Willow's Island

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楽童ミュージシャン(AKMU) Be With You 日本語訳

2018年06月29日 04時36分39秒 | 音楽

訳もなく笑ったり
何度も考えたりする
これが恋というものだろうか
昼の太陽も 夜の月も
私の心を知らない
Be with you

cry cry don’t ever cry
悲しくなんかならないように baby
今ならこれが 恋だと分かるでしょう

fly fly forever fly
君とふたり 一日中 一生
I want you
I want your love

あなたの心には 私がいませんか
私一人だけで 楽になれるのなら
心配したり
焦ったりすることもない
私のものになればいいのに

to you
ぎこちなく歩くには 遠い距離
僕らの間の適当な歩幅は
どのくらいなんだろう
君と僕の目が合った その瞬間から
僕は悩んだんだ 毎晩
どうすれば君を
悩ませたりしないだろうか

訳もなく笑ったり
何度も考えたりする
これが恋というものだろうか
昼の太陽も 夜の月も
私の心を知らない
Be with you

二人だけの時間が
どうしていいか分からなくても
すぐ私の前には あなたの胸があって
私のものであるように 感じたい

君を見れば 咳が出たみたいに
ゴホゴホとしたけど
本当は笑顔が出てたんだって
分かったよ

ときどき疲れたかのように
あくびをしていたけど
本当はすごく嬉しくて
涙が流れていたんだ

隠すことができない 僕の感情
なぜなら君のことを
あまりに切実に想っているから
堂々と言ってくれ
僕らは一つなんだって

Baby I just want to be your love
あなたを愛します
一年が過ぎて
再び今日が来ても wo

訳もなく笑ってしまう
あなたのそばにいれば
胸が痛い日も
泣きたくはない
目をとじて待っていたら
もっと近付いてもいいよ
Be with you

cry cry don’t ever cry
悲しくなんかならないように baby
今ならこれが 恋だと分かるでしょう

fly fly forever fly
君とふたり 一日中 一生
I want you
I want your love

万引き家族

2018年06月26日 04時56分59秒 | 映画

 日曜日に、カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲ったという噂の「万引き家族」を長女と見に行った。その内容はといえば、こんな感じである。この映画はPG12ということもあり、9歳にはまだ早いようだったが、娘もよく分からないながら「楽しかった」などと言っていた。
 私がこの作品を見て感じたのは、ある意味これは「アウトロー映画」だな、ということだ。アウトローとはいっても暴力団とかではなく、法律など社会の体制をほぼ無視して暮らしている人々の物語、という意味である。現代の日本は法律や制度でびっしり埋め尽くされており、誰もがその存在を意識しながら生活しているはずなのだが、そういったものをほぼ意識せず行動すると、この映画のようになる。なるほど最底辺というのはこういうことなのかもなあ、と思った。娘にも異世界を見せることができ、刺激になったのかもしれない。「衝撃の感動」などというものは全く感じなかったが。
 ただ、家族っていうのは何だろうか、ということも考えさせられた。家族を形成するには、血の繋がりとかはさほど重要じゃないのかもしれない。そんな気にさせられた。

くじら大吾(復刻版ジャンプ)

2018年06月18日 05時09分12秒 | 

 bookoffでジャンプ創刊号(1968年)の復刻版(昨年発行)が安く買えたので、読んでみた。その中で巻頭カラーだったのが、上の画像にある「くじら大吾」だ。
 「ああ、けたはずれにおもしろい・・・」などと書いてあるが、確かに別の意味で、桁外れに面白かった。絵柄、話の内容、キャラクター、セリフなどが、まさに昭和43年そのものだったからだ(私もまだ生まれてないが)。はっきり言って、現代では色々とやば過ぎて、とてもではないが世に出せるものではない。改めて、50年という歳月は長いと感じる。
 この「くじら大吾」に収録されている素敵なセリフを抜き取り、以下に並べてみた。

高知県の教育委員
かれ(大吾)はすてごですきに 孤児院でつけたなまえですらあ

マリ(財布をすろうとして大吾に止められる不良少女)
フン まっ黒になってはたらくのはごめんさ 黒ン坊のジロー(黒人とのハーフの少年)はおなじだろうけど

春日真澄(国会議員の息子)
ふっふふふ・・・いなか者は単純でしあわせだ。きみ(大吾)は議員になったおやじへのおくりものさ。貧乏孤児院は権力者のごきげんをそんじると えらいことになるからな

春日真澄
ふっふふ・・・もし警察につかまっても事故をおこさぬかぎり おやじがすぐ もらいさげてくれる。なにしろおやじは国会議員だからな。

大吾(主人公)
色は黒くてもジローくんの心の中はまっ白じゃけん!

 こうして並べてみると、なんだか笑えてくる。(^^) まさに昭和40年代だ。
 作者の梅本さちおという作家は知らなかったが、当時は「期待の大型新人」であったようだ。しかし彼の経歴をで調べてみると、まさに不遇としか言いようがなかった。その後何度か作品を発表するものの、どれもすぐに打ち切りになってヒット作と呼べるものはなく、晩年は離婚して仕事も無い状態で、50歳の時にアパートで孤独死してしまったようだ。時代について行くことのできなかった人だったのかもしれない。

失敗に終わった米朝首脳会談

2018年06月13日 05時29分48秒 | 時事

 昨日は史上初めての米朝首脳会談がシンガポールで行われたわけだが、結果はひどいものだった。失望としかいいようがない。出された共同声明というのが、以下のものである。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31689760S8A610C1910M00/
 新たな米朝関係の確立が、朝鮮半島と世界の平和と繁栄に寄与すると確信し、相互の信頼醸成によって朝鮮半島の非核化を促進できることを認識し、トランプ大統領と金委員長は次のことを言明する。

 1 米国と北朝鮮は、両国民が平和と繁栄を切望していることに応じ、新たな米朝関係を確立すると約束する

 2 米国と北朝鮮は、朝鮮半島において持続的で安定した平和体制を築くため共に努力する

 3 2018年4月27日の「板門店宣言」を再確認し、北朝鮮は朝鮮半島における完全非核化に向けて努力すると約束する

 4 米国と北朝鮮は(朝鮮戦争の米国人)捕虜や行方不明兵士の遺体の収容を約束する。これには身元特定済みの遺体の即時帰国も含まれる



 つまり、「約束する」とか「努力する」という空虚なスローガンがあるだけだ。トランプは会談を一時期キャンセルしかけて北朝鮮を慌てさせ、アメリカ側が主導権を握ったため、「こいつ意外と頭いいのかもしれない」と思ってしまったが、全くの勘違いであった。やっぱり何も考えていなかったようである。
 北朝鮮の非核化ということであれば、外部からの査察が可能な核廃棄というのが最低条件となる。それに全く触れず、カリアゲ頭を喜ばせただけであれば、最初から会談などすべきではなかった。そもそも、易々と北朝鮮とは交渉しない、というのがアメリカ政府の方針だったはずだ。それをトランプの素人外交が引っ掻き回した、ということのようである。
 唯一の希望の光といえば、ポンペオ国務長官が行うという今後の北朝鮮との交渉だが、あまり期待しない方がいいだろう。北朝鮮が一旦手に入れた核を手放す、などということはそもそもありえないからだ。