Willow's Island

since 2005

下呂へ

2005年04月30日 11時39分18秒 | 旅行
おとつい書いたとおり、今日はしんいち君と下呂へ行く。
向こうにはネット・カフェがあるかどうか怪しいので、今のうちにブログを更新しておこう。

下呂は同じ岐阜県なのだが、けっこう遠いのでめったに行かない。約2年ぶりだろうか。
泊まる旅館は、なんとあの水明館である。以前このブログでも話が出たが、
下呂を代表する旅館である水明館に泊まったことがない、というのも寂しいので
たまには贅沢をしてみよう、ということになったのだ。といっても一番安い部屋だが。
離れである「青嵐荘」なんてところに泊まろうとすると、8万円ぐらいかかってしまうようだ。
とんでもねー。一体どういう人が泊まるんだろうか。

69 sixty nine

2005年04月29日 23時25分14秒 | 映画
今日はレンタルで借りた日本映画「69 sixty nine」のDVDを見た。
これは映画館で見そびれてしまったので、見るのは今回が初めてだ。
しかし率直に言って、これは劇場まで見に行かなくてよかったな、というのが
見た後の感想だ。(^^;) まあ、ギャグは下ネタも含めて、そこそこ面白かった。
あと、1969年当時の風俗も知ることができて、興味深かった。しかし、
もう一度見たいという気分にはならない。最終的にはそんなに面白い作品だと
思えなかったのだ。なんというか、無駄に長い映画だったような気がする。
テンポがよくない、ということか。あと、1969年の風俗や流行語を知ることが
できたのは勉強になったけど、いまいち説得力に欠けて、映画の世界に入って
いくことができなかった。妻夫木や安藤では、現代的すぎるからだろうか。
この映画は1969年という世界が大きく揺れ始めた時代の、若者の勢いなど
を主題とした青春映画だと思うけど、そんな時代背景よりも「妻夫木映画」
であることの方が前面に出たような感じだ。確かに彼の勢いは感じる。

そういえば「パッチギ!」では、冒頭で長崎の不良学生が朝鮮高校の連中に
ボコボコにされる、というシーンがあった。「パッチギ!」と「69」の時代背景は
ほぼ同じで、かぶる所が少しあったから、あれは「69」に対する井筒監督の
対抗意識だったのだろうか。(^^) そんなわけないか・・・。

箪笥

2005年04月28日 23時52分14秒 | 映画
韓国のホラー映画「箪笥」を見てみた。去年の今頃に劇場で見て以来だ。

初めて見たときは、途中まで何がなんだかよく分からなかったのを覚えている。
姉・スミの視点を中心に話は進んでいくのだが、なかなかストーリーが見えてこない
映画であった。それが終盤にさしかかった時、ようやく謎が明らかにされる。
とは言っても(監督の意図で)あんまり分かりやすい種明かしではないので、
最後まで分からない人も多かったかもしれない。

この映画で私が感じたのは、恐怖よりもむしろ哀しさだ。途方もない哀しさである。
だからこそ、強く印象に残った。ただのホラーだと、ここまで好きにならなかっただろう。
韓国人は映画にしろ音楽にしろ、哀しさを表現するのが非常に得意だと思う。
「悲しさ」ではなく、「哀しさ」だ。

それに加えて、洗練されたセンスもある。これは本当に良い映画だ。

木村カエラ

2005年04月27日 23時48分59秒 | 音楽
今日は残業で疲れたので、短めに。

最近私は通勤時間が長いので、車の中で音楽を聴く時間も長くなっている。
それでいろんなアーティストのCDをとっかえひっかえ聴いているのだが、
今日は今話題の、木村カエラなる歌手のアルバム「KAELA」を聴いてみた。
聴いてみれば、意外にしっかりした良い音楽である。何よりも声が良い。
やはり人気の出るアーティストというのは、声が良いものである。
ただ、ロックがそんなに好きではない私にとっては、ギターの音がちょっと
うるさいな、と感じた。まあギターがなければ、木村カエラの音楽では
なくなってしまうわけだけど。あくまでも私の感覚では、ということだ。

私はもうおっさんだが、こういう若い音楽(笑)を楽しめる感性だけは、なんとか
これからも保ち続けたいものである。(^^)


横浜M、中国での超厳戒の一戦…反日行動の余波がサッカーにも

2005年04月26日 22時57分17秒 | 中国
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050426&a=20050426-00000011-sanspo-spo
 5月11日にアジアCL1次リーグ第5戦・山東魯能秦山戦を中国・済南で戦うJ1横浜Mが、現地で超厳戒態勢の警備を受けることが25日、明らかになった。 反日行動が懸念される中国での試合に備え、横浜Mでは袴田聖則TAO(チームアドミニストレーションオフィサー)が24日までに現地を視察。中国当局から提案された警備計画によると、周囲を池に囲まれた要塞のような5階建ての宿泊施設に泊まり、取り囲む形で警備員数百人が配置されるという。建物はほぼ貸切で、横浜Mが宿泊する階の上下階の部屋には期間中、公安担当者が宿泊して目を光らせる。 試合当日のスタジアムには警備員約1000人が動員される見込み。横浜Mはものものしい雰囲気のなかで、1次リーグ突破へのヤマ場となる試合を戦うことになる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この記事を読んで、思わず声を出して笑ってしまったのは私だけではあるまい。(^^)
それにしても、ものすごい警備だ。これほどまでしなければ選手の身を守れないということを、
中国当局自身が感じているということである。何というか、ますます人間の生きるべき場所
ではなくなってるな、中国は。サッカーの1チームを守るだけで、ここまでやらなければならない
とすれば、オリンピックで日本の選手団がやってきた時は、どういう警備をやるつもりだろうか。
ていうか、この国でオリンピックを開催していいのか? 

モッチダ! マサル

2005年04月25日 23時07分54秒 | 
去年韓国へ行ったときに、本屋で「すごいよ!マサルさん(韓国名:モッチダ!マサル)」
の第1巻を買った。オリジナルの日本語版と合わせて読めば、韓国語の勉強になると
思ったのだ。実際に読み比べてみると、日本語と韓国語で微妙な表現の違いがあって
面白い。日本人にしか理解できないセリフなどは、韓国人にも分かるようにアレンジ
されている。その分、ギャグは面白くなくなってるが。

それから、登場人物の名前がほとんど韓国人になってるのが驚いた。マサル
「マサル」のまんまだが、フーミンは「ホン・スイル」、マチャ彦は「チャ・テミョン」、
キャシャリンは「カン・ホリョン」、なんていう名前になっている。日本語の名前のまんま
だと覚えにくいのだろうか。韓国人の友達に「なんで名前を韓国語に変えちゃうの?」
と聞いてみたところ、「どこの国でもやってるんじゃないの?」ときた。・・・やってねーよ。

韓国で漫画を出版する際には、裸はご法度らしい。たとえわずかでも、裸はダメ
なんだそうだ。もともと「マサルさん」には裸なんてほとんど出てこないが、唯一
出てくるシーンがあった。右下のコマで、マチャ彦が持っている絵がそれだ。
オリジナル版では、富永一朗センセイ得意のタレパイマンガだったのが、下の
韓国版では水着姿に変えられてしまっている。このすごく小さな絵にも、厳しい
検閲が入ったのだ。(^^) 少しでもエロっぽさが出てはダメなようで、「セクシー
コマンドー」も「愛嬌(エキョ)コマンドー」なんて改名されていた。ここまで厳格では、
江川達也のマンガなんぞは、韓国で出版不可能だろう。(^^)


セントレア

2005年04月24日 23時59分07秒 | 旅行
今日はyosikuriと中部国際空港(愛称:セントレア)に行ってきた。
空港へ直接つながる駅もできたようで、金山駅から名鉄線で電車が通っている。
駅を降りるとすぐに空港で、さすがに大きくて豪華な作りだ。名古屋空港とはちがう。
中はかなりの人で賑わっており、実際に飛行機に乗りに来たのではなく、観光で
遊びに来た人が大半を占めていたようだ。国際空港だというのに、日本人ばかりである。
雰囲気は普通のレジャースポットと変わらない。空港らしい国際的な雰囲気はゼロだ。

私とyosikuriはさっそく目玉(?)である展望風呂に入りに行った。しかしこいつが曲者である。
展望風呂とか言いながら、実は展望できるところがほとんど無いのだ。屋根は完全に
覆われており、ガラスでもないからまったく外が見えない。窓があることはあるが、外側に
柵が立てられており、窓際に寄っても海がよく見えない状態だ。しかも、中はかなりせまい。
普通の風呂屋よりも小さく感じた。こんなにしょぼい銭湯とは思わなかったから失望である。
しかも、従業員のおばさん達がひんぱんに出入りしている。これにはyosikuriも不快だった
ようだ。この風呂屋は外国人も使うことがあるのだろうか? もしそうだとすれば、おばさんの
出入りはやめた方がいい。外国人は男湯に(たとえ中年でも)女性が入ってくることに対して
拒否感が強いからだ。国際空港を名乗るなら、こんなことはやめるべきだろう。

良かったところを一つ挙げるなら、テナントの種類が豊富で一流店が多かったことか。
昔の宿場町をイメージしたちょうちん横丁などは、日本的なセンスにあふれて良い。
ここを訪れた外国人が「ああ、ここは日本なんだな」と実感できるのではないだろうか。

中には「吉田商店」という駄菓子屋もあり、昔懐かしい駄菓子を売っていた。
驚いたのは、オリエンタルの商品も置いてあったことだ。オリエンタル・グァバとか、
オリエンタル・カレーなんてものは、今時どこも売ってないだろう。名古屋圏に住む
人間にとっては懐かしいかぎりだ。私は当然、グァバとカレーを買い求めた。(^^)


靖国神社

2005年04月23日 23時59分23秒 | 中国
 今日は久々に日中首脳会談が開かれた。
 会談の詳しい内容や胡錦濤の発言は不明だが、前回の外相会談よりは平和的な
雰囲気で話し合われたようである。日中関係のこれ以上の悪化が、これで食い止められた
のならいいのだが、そう簡単ではないだろう。
 ところで日中関係のトゲは、小泉首相の靖国神社参拝にある、と言われている。首相は
否定しているようだが。しかしこれ、よく分からん問題である。A級戦犯が祀られているから
といって、靖国を参拝しても戦犯を崇めることにはならんのだが。中国には先祖を崇める
祭祀という習慣があったので、それと勘違いしているのかもしれない。
 小泉も小泉である。文化の違いを説明して、別に東条英機を崇めてるわけじゃないことを
はっきり言えばいいのに、ただ「二度と戦争を起こさないという気持ちで・・・」とか言っても
相手には分からんだろう。むこうには祖先祭祀と神社参拝の区別がつかないんだから。
 ただ、問題の本質を落ち着いて考えてみると、中国が文句を付けているのは靖国神社
そのものではなく、いわゆるA級戦犯をどう処遇するか、ということなのだろう。中国としては
「A級戦犯」は絶対的な悪でなくては困るのだ。普通の戦死者と同じ扱いになっては、「悪いのは
戦犯であって、日本国民ではない」とした戦後処理は何だったのか、ということになるし。
中国にしてみれば、「A級戦犯」の処遇は、日本との戦後処理そのものにかかってくるのだ。
 私としては首相が靖国を参拝しようが参拝しまいがどうでもよいが、中国に言われて止める
のはいかがなものか、という気持ちがある。しかしこの問題に限っては、日本は圧倒的に
分が悪い。中国や韓国じゃなくても、国際社会において日本に理解を示してくれそうな国は、
ほとんどないからだ。一部の台湾の議員が理解してくれたようだが、それにしたって中国へ
対抗して言っただけの可能性が高い。東京裁判そのものが無効なのであり、A級戦犯などと
いう言い方に意味はない、という反論が日本にあるが、これは相当苦しい。もともと敗戦国が
受けられる裁判なんてあんなもんだし、それが無効だというなら訴える先はアメリカだろう。
アメリカに、東京裁判は無効だ、やりなおせ、なんて言えるか? 言えるわけないわな。



首相「歴史反省とお詫び」 アジア・アフリカ首脳会議

2005年04月22日 23時41分14秒 | 時事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050422-00000024-san-int&kz=int
意外にあっさりとお詫びを表明したものである。
日本政府が昔から腐るほど言ってることを、また繰り返したにすぎないが。
ここでこのような表明をしたのは、日中首脳会談を成功させたいこと、
日本が常任理事国を目指すにあたってアジアの信任を得たいこと、
などが主な理由だろう。しかし私は、別の狙いもあったのでは、と考える。
まったくの推論にすぎないが、私は日本の平和主義や村山談話を広範に
知らせるという目的もあったのでは、と思っている。日本にいると分からないが、
日本の徹底した平和主義だとか、過去の反省だとかは、海外ではほとんど
知られていないそうだ。歴史問題では、日本は徹底的に悪者扱いである。
本当は日本側にも言い分があるし、反省してないわけないのだが、ともかく
これが世界(特にアジア)における主要な論調であるらしい。中国や韓国など
にとっては日本が反省してない、という状態であった方がうれしいのだろうか。
ともかくこれで、中国人や韓国人は、日本が謝罪してないと思い込んでいる。
ところがこのような国際会議の演説において、はっきりと謝罪の言葉を述べれば、
ほぼ全アジアに報道され、中国・韓国以外の国がその証人となる。

ゴスペラーズ

2005年04月21日 23時59分11秒 | 音楽
先ほど、NHKの「音楽・夢くらぶ」を見終わった。
今日は鈴木雅之とゴスペラーズがゲストであった。
鈴木雅之も良いが、やっぱりゴスペラーズはすごい。
久しぶりに聴くが、彼らのハーモニーは完璧である。(当たり前か)
実は学生時代に合唱団に属していた私は、こういうのにあこがれてしまう。
話にならんほど下手糞な合唱団であったが、私にとっては良い思い出である。
今日は、もう一度アカペラを歌ってみたいなーという気分になってしまった。
それにしても、ゴスペラーズは5年前までヒット曲がなかった、というのは意外である。
それ以前にも良い曲をたくさん出していたのだが。時代が彼らに追いついたのか。
彼らには、ボイパなどのない正道のアカペラをこれからも続けていってほしいものだ。