Willow's Island

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韓国カルチャー・ナビゲーター(1998年)

2005年10月02日 20時28分25秒 | 韓国

 今週末は秋用の服を取りに、実家へ帰った。私は実家の自分の部屋に戻ると、昔読んだ本をいろいろ読み返すことがある。その中の一冊に、韓国カルチャー・ナビゲーターという本がある。これは1998年に出版された、当時(90年代)の韓国大衆文化を紹介する本だ。当時の日本は韓流ブームが始まるはるか前で、韓国文化に興味を示す日本人など、私を含めてかなり少数派であった。今でこそ韓国文化を伝える本は数限りなく出ているが、当時としては珍しい本だったといえる。
 で、その本の2ページ目が上の写真だ。なんと、韓流四天王のうち3人までもが顔を揃えている。ウォン・ビンを除く四天王の3人(ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン)は、7年前から既に大スターだったのである。
 この写真と現在を比較してみると、いろいろ面白いことが分かる。私と同い年のチャン・ドンゴンは、まだ幼さの残る表情をしている。しかし、帽子は全然イケてない。イ・ビョンホンの写真は非常に古くさい印象を与える。90年代のはずなのに、日本でいえば70年代の仮面ライダーを見ているようである。(^^)当時の韓国では、ああいう帽子が流行っていたのか。「映画界期待の星」と書かれたチョン・ウソンは、その後「武士(ムサ)」や「私の頭の中の消しゴム」でブレークし、見事その期待に応えている。
 それよりも問題は、肝心のペ・ヨンジュンである。「好感度No.1」なんて書かれてるが、正直言ってダサい。(^^;)私は7年前にこれを読んだとき、「韓国じゃこんなのが好感度No.1か?」と思ったものである。しかしまさか、「こんなの」が21世紀の日本で韓流の嵐を巻き起こすとは、夢にも思わなかったのは言うまでもない。(^^)