Willow's Island

since 2005

2015年 10大ニュース

2015年12月31日 10時04分31秒 | その他

1位 当ブログ Willow's Island が開設10周年を迎える
 我ながらよく10年以上も続けられたと思う。しかし同時に、週2回ペースだった更新頻度を週1回程度とし、コメントの書き込みも不可とした。このブログは私の意見や伝えたいことを発表する場であり、交流サイトではないので、コメントも特に有意義なもの以外は不要である。10年以上待っても有意義なコメントはごく少数であったため、無い方がましであると判断した。

2位 長女が小学校に入学、詩の創作も始める
 ついに小学生となり、すらすらと本を読んで、自作の文を自在に書けるようになった。すごい成長である。文系的なセンスがあると見られるため、今後が楽しみである。

3位 次女が無事に1歳の誕生日を迎える
 一度風邪を引いたことがある以外は、健康そのものである。言葉を次々と覚え、今ではペラペラと何かをしゃべる毎日だ。色の違いまで声を出して指摘できるようになった。

4位 慰安婦問題について日韓が最終妥結
 これは意外であり、驚いた。この結果を「日本の名誉回復が・・・」と言って非難する向きもあるが、長期的な国益を考えれば良い結果だと思う。今後を注視する必要はあるが。

5位 安倍総理がアメリカ議会で演説
 日本外交史に残る快挙である。日米防衛ガイドラインの改定、集団的自衛権の解禁と合わせて、日本の新しい方向性を明確に示した。今年は外交上の成果が多い年であった。

6位 池の平ホテルへ家族旅行
 8月に長野県にあるリゾート地、池の平ホテルへ家族で一泊二日の旅行した。室内プール、バイキング・レストラン、隣接の遊園地などがあり、特に長女が喜んでいた。

7位 親類の結婚式のため、家族で京都へ行く
 妻の従兄弟の結婚式に出席するため、家族全員で京都へ行った。時期がゴールデンウィークであるため高速道路を避け、一般道を自動車で行った。そのせいで次女には大いに泣かれた。

8位 出張で埼玉へ行く
 研修に参加するため、埼玉県和光市の研修機関へ3泊4日の出張をした。ついでに余った時間で東京にも行き、飯田橋、新大久保などを散策することができた。

9位 スマホをHTCに変える
 4年半以上使っていたスマホをついに買い換えた。HTCのHTL23という機種だ。やはり新しいスマホは使い心勝手の良さが違う。

10位 wiiを導入する
 子ども向けのソフトが多いゲーム機、wiiを購入する。私自身も楽しめるので、これによって長女と遊びやすくなった。しかし最近(12月)は、人気が下降ぎみである。

慰安婦問題、一応の妥結を見る

2015年12月28日 23時56分27秒 | 韓国

 正直言って驚いた。形式上の妥結とはいえ、日韓両国の外相が「慰安婦問題が最終的および不可逆的に解決されるものと確認」とメディア発表したのである。ここまで一定のメドがつけられるとは思わなかったので、意外である。
 日本のネット世論では怒りと失望の声が圧倒的に大きいが、私はまあこんなもんじゃないかと思う。安倍が電話で「おわび」を表明し、韓国が設立する基金に10億円ばかりを出すだけで、韓国側からあれだけの言質を引き出すことができたんだから、むしろ上出来な方ではないか。合意文書はないが、明確にメディア発表したことの効果は大きい。
 安倍が電話で「反省とおわび」したことなど、村山以降の歴代内閣が継承してきた認識と変わらないし、安倍自身がそれを引き継ぐと言っている以上、何か新しいことを言ったわけでもない。というか、2007年にアメリカでブッシュに対して言ったこととほぼ同じだ。
 10億円出すことについても、韓国側は「日本が法的責任を認めた」と勝手に解釈しているようだが、日本側からすれば、あくまでも韓国の作る基金に人道的見地から協力金を出しただけ、という解釈も可能なのである。
 とはいえ、これで慰安婦問題はこれで解決したのかというと、もちろん「ノー」である。世界各国で慰安婦プロパガンダを広めることは「韓国政府ではなく民間が勝手にやったこと」として放置され、これからも続くであろう。韓国政府も政権が変われば「前政権の合意は無効」と平気で言い出す可能性がある。
 今回の合意はそれなりに良かったが、数年でやっぱり無駄になるであろう。まかり間違っても、20年以上前から言い古された「日韓新時代」が来ることなどない。もしまた「蒸し返さない」という約束が反故にされれば、日本国民及び政府の韓国に対する感情が改善することなど永久に無い。

<追記>
 アメリカのケリー国務長官が「日韓両政府は慰安婦問題が『最終的かつ不可逆的に』解決されたと明言した。慰安婦という敏感な歴史問題で合意に至ったことを歓迎する。国際社会に対し、今回の合意を支持するよう呼びかけたい。」という声明を発表した。これによって、韓国にとって後戻りはできなくなったということである。合意を無効にしようとする動きは、アメリカに封じられたからだ。
 また、慰安婦を世界記憶遺産に登録しようとする動きも、韓国は封じたようだ。韓国側の公式発表がないのが気にはなるが、岸田外相が明言したことは、さすがに無視はできないであろう。中国は間抜けにも、韓国に梯子を外されたことになる。
 これらは、日本外交の成果である。決して日本側の敗北ではない

<追記2>
 世界記憶遺産申請の件は、さっそく韓国が否定し始めた。合意文書の作成も記者発表もしないから、こういうことになる。岸田はこういうことをロシアとの間でもやらかしたような気がするが、どうもこいつは本当の馬○なのか? 
 とにかく、世界記憶遺産への申請は「国連において慰安婦を政争の具にしない」という合意に反することであり、日本は韓国の合意違反を国際社会に強く訴える必要がある。

慰安婦問題は「最終解決」できるか

2015年12月26日 09時18分42秒 | 韓国

 毎日新聞によると、

政府は25日、ソウルで28日に開かれる岸田文雄外相と韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相による日韓外相会談で、慰安婦問題については最終決着したとの趣旨の合意文書を作成するよう提案する方針を固めた。さらに韓国側が受け入れた場合の元慰安婦に対する支援策として、新たに1億円超の基金を創設する検討に入った。

とのこと。これで果たして、慰安婦問題は最終的に解決するのであろうか? 答えはもちろん、ノーだ。
 まず、あのような合意文書をまとめて国内を説得するだけの力が、パク・クネ政権には存在しない。慰安婦問題は韓国の「国民情緒」という憲法や条約より上位に位置するものが支配しているため、これを今すぐに覆すことなど、できるわけがない。
 加えて、クネは自分の責任を回避することに必死な、卑怯な性格の持ち主である。国内世論や挺対協を説得するだけの胆力があろうはずもない。
 日本が税金を出して基金を創設することは、まあやむをえないと思う。外交に100%の勝利などありえないからだ。しかし日本が譲歩できるのは、絶対にここまでだ。これ以上を求められても、交渉を続けることなど不可能だ。
 しかしこういった協議を続けたところで、無駄に終わるであろう。もし仮に上のような形で解決したとしても、韓国の「国民情緒」が求めているのは、基金の創設とかではなく、「悪者」である「アベ」が頭を下げることだ。まさにこれにつきる。
 そうであれば、またいつか、この問題は蒸し返される。韓国と急いで協議をしたところで、無駄ということである。
 ただ、ひとつ言えるのは、この問題でコーナーポストに追い詰められているのは韓国の方、ということだ。これは明確である。まあ、韓国自身が招いたことであり、自業自得なのだが。クネは今ごろ、頭を抱えてうずくまっているであろう。(^^)

新・ビッグマック指数

2015年12月19日 07時00分04秒 | 時事

 上の図は、主要各国の一人当たりGDPの推移を示したものである。アメリカが順調に伸びているのに比べて、日本は凋落しているのが分かる。アメリカはおろか、ドイツ、フランス、イギリスにも負けている。その国の国民がどれほど豊かか、経済の実力がどの程度か、を示すものであるため、トータルのGDPよりもよほど重要な数値だと思うが、これさえも日本が落伍している現実は残念だ。
 しかし原因をよく考えてみると、上の比較はドル換算によるものである。円安ドル高が進めば、日本国内の経済(円による)がドルによって安く評価されるのは当たり前のことだ。例えば、1ドル100円だったのが120円になったからといって、日本の経済に1.2倍(20%差)に匹敵するほどの違いが生じたのかといえば、そうではないだろう。為替取引でそうなっただけであり、実態の経済を反映しているとは思えない。2013年から2014年にかけて日本経済が低く評価されているのは、円安が進んだからだ。
 では、ドル換算による一人当たりGDPがそれほど当てにならないとして、どのようにして各国の経済を評価すればよいのだろうか。
 そこで思い出したのが、ビッグマック指数というやつである。各国のビッグマックの価格をアメリカのビッグマックの価格と比較することにより、その国の通貨の実質的な価値を計る、というものだ。これをヒントに、以下の式を考えてみた。

GDP(現地通貨)÷人口÷ビックマックの価格(現地通貨)

 つまり、その国の国民一人当たりが、自国において1年間で何個のビッグマックを買えるか、ということである。もちろんこれとて正確ではないのだが、一人当たりGDPをドルで比較するよりはマシかと思われる。
 実際にこれを計算して国際比較するのは、手間がかかる上に時間も足りないのでやっていない。誰か私の代わりに算出してみていただきたい。(^^)

岐阜県議会議員「同性愛者なんかは異常やぞ」

2015年12月12日 07時17分39秒 | 時事

http://www.ytv.co.jp/press/mainnews/TI20194482.html
 岐阜県の議会で自民党の議員が「同性愛者は異常」とヤジを飛ばした問題で、11日朝、発言は撤回しないとしていたが、午後になって一転、発言を撤回し、役職を辞任すると発表した。

 問題発言は10日、岐阜県議会のさなかに起きた。

 長屋光征議員「公務員である以上、様々な方に配慮をした上でSNSの投稿をするべきだと考えますが」

 先月、県の職員がツイッターに「同性愛は異常でしょ」などと書き込んだ問題について、議員が質問を終えると、議場から「同性愛者なんかは異常やぞ」とヤジが飛んだ。ヤジを飛ばしたのは、自民党の藤墳守議員(74)。藤墳議員は11日朝、次のように釈明し、発言の撤回はないとした。

 藤墳議員「ただでさえ人口減少社会に入っている」「子どもの生まれないような方法を容認していく社会になってしまったことを、僕は本当に心配しとるの」「自分の思いを議場の中で勝手にしゃべっただけですので、撤回するもしないも、どこにも記録もない」

<略>

 藤墳議員は11日午後3時半すぎ、会見を開いた。

 藤墳議員「大変、みなさん方に不快な思いをさせ、申し訳なく思っております。申し訳ありませんでした」「みなさんの頭の中に、耳の中に、(議会での)発言をその発言が残っているとすれば、これは取り消しをさせていただきたい」

 ようやく発言を撤回した藤墳議員。しかし、ここでも「同性愛者では子どもはできない。これは尋常ではないなと今でも思っている」と述べた。

 藤墳議員は自民党岐阜県連に政調会長の辞任を申し出て受理されたという。(12/12 01:01)

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つまり、これまでの経緯をまとめると、こうなる。

ツイッター事件
発言者・・・30代の県職員(係員クラス)
行為・・・・私用アカウントのツイッターで「同性愛は異常でしょ」とつぶやく
その後・・・「反省している」との弁
処分・・・・おそらく重い処分が下される

県議会発言事件
発言者・・・議長の経験がある県議会議員の重鎮
行為・・・・議会において「同性愛者なんか異常やぞ」とヤジをとばす
その後・・・しぶしぶ発言を撤回するが、それでも「同性愛は尋常ではない」とのこと
処分・・・・政調会長を辞職(しかしおそらく、自民党岐阜県連での地位は変わらず)

なんだかなあ・・・」としか言いようが無い。

水木しげる先生 死去

2015年12月03日 23時39分20秒 | その他

 漫画家の水木しげる先生が、さる11月30日に亡くなられた。93歳なので寿命だったのかもしれないが、まだまだ元気だと思っていただけに、正直ショックである。
 水木しげる先生といえば「ゲゲゲの鬼太郎」「墓場の鬼太郎」「昭和史」などが有名であり、そうした作品のヒットが彼の功績である、と評価されることが多い。しかし、水木先生の本当のすごさは、漫画が売れたことではない。
 何が最大の功績かといえば、日本において「妖怪」というものの存在をメジャーなものとし、その保存に成功したことである。彼がいなければ、日本の各地に伝承されていた数多くの妖怪は、その存在が認知されず消えていくだけだったのではないか。「ゲゲゲの鬼太郎」が世に出なければ、日本人は妖怪の存在を意識することなど無かったかもしれないし、現在大ヒットしている「妖怪ウォッチ」も誕生することはなかったであろう。
 私も昔は、学校や地域の図書館で水木先生の「妖怪入門」などをよく読んだものである。今週末には、図書館へ行ってまた読んでみよう。