http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE9AQ03320131127
[北京 27日 ロイター] -中国国防省は27日、米軍のB52戦略爆撃機2機による防空識別圏の飛行について、全過程を監視していたと表明、中国は防空識別圏を効果的に制御する能力を備えているとの認識を示した。
ウェブサイトに声明を掲載した。
米国防総省当局者は26日、米軍のB52戦略爆撃機2機が米東部時間25日夜、中国への事前通報なしに沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)上空を飛行したと明らかにしていいた。
中国は週末、尖閣諸島上空周辺を含む東シナ海に防空識別圏を設定した。
中国国防省は声明で「中国空軍は全過程を監視していた。適切なタイミングで特定し、(飛行していたのが)米国機であることを確認した」と表明。「中国側は、関連空域を効果的に管理・制御する能力を備えている」との認識を示した。
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ダッサwwwww
これは笑えるニュースだ。米軍機であることを確認したのなら、その時点で警告とかスクランブル発進とかしてみろよ(笑)。防空識別圏ってのは、本当に識別するだけで終わりなのか? 相手がアメリカだからスルーしたことは明白だ。いや、そもそも本当に識別できていたのかさえ疑わしい。
これで中国は国際的に赤っ恥をかいたことになる。アメリカ以外に日本、韓国も「防空識別圏」とやらを無視することが決定した。
中国は一体何のためにこれだけアホなことをしたのか? キンペーも相当に追い詰められてるということだろう。こうでもしなければ軍部を押さえられず、日本に対して勇ましいことを言わなければ大衆のの強烈な不満を国外へ向けさせることができない、ということじゃないのか。
実に間抜け極まりない一件であるが、中国が非常に危険な存在であることには変わりはない。日本の安全保障をめぐる環境は、かつてとは大きく変化したことは確かだ。これに合わせ、アメリカの力を借りながら日本自身が防衛能力を高めていくしかない。とは言っても、戦争をするためではない。日本の能力を高めることが中国への抑止力となり、それが平和を実現することにつながるのだ。日本はまさに今、そのための進化の途中にある。