Willow's Island

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横浜で撮った写真

2018年08月30日 06時01分09秒 | 旅行
少し遅れてしまったが、忘れないうちに先週の木曜と金曜に行った横浜の写真を、旅程順にアップする。


新横浜駅近くのラーメン博物館。ここで熊本のとんこつラーメンを食べた。


ブルーライン(地下鉄)に乗って中華街へ。関内の駅からは結構歩いた。


中華街の中にあるローズホテル横浜に泊まった。ロビーは薔薇の香りがする良いホテルだった。


中華街に来るのは久しぶりだが、以前と比べて本やCDを売る店が減った気がする。というか、ほとんど無い。


夕食は京華楼という四川料理の店で炒飯と餃子を食べた。今考えれば、麻婆豆腐にすればよかった。


二日目、元町商店街にて。娘は通りのはずれにある小さな店で、お洒落な小物を買った。


港が見える公園の展望台。


山手という地区。驚くほど大きな家ばかりが並んでいて、圧倒された。


有名な外国人墓地。


山手資料館。


赤い靴バスに乗って港へ。山下公園で撮った海の写真。


旅の最後は、赤レンガ倉庫で買い物。

横浜へ

2018年08月23日 07時09分03秒 | 旅行

 これから夏季休暇をとり、家族で横浜へ一泊二日の旅行に行く。といっても、最初からそういう計画だったわけではない。昨日の夜、急きょ決まったのだ。
 実は当初は、香川県へうどんを食べに行くはずだった。私の家族はうどんを食べるのが大好きだからだ。早くも5月ごろからホテルを予約し、現地(主に高松)でどう行動するか綿密な計画も立てていた。ところが、台風20号の出現である。強力な台風が今日、明日と四国を直撃し、暴風雨にさらされることは確実となってしまった。わざわざ旅行に行って、そこで避難をするという間抜けな羽目になりかねない。
 さて、どうするかと考えた私は、「うどんが駄目ならラーメンがある」と思い立った。横浜のラーメン博物館である。これなら子どもも喜ぶし、私も行って見たかった。そこで旅行出発の1日前になって、行き先を横浜へと変更した、というわけである。
 そのため、昨日の夜はバタバタだった。既に予約したホテルや新幹線をキャンセルしなければならない。1日前だと本来ならどちらもキャンセル料をとられるところだが、「台風が来るので」という理由ならキャンセル料なしで、既に支払った金額はすべて戻ってきた。ホテルは、楽天トラベルで検索したところ、中華街のすぐそばの良いホテルを予約できた。新幹線も、名古屋発新横浜行きを4席並びで確保することができた。各務原の図書館で、横浜のガイドブックも急きょ借りた。
 旅行前日の夜、数時間で行き先を西から東へと大きくチェンジすることができたのである。我ながらよくやったよ。

和歌という日本の伝統

2018年08月18日 21時29分49秒 | 

 娘が図書館から借りてきた「百人一首 人物大辞典」という本を手に取ってみた。百人一首のそれぞれの歌の意味と、背景となった歌人の人生を、美しいイラストとともに解説した本だ。昔から正月などによくやっており耳に馴染んだ百人一首であるが、それぞれの歌の意味や背景を知るのは初めてだった。子ども向けの本とされているが、大人でも十分以上に勉強になる良書だ。
 こうして歌の意味を知ると、百人一首には本当に美しい恋を表現したものが多いと分かる。千年以上も昔の日本で、これほど美しく恋心を表現した歌(短い詩といえる)が、これほどたくさん存在したのだ。今さらになって気づいたが、これは本当にすごいことではないか。百人一首は、日本が世界に誇るべき文化遺産だ。
 同じ時代(千年以上も前)の外国では、これほどの文化があっただろうか? 少なくともヨーロッパは、ここまで進んでいなかっただろう。中国には漢詩はあったが、恋の心情を細やかに歌ったものは少なかったのではないかと思う。
 なお、私が特に気に入った歌は、藤原義孝の

君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな
(あなたのためなら惜しくなかったこの命 あなたに会えた今となっては 長くあってほしいと思う)

と、右大将道綱母の

嘆きつつ ひとりぬる夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る
(嘆きながら一人寝る夜 明けるまでの時間がいかに長いか あなたは知らないのでしょう)

である。

キミのお金はどこに消えるのか

2018年08月15日 06時07分16秒 | 

 「中国嫁日記」で知られる井上純一が描いた本格的な経済学マンガ「キミのお金はどこに消えるのか」を読んでみた。私が古本ではなく新刊を普通に購入するのは、実に久しぶりである(それぐらい早く読みたかった)。
 本家の「中国嫁日記」が最近は少しグダグダになっているのに比べて、この「キミ金」はすごく面白かった。経済学の考え方の一面(あくまでも一面であるが)を楽しく学ぶことができる。なぜ楽しいかといえば、話の内容はすべて、作者の井上氏とその妻である月(ゆえ)さんとの対話によって進められているからだ。この二人のキャラクターが非常に分かりやすく、しかも勢いがあるマンガなので、固くなりがちな経済の話が、すっと入ってくる。これは非常にお薦めの本だ。
 ただ、作者(と、そのブレーン達)の考え方には多少の偏りがあるので、少し注意は必要である。このマンガでは増税することことを、社会から金を吸い上げて経済の流れをストップさせるもの、としか扱っていないが、それはあまりにも単純な捕らえ方では、とも感じた。
 政府は税金を徴収するが、それを政府内に留めておくわけではなく、その金を社会保障など各種行政サービスとして放出させているのであり、社会に還元もしているのである。民間企業が生み出した商品やサービスには対価を払うのが常識であるが、同じように政府という団体が生み出したサービスには対価(つまり税金)を支払う、という考え方だってあるはずだ。それがこの本では完全に無視されている。それから、人口の増減というものがGDPに与える影響をまったく考慮していないのも、気になった。

やはり日本は尖閣の「棚上げ」に合意していなかった

2018年08月12日 23時05分30秒 | 中国

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180812/k10011574371000.html
40年前、日中平和友好条約の交渉に当たった元外交官が、条約交渉のもようをみずからの肉声で記録した音声テープが新たに見つかりました。この中には、両国がともに覇権を求めないとした内容を条約に盛り込むことについて、中国の当時の最高実力者、※トウ小平氏が「永遠に覇権を求めないよう中国を拘束するものだ」など、中国の大国化を見通すかのような発言をしたことなどが記録されています。

日中平和友好条約は、1972年の国交正常化を受けて交渉が行われ、ちょうど40年前の1978年8月12日に中国・北京で両国間で署名が行われました。

この条約交渉に参加していた、北京にある日本大使館の元公使、堂ノ脇光朗さんが、交渉のもようをみずからの肉声で記録した音声テープが新たに見つかりました。

堂ノ脇さんは3年前に亡くなり、音声テープは長らく埋もれていましたが、遺品の整理をしていた家族が見つけました。

カセットテープ9本に13時間余りに及ぶ録音は、堂ノ脇さんが、いわば「備忘録」のような形で個人的に録音したもので、条約交渉が大詰めを迎えた1978年1月から8月ごろまでのもようが記録されています。

このうち、署名の2日前の8月10日に、当時の園田外務大臣と中国の当時の最高実力者、※トウ小平氏との間で行われた会談では、両国がともに覇権を求めないとした内容を条約に盛り込むことについて、※トウ氏が「将来、中国が強くなったときでも永遠に覇権を求めないよう中国を拘束するものだ」など、中国の大国化を見通すかのような発言をしていたことがわかります。

また、当時も中国が領有権を主張していた沖縄県の尖閣諸島について、※トウ氏は、「この問題は、横に置いてゆっくりと討論したらよい。数年、数十年、百年置いてもかまわない」と述べ、条約交渉で取り上げることを控えるよう主張し、園田大臣が「日本の立場は承知のとおりだ」と述べるなど、生々しいやり取りが記録されています。
<以下略>

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 本日のNHK7時のニュースで、上のような内容が伝えられていた。40年前の日中間での貴重な交渉記録である。ニュースでは5分程度しか話されなかったが、これはもっと掘り下げて詳しく報道するべきである。
 中でも注目すべきなのが、尖閣諸島に関するくだりだ。鄧小平が「これは棚上げにして、未来の人間に解決を委ねればよい」というようなことを言った、というのは何度も聞いた有名な話である。問題は、これに対する日本側の答えだ。「日本の立場はご承知のとおり」という回答である。やや曖昧な言い方ではあるが、決して中国側の棚上げ論には賛成していないのである。
 上の録音内容がちゃんと時系列どおりに紹介されているのか、NHKが都合のいいように編集していないか、確実なことは言えないのだが、少なくとも園田外相(当時)のあのような肉声があったのだ。孫崎享や中国人が言うように、日本側も尖閣領有問題の棚上げに賛成した、などというのはであることが分かる。

SOWTECHの充電式スティック・クリーナー

2018年08月05日 05時17分12秒 | 機器

 昨日、amazonで新しい掃除機を購入した。SOWTECHという会社が出している充電式のスティック・クリーナーである。たまたまタイム・セールをやっていたため、5599円で買うことができた。安い。
 実は掃除機であれば、日立のCV-PE300というものを最近も買ってばかりではある。これは吸引力が非常に強く、絨毯を掃除するにはすごい力を発揮したので重宝しているのだが、いかんせん重い。これを持って2階まで行ったり、手に持ちながら階段を掃除するのは若干つらい。当然コードにつなげて使用するため、動かしにくいという弱点もある(従前の掃除機も同じであるが)。
 2階は絨毯がなくフローリングのみであるため、床に落ちた埃を吸うだけならそんなに強い吸引力は必要ないのでは、と考えた私は、2階専用にコードレスのスティック・クリーナーを買うことにした。といってもダイソンなどは高そうなので、amazonで安くコスパの良さそうな掃除機を探したところ、見つけたのがこのSOWTECHだ。
 注文して1日で届いたので、さっそく充電して使ってみた。まずはその軽さ(1kg程度)と、どこへでも持っていける気軽さに感動した。さすがコードレスのスティック・クリーナーである。吸引力はやはり強くないが、硬い床の埃などを吸う分には全く問題ない。音も比較的静かだ。すいすいと吸えるので、2階や階段だけでなく1階の絨毯以外の部分も掃除した。フル充電しても稼働できるのは30分程度だが、そんなに時間がかかる仕事ではないので、これも問題はない。本体部分は透明で、ゴミがたまっていくのを見ることができるのも面白い。
 これで掃除するのも全く億劫ではなくなった。良い買い物をしたと思う。しかし、このSOWTECHという会社は一体何者なのか。公式ホームページはあるのだが、どこに本社があって代表者は誰なのか、電話番号などの連絡先はあるのか、具体的なことは一切書いてない(製品情報があるだけ)。何だか怪しい。
 それでつい先ほどamazonのサイトを見て気付いたのだが、「特定商取引法に基づく表記」として以下の記述があった。

販売業者:SOWTECH JP
お問い合わせ先電話番号:05058099535
住所:
St.1 Laogan Village
308 No.1
Luogang Buji,Longgang Dist,Shenzhen,
Guangdong
518000
CN
運営責任者名:Shenzhen Saiou Wei Technology Co., Ltd
店舗名:SOWTECH JP

 どうやらSOWTECHというのは、中国の深圳に本社があるようだ。一応、電話番号もある。しかし問い合わせたところで、まともな対応などしてくれなさそうである。修理などは全く期待できないであろう。(^^) まあ、そこは割り切るしかない。