽寿司屋通り。間にローソンをはさんでいるものの、この通りは寿司屋ばかりが並んでいる。


小樽にはなぜか古い石造の建物が多く、みんな様になっている。

札幌の写真

札幌駅だ。駅舎は新しいのだろうか。大きく立派でセンスのある駅である。


「札幌らーめん共和国」の中だ。いろんなラーメン店が建ち並び、内装は昭和３０年代を模している。


札幌は街がきれいに区画されており、中央にはテレビ塔がある。そういう点では名古屋と似ている。


夜景は写真に撮ることは難しい。どうしてもぶれてしまう。


市内には観光用の馬車が走っている。馬はずいぶんと大人しい。


旧北海道庁だ。今は観光用となっている。ちなみに旧岐阜県庁は、県の出先機関として今も現役で活躍中だ。
http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s20501/030sogotyousha/index.htm

海

今日で旅も終わりである。いろんな美味しいものを食べたが、最も「北海道に来てよかった」と思えたのが、小樽の海を見た時だ。小樽港から見た日本海は穏やかで、心地よい風が吹いていた。暑くも寒くもない爽やかな気候の中で、ゆったりと海を見て過ごすことができた。
小樽はガラス工芸でも有名な町である。私と嫁さんは色のきれいなワイングラスを買った。１０月１日の結婚記念日には、１年前に買っておいたワインを二人で飲もう。

小樽の寿司

先ほど小樽に着いた。昨日とは打って変わって、爽やかな天気である。海からの風が心地よい。まだ運河などは見ていないが、とりあえず寿司を食べることにした。(^O^) 小樽は本当に寿司屋だらけだが、中でも評判の良い幸寿司という店に入った。確かにすごくうまいが、回転寿司に慣れている私にとって、値段のわりに量が少ないと感じた。

食い道楽

昼はスープカレーの発祥地、マジックスパイスで豚角煮カレーを食べ、昼過ぎにはサッポロファクトリーで地ビールを飲み、夜は全国的に有名なかに将軍の本店で、かにしゃぶを食べた。蟹そのものももちろん美味しいが、鍋にできただしが最高にうまい。やはり北海道といえば蟹だ。

札幌の夜景

ロープウェイで、もいわ山の展望台まで行き、夜景を見た。札幌の夜景は思った以上に美しい。まさに光の海という感じだ。名古屋の夜景とどちらがきれいだろうか。広々とした光景がある分、札幌の方が良いのかもしれない。

札幌に着きました

上の写真は、ホテルの部屋の窓からとったものだ。やはり雄大な景色である。気候も適度に涼しく、安心した。今晩は「札幌ラーメン共和国」で食べようかと思っている。〓

北海道へ

　実は明日の昼から、北海道へ行ってくる。火曜日と水曜日は夏休みをとったので、水曜日の夜に岐阜へ戻ってくる予定だ。今までいろんな国へ旅行に行き、韓国に至っては１０回も行ったが、北海道へ行くのは初めてなのである。嫁さんも北海道は初めてだ。私の両親は北海道へ１０回以上も行っており、しきりに北海道を誉めるため、私も行きたくなったのである。
　北海道といっても広いし、４日しかないので行ける所は限られている。だから今回旅行するのは、札幌と小樽だけにした。この２都市だけでも十分に見所はあるだろう。特に、札幌のラーメンと小樽の寿司が楽しみである。（＾＾）
　しかし少し気がかりなのが、気候だ。岐阜よりもはるかに涼しくなっているだろう。長袖を用意していくつもりだが、一着でいいのだろうか。