Willow's Island

since 2005

英語版ONE PIECE

2006年08月27日 23時46分36秒 | 

 英語版のONE PIECEを読んでみた。今はアメリカでも「SHONEN JUMP」の名でコミックスが売られているらしい。しかも、日本の漫画は「MANGA」としてアメリカのコミックとは別の扱いとされ、読み方も日本式に右から左へ、という形だ。セリフの英語も、アメリカ英語の口語表現を学ぶのにちょうどいい。面白いと思った表現には、ナミの言った「That's why he was running toward the village like his pants are on fire.」というセリフなどがある。
 中でも秀逸な訳だと思ったのが、ブッチーという太った猫(人間?)の「キャット・ザ・フンジャッタ」という技の名前だ。日本語版は、体重をかけて踏みつぶす技と「猫ふんじゃった」という曲名をかけあわせて作った技名なのだが、英語ではそれが通用しない。どうやったかというと、「Cat-apult Cat-astrophe」としたのだ。これもしっかり、猫とかけてあり、しかもちゃんと技の名前となっている。これは名訳ではないだろうか。

ソウルで撮った写真 2

2006年08月23日 23時52分02秒 | 旅行

新村(シンチョン)にて。こう見えても韓国の写真だ。新村(シンチョン)は親日的な街で、やたらと日本語の看板が目立つ。日本風の店も多い。


有名な日韓交流カフェ「カケハシ」の店内。日曜日だが、それほど盛況ではなかった。客は、現地に住む日本人や日本語を勉強する韓国学生が多いように感じた。日本の漫画がかなり多く置いてある。


韓国No.1の女子大、梨花女子大学の前にて。大学の校舎もすばらしいのだが、残念ながら学内は工事中で良い写真がとれなかった。大学前の通りはさすがにおしゃれでかわいい。Innisfree(イニスプリ)もこのそばにあった。


狎鴎亭(アックジョン)にて。ここもおしゃれな街と聞いて来てみたのだが、残念ながら期待したほどではなかった。やはり江南(カンナム)に行った方がよかったか。


三成(サムソン)にある巨大ショッピングモールCOEXにて。さすがに大盛況で、豊かな韓国を感じさせる。嫁さんも通っているヤマハ音楽教室の看板まであった。


梨泰院(イテウォン)にある焼肉店、牛里(ウリ)ガーデン。値段は日本並に高いが、確かに味は良い。韓国で食べる焼き肉は肉が硬かったりするが、ここは別格だ。日本人客が非常に多く、日本語も通じる。

ソウルで撮った写真 1

2006年08月22日 07時43分28秒 | 旅行

夜の清津洞(チョンジンドン)。私が泊まった宿はここにある。ほぼ去年と同じだったが、「ドトーリ・コーヒー」は正式なドトールに変わっていた。


金湖(クムホ)駅近くにて。日曜日の朝、老人達が緑の木陰に集まっていた。実に暑い日であった。


ソウルの下町である金湖(クムホ)。商店街には、大量の唐辛子とニンニクを売る韓国らしい店もあった。


金湖(クムホ)の住宅街。やはり日本とは雰囲気がちがう。


友人の家はこの周辺であった。韓国の家はそれほど表札がかかっておらず、壁にチョークで番地の数字を書いてあるだけの場合が多い。表札はあったとしても、ハングルではなく漢字で書かれている。


正式に登録された飲食店としては韓国初である、里門ソルロンタン。韓国では珍しい歴史のある古い店だが、味はた大したことなかった。ソルロンタン自体が、私の口に合わないだけかもしれないが。

韓国で見たニュース

2006年08月20日 11時02分02秒 | 韓国
 今週末はなかなか忙しい。昨日は式場に行って披露宴などの詳細を打ち合わせしてきた。3時間以上話し合ったが、まだ決まっていないことも多い。披露宴では誰かにスピーチを頼むのか、そうであれば司会者は友人に頼むのか、またはプロの司会者にするか、もしくは形式にこだわらない会食形式が良いか、キャンドルサービスはやるのか、引き出物は何にするのか、等々詰めていかなければならないことは多々ある。今日は今日で、実家の町に戻って親類の家を回り、招待状を渡さなればならない。やっぱり結婚式を挙げるのは簡単なことではない。
 それはそうと、先週に韓国で感じたことの続きを。土曜日の夜にソウルの宿屋に着き、さっそくテレビを付けてみた。残念なことに今回はビデオ録画ができなくなっていたが、韓国へ来たときはテレビを見るのが楽しみなのである。すると、ニュース番組をやっていた。形式は、日本のものとそう変わらない。問題は内容だが、やはり例によって日本関連のニュースを扱っていた。時期だけあって「ヤスクニ」の言葉を聞き取ることができたが、日本国内を映したと思われるその映像は、衝撃的であった。
 韓国の女性国会議員とおぼしき人物とその他数人が、どこやら(靖国神社?)へ歩いて向かっている最中なのだが、その周りをおびただしい人数の日本の警察が囲んでいた。警察は、その議員達を必死になって守っていたのだ。何から守っていたのかというと、無数の怒れる日本人の団体であった。右翼団体であろうか? 普通の人達っぽかったが。彼らは、あらんかぎりの大声で叫び、女性議員を責め立てていた。彼らの持つプラカードには「売春婦は帰れ!」などと日本語で書かれていた。(^^;)
 私は難しい韓国語を聞き取れないのではっきり分からなかったが、その女性議員はおそらく、金希宣(キム・ヒソン)と思われる。小泉首相の靖国神社参拝を糾弾するため、わざわざ日本に来ていたのだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060812-00000003-yonh-kr
 この金希宣という議員は、韓国内で「親日派を糾弾する」とか言いながら、実は本人の父親が当の「親日派」であったことがばれてしまい、なおかつ政治資金法違反・背任容疑で在宅起訴された、という過去を持つ。(^^)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/10/17/20041017000015.html
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/18/20051118000005.html
 まったく信用できない人物であることは確かなのだが、だからと言って「売春婦」という非難の仕方は品性に欠ける。日本人の団体がとった行動は、知的と呼ぶにはほど遠い。このニュースは日本で報道されただろうか? おそらくされなかっただろう。これを見た韓国人は、日の丸を引きちぎって燃やす韓国人を見た日本人と、同じような感情を日本人に対して持つのではなかろうか、と思った。あれだけ多くの警察が動員されたんだから、もうちょっと日本でも報道してもいいんじゃないだろうか。
 それにしても、あの団体は何だったのか。プロの右翼には見えなかったが・・・。まさか2ちゃんねらーの有志か?

Innisfree

2006年08月17日 23時59分14秒 | 旅行

 今回韓国へ行って気付いたことの一つに、若い女の子がきれいになった、ということがある。おしゃれにほとんど関心のない私が言うことではないが、ファッションやら化粧のセンスが、格段に良くなったような気がする。ソウルの街を歩けば、本当にかわいい子がたくさんいる。私が韓国に行き始めた初期(90年代)などは、田舎臭い子がほとんどだったし、化粧も口紅が紫色だったりアイシャドウが強烈だったりとセンス最悪だったのだが、やはり21世紀に入ったあたりから段々洗練されていったようである。特に今回感じたのは、女の子の意識が変わったのではないか、ということだ。昔と違って、日本風に「かわいく見せる」という意識に変わったように見える。だから、ぱっと見でかわいい子が増えたのだろう。
 そんな中、最も印象に残ったのが、Innisfreeという化粧品や香料を売っている韓国のチェーン店である。韓国語では「イニスプリ」と発音するらしい。この店は外装や内装もセンスが非常に良いのだが、それ以上にすばらしいのが、女子店員の制服である。(^^) 私は制服マニアでは決してないが、ここの制服は実にかわいい。それを着ている女の子もきれいな子ばかりだ。私は写真に収めなかったことを後悔している。誰かその画像を持っていないだろうか。

デモを見た!

2006年08月15日 23時58分36秒 | 旅行




 今回韓国へ行って印象に残ったものはいくつかあるが、とりあえず今日は一つ。上の写真にあるように、デモの現場に出くわしたのだ。
 月曜日の4時頃だったと思うが、鐘閣(チョンガク)にあるPC房を出て、そろそろ空港へ向かうか、と思っていた頃である。大通りで、何やら集団による叫び声が聞こえてきた。とっさに私は「むむっ、靖国神社参拝反対デモか!?」と思い、おそるおそる様子を見た。
 ところが私が見たのは、哀れにも縛り上げられている将軍様の人形であった。(^^) デモの垂れ幕には、「核ミサイルの挑発を糾弾 韓米同盟強化国民大会」とか「全国民が一つになって自由韓国を死守しよう!」とか書いてある。これは反北朝鮮デモだったのである。デモに参加している人達は、韓国の旗とアメリカの旗を両方とも持っていた。韓国における親米右派といったところか。
 日本のコリア・ウォッチャーの間では、韓国は左傾化して反米親北になっている、というのが定説だ。しかしこのようなデモを見るにつけ、逆に親米反北の人達も少なからずいることを実感させる。やはり年輩の人達がほとんどではあったが。若者は数えるほどしかいなかった。韓国内での世代間断絶も感じさせる。
 ともかく訪韓9回目にしてついに、韓国名物(?)であるデモを見られたのは実にラッキーであった。

I'm in Seoul now.

2006年08月13日 09時40分27秒 | 旅行
I arrived at Seoul last night. It's hot here like in Japan.
I'm writing this message in a pc room near my hotel.

This morning I watched TV in my room. I was so lucky to see the CM of AC I introduced in my weblog last month.(^^)
http://blog.goo.ne.jp/willow1972/e/277dfb425f6dbb52edb3ee585d690350
But it was a bit disappointing they all spoke only in Korean. The parents at the ringside were not screaming "Gambare!" but "igyora!". I saw spoken Japanese is still a taboo on Korean television.
http://www.ad-c.or.jp/campaign/nikkan/01/index.html

I'm going to visit Gumho where my friend is living, and detect her house without telling her anything.(^^) I hope I can find it with my map.

また韓国へ

2006年08月11日 23時59分50秒 | 旅行

 実は明日の夕方から、また韓国へ行って来る。これで9度目の訪韓だ。戻ってくるのは、14日の夜である。小泉首相が靖国神社を参拝する時までには間に合うわけで、どうにか身の安全が保障されそうだ。^^
 この忙しい中にまた韓国へ行く理由としては、主に3つある。まず第一に、私の友人(韓国人女性)が来週に結婚するので、そのお祝いを言いに行く、ということがある。おそらく彼女と会うのもこれが最後になるのではないか。お祝いの品(SMAPのライブビデオ)も渡すつもりである。
 第二に、私は今まで8回韓国へ行ったが、真夏には行ったことがないからだ。秋、冬、春、初夏には行ったことがあるが、なぜか真夏だけはない。今のソウルはさぞ暑いだろう。
 第三に、今のように気軽にぶらりとソウルへ行ってみる、などということができるのも、おそらく今年の夏が最後だからだ。せっかくとった夏休み(一日だけだが)を有効に使うとしよう。

2006 上半期 漫才「爆笑問題のツーショット」

2006年08月09日 23時39分40秒 | その他

 爆笑問題の漫才がDVD化されるとあって、さっそく「2006 上半期 漫才 爆笑問題のツーショット」というDVDを買ってみた。爆笑問題らしく時事問題をネタに漫才を1時間近く続ける、という内容だ。これは2006年の上半期版だが、この後も2006年下半期、2007年上半期、とDVD化が続くらしい。やはりファンとしてはうれしい。
 さすがに爆笑問題の漫才は面白い。こないだしんいち君が遊びに来たときも、二人で見て笑っていた。爆笑問題は時事ネタが合うのだ。
 しかし、期待したほど爆笑できるものではなかった。私が過去に見た漫才の方が面白いような気がした。なぜだろうか。やっぱり、DVDであることを意識してか下ネタがないからではないか。爆笑問題は上品そうに見えて、実はけっこう下ネタも多いのである。このDVDは、けっこう制約の多い中での制作されたのではないだろうか。

[原爆忌]「『北』の核の脅威を見ない平和宣言」

2006年08月06日 23時59分15秒 | 時事

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060805ig90.htm
 なぜ原爆の惨禍を避けられなかったのか。
 広島、長崎の被爆から61年。もう、かつての保革のイデオロギーや政治的対立などに左右されることなく、原爆にかかわる戦争責任について、冷静に議論を始めていいころではないか。
 先の大戦時の交戦条約は、不必要な苦痛を与える兵器や無防備都市への攻撃を禁じていた。原爆投下は、条約に違反する可能性がある、と指摘されている。
 オランダ・ハーグの国際司法裁判所が核使用について、「一般的に国際法に違反する」とした勧告的意見を示して、今年でちょうど10年になる。
 こうした背景から、被爆地にも、原爆投下の経緯と責任を問い直そうという動きが出ている。
(以下略)
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 広島に原爆が投下されて、今日で61年目だ。今年も広島で平和記念式典が開催された。上は、それに対する読売新聞の社説である。
 「原爆にかかわる戦争責任について、冷静に議論を始めていいころではないか」という主旨には私も賛成する。犠牲者達への感傷的な思いだけでは、何も解決していかないからだ。そして「平和市長会議」なんてのが非現実的であることも、その通りだ。
 しかし、「北朝鮮の暴走に憤りのメッセージを発することは、被爆地がなすべき務めでもあるのではないか」という辺りは、少し疑問である。もちろん北朝鮮の核開発は大いに批判すべきだが、それ以前に批判すべき国ならいくらでもあるんじゃないのか。日本を標的とした核兵器を持つ国といえば、中国やロシアもある。この社説では中国とロシアに言及していないのはなぜだろうか。北朝鮮は本当に核をミサイルで飛ばせるだけの技術があるのか疑わしいが、この両国にはある。すぐに北朝鮮を出せばいいと思ってるあたりが、いかにも時流に乗っている。
 原爆ということであれば当然最も批判されるべきなのが、アメリカである。なのにこの社説は、アメリカに対してはやけに寛容だ。親米的な私でさえ、疑問に思うほどである。「早期に戦争終結が出来たら原爆投下を避けられた可能性はあった。」なんて言ってるが、そんなわけない。ソ連に対して優位に立つため、原爆投下はアメリカの決定事項であった、と考えるのが自然だ。そしてこの原爆投下は、明らかに人道に対する罪であり、トルーマンは重大な戦争犯罪人である。