しりあがり寿に紫綬褒章

　漫画家のしりあがり寿氏が、紫綬褒章を受けたらしい。彼の漫画はかなり好きなのだが、紫綬褒章とは驚きである。おそらく、東日本大震災を扱った「あの日からのマンガ」が高く評価されてのことだろう。この作品は私も持っており、確かにこれは、彼にしか描けない独自のすごい漫画だと思う。
　しかし、しりあがり寿といえば、これより評価すべき作品をもっと生み出しているのではないか。個人的には、週刊プレイボーイで連載している「時事おやじ」が最高だ。１３年以上も長く続いている４コマ漫画だが、その時その時の時事問題を的確に扱い、毎回シュールかつアイロニカルに仕上げているのは、大したものだと思う。他の作家では決して真似のできない作風がある。もともと漫画（cartoon）というのは、時事問題を分かりやすく表現し、時に皮肉るために生まれたものではないか。であれば、「時事おやじ」こそが、今の日本で最も漫画の原点に近い漫画、といえるのかもしれない。

「仕事ダイエット」に成功！

　昨日の夜、自分の顔を鏡で見てみると、以前よりシュッとした感じに見えた。これはもしかして痩せたのでは、と思い、体重計に乗ってみた。すると、６５ｋｇと出た。割と最近まで６７～８ｋｇだったのが、短期間でなんと約３ｋｇ減だ。
　最近になって食べる量を減らしたということはない。相変わらず間食もしている。特に運動もしていない。これはどういうことか。最も考えられる原因は、仕事である。４月になって環境が激変し、超多忙な毎日を過ごすことによって、やせたのだと考えられる。デスクワークばかりとはいえ、頭脳労働も多大なエネルギーを消費するものなのである。それに加え、精神面への負担も大きい。仕事によって痩せる、ということは現実にあるのだ。
　こんな痩せ方はどうかと思うが、ともかく自分の知らぬ間に「ダイエット」に成功したようだ。

くす田くす博

　先週の日曜日は花フェスタ記念公園の無料開放日だったので、家族で行って来た。そこでは、くす田くす博という多治見市在住の大道芸人さんが、上の写真のようなパフォーマンスを披露していた。私と１歳しか違わない４３歳だというのに、すごい身体能力である。
　話によると彼は、４０歳のときに勤めていた会社をやめて、大道芸人を目指したのだそうだ。なんとその時には、高校生のお子さんが２人もいたらしい。あまりにも思い切りがよすぎる。芸そのものより、そっちの方がすごいと思った。

韓国の客船沈没事故で思うこと

　修学旅行生らを乗せた客船が沈没してから今日で３日以上経過しているが、未だに２７０人以上が救助されないままだという。乗客の大部分が未成年ということもあり、実に痛ましい惨事である。日本の海上保安庁が手を差し伸べることもできそうだが、今の韓国がそれを受け入れることはなさそうだ。
　こうした大事故や大災害というのは、韓国だけでなくどの国でも発生するものだ。重要なのは、こういう事件が発生した時に、政府及び社会全体がどう対処できるか、ということである。危機が起きた時にこそ、国家の持てる力が試されるのだ。韓国の場合は、どうなのか。
　この客船沈没事故については、発生後に様々な報道がされている。そこで、事故後に判明したことや起きたことを以下のとおり、簡単にまとめてみた。

★乗客には「客室にいろ」と指示しながら、船長と船員が真っ先に救助されていた。
　しかもその船長は、救助される際に「自分は一般人」と嘘をついていた。

★自分の生徒たちを残して、教頭が先に救助された。この教頭は後に自殺。

★韓国政府による救助は実におそまつで、救出の成功率は１世紀前の「タイタニック」なみ。
　しかも救助人員や設備の規模を、大幅にごまかして被害者家族らに説明していた。

★救助技術の低さを露呈したにもかかわらず、韓国政府は日本からの援助申し出を断った。
　断った理由はもちろん、人命ではなくパク・クネ政権の面子を守るためである。

★被害者を装って「船内で生きている」という嘘の携帯メールを発信することが流行する。
　この大事故に便乗し、「救助現場の動画が見られる」などという詐欺メールも横行する。

★メディアの報道では、日本のせいにするためか、沈没した客船は日本製であることを強調していた。
　しかしその船は、日本で造られた後、韓国で安全性を無視して大幅に改造されていた。

★もちろん事故の原因は船のせいではなく、経験のない航海士が針路変更を誤ったせいである。
　船長は責任を問われ、さっそく逮捕されたが、肝心の救助の方は少しも進んでいない。

　こうしてまとめてみると、「やっぱり駄目だ、こいつら」という言葉しか浮かんでこない。この事故が起きた日を「国恥の日」にしようという意見が韓国で出たそうだが、橋が落下したり百貨店が崩壊したときも、同じようなことを言ってなかったか。そのうち、１年間のうち３６５日が「国恥の日」になるんじゃなかろうか。それは正しい判断かもしれない。

ジョジョの奇妙な冒険 第3部 総集編

　「ジョジョ」第３部の総集編を、最近になってすべて買い揃えた。これは２０年以上前の私が高校生の時に、ジャンプに載っていた作品なのだが、今読んでもまったく古びていない。絵のうまさ、センス、構想力、迫力、独創性、ストーリー展開、どれをとっても完璧なのである。通常のコミックスで読んでも面白いのだが、この総集編は紙のサイズが大きいため、より迫力をもって楽しめる。こういう作品を読むと、日本の漫画は２０年以上前に最盛期を迎え、未だにその当時の水準を超えられないのでは、とさえ思える。

南北統一のコスト

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140411-00000021-scn-kr
　韓国の国営放送、韓国政策放送（ＫＴＶ）は７日、成人男女７００人を対象に実施した、韓国と北朝鮮の統一に関する世論調査の結果を発表した。複数の韓国メディアが報じた。

　南北統一が韓国経済の成長や発展に「非常に役立つ」と回答した人は３５．６％、「役立つ」は３９．８％で、肯定的な回答は７５．４％に達した。「まあまあ役立つ」は１４．４％、「あまり役立たない」は４．９％、「全く役立たない」は３％だった。

　２００８年、北朝鮮の金剛山を観光していた韓国人女性のパク・ワンジャさんが、北朝鮮の警備兵に射殺される事件が発生した。この事件を受け、韓国政府が北朝鮮に対して取っている措置について、「南北対話のために解除すべきか」との質問には「解除に同意する」が３４．７％ともっとも多かった。「解除に反対する」は２４．４％だった。

　南北統一にかかる費用の助成について「参加する意思はあるか」との質問には、「参加を考えてみたい」が４７．４％、「積極的に参加したい」が２５．４％、「参加する意思は全くない」は１８．０％と続いた。

　また、「米国や中国など周辺国も統一費用を負担すべきだ」とする人は６８．３％で、「その必要は無い」（１４．０％）を大幅に上回った。

　朴槿恵（パク・クネ）大統領がドレスデンで発表した、統一を視野に入れた北朝鮮に対する３つの提案について、「共感しない」は２０．５％にとどまり、「共感する」が６３％に上った。

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　こういう意識がもろに分かる統計を見ると、改めて韓国人の愚かさを実感する。南北統一はどうやら経済の発展に役立つということなのだが（少なくとも韓国では、それがほぼ常識になっているようだ）、その一方で、統一の費用は外国が負担すべきなのだという。自分達の利益になる（と信じ込んでいる）ことについて、外国が費用負担するのは当たり前、という意識なのである。アホとしか言いようがない。
　世界銀行の推計によると、南北統一にかかる費用は２兆ドルから３兆ドル（２～３００兆円）なのだそうだ。たとえ１％の負担だったとしても、２，３兆円の規模だ。米軍が駐留する韓国と陸続きになるために、中国がそんな費用を出すと思っているのか？　深刻な財政問題に悩むアメリカが、さほど大きなメリットをもたらすとは思えない南北統一のために、巨額を負担できると思っているのか？　上にある「周辺国」には間違いなく日本も含まれるのだろうが、強烈な反日国家になることが確定的な統一朝鮮のために、金を出すわけもない。いくら日本がお人よしだとしても、さすがに近年は日本人の意識も変わってきている。
　仮に万が一、統一できたとしても、国境を接する中国との間で、永遠に安全保障上の問題が発生しないとでも思っているのだろうか。先進国にもなれていない韓国が、途方もない南北の経済格差を、社会的不安も発生させずに解決できるはずもない。少し考えれば分かりそうなことを決して考えないのが、韓国人なのである。

鬼岩公園の写真

　昨日は御嵩町と瑞浪市の境にある「鬼岩公園」へ花見に出かけた。といっても、あまりに山道が急で、妻と娘はふもとで休まざるをえず、下にあるような風景を見られたのは私だけであったが。ちなみに写っている湖は「松野湖」である。

近況

　仕事が変わったことにより、最近は毎日がきつい。週末も全く気を休めることができない。少なくとも４月中は、ブログの週２回以上更新は無理そうだ。