キム・ヨナ 金メダル！

　ついに我らが（？）キム・ヨナが、歴代最高得点をたたき出し、金メダルを手に入れた。すごい、の一言である。
　今日は運良く昼休み時間が１時から１時４５分だったので、食堂においてあるテレビで安藤美姫、キム・ヨナ、浅田真央、３人の演技を続けて見ることができた。この３人の中でも特にキム・ヨナの演技は完璧で、完成度がすごく高かったと思う。もちろん浅田真央のトリプル・アクセルも見事なものだったが、キム・ヨナの演技はまさに金メダルにふさわしいものだった。ネットでは「あの異常な高得点がおかしい」と言う人が多いが、フィギュア・スケートの採点方法は複雑で、素人目では本当におかしいのかどうかよく分からないんじゃなかろうか。
　キム・ヨナが韓国において受けている期待やプレッシャーは、日本における浅田真央よりも遙かに大変なものだと思われる。しかし、それに潰されることなく完全に落ち着いた演技を見せてくれた。いったい、この精神力の強さは何なのだろうか。尋常ではない。バンクーバーに来てからはマスコミを完全にシャットアウトして練習に励んでいたと聞くが、どういう練習をやっていたのか是非知ってみたい。
　しかし浅田真央は残念だった。もちろん銀メダルというのはすごいことだが、悔しさもすごくあると思う。でもこれからは、浅田真央がキム・ヨナを追う番だ。まだ１９歳と若いので、これからも伸びるだろうし、追いかけられるよりも追いかける方が力が出るものである。４年後のオリンピックを楽しみにしたい。実は私もキム・ヨナ支持者とはいえ、日本人としては勝負は浅田真央に勝ってほしかった。複雑な感情である。
　それにしても、女子フィギュアで金メダルをとれなかったということは、今回の冬季五輪で日本は金メダルゼロなのか・・・。

外交フォーラム休刊

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20100216-OYT1T00033.htm
　外交専門の月刊誌「外交フォーラム」（都市出版刊）が３月８日発売の４月号を最後に休刊することが１５日、分かった。
　発行部数３万部のうち、約９０００部を外務省が毎月買い上げているが、昨年の行政刷新会議の事業仕分けで買い上げ廃止と判定されたため、刊行継続が難しくなった。
　同誌は１９８８年創刊。内外の学者や外交官らが論文を発表する唯一の日本語の外交専門誌。
　同省は買い上げた同誌を内外の識者などに配布している。買い上げ廃止の判定を受け、昨年１２月２日、北岡伸一・東大教授ら国際関係の専門家らが廃止反対の緊急声明を発表していた。
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　世界週報に続き、外交フォーラムまでもが休刊に追い込まれるとは、ショックである。私が定期購読する雑誌は、次々と休刊になる運命なのか。DAYS JAPANは内容が左に寄りすぎているので読むのをやめてしまった。次からは、何を読めばいいのだろうか？　NEWS WEEKの日本語版などが面白そうだが、毎週届くので貯まりやすく、邪魔になるかもしれない。
　それにしても、発行部数がわずか３万部で、そのうち９０００部を外務省が買い上げていたとは・・・。事業仕分けで「無駄」と判断されたのも分かる気がする。しかし、忘れてはいけないのは、外交フォーラムは事実上「外務省の広報誌」である、ということだ。もし外務省自らが広報誌を発行すれば、９０００部を買い上げるよりもはるかにコストがかかるだろう。外務省は自らの広報誌を安上がりに作っていた、と言えるのではないだろうか。まあ、「そもそも広報誌なんて必要ない」と言われてしまえばそれまでだが。

岡崎朋美

　今日で私も３８歳になる。３８といえば、あの岡崎朋美選手（上の写真）も私と同じ３８歳だ。５度目のオリンピック出場で期待されたが、３５人中３４位という不本意な結果に終わってしまったようである。１５歳の新星、高木美帆に至っては３５位で、ワースト２を日本勢が占めることとなってしまった。岡崎もめげず、ぜひ４２歳になってもオリンピックに出場していただきたい。あの「朋美スマイル」には世界中にファンがおり、ヨーロッパには「トモミ・ファンクラブ」なんてものがあると聞いた。今でもあるのか知らないが。日本だけでなく海外でも支持されている彼女には、これからもぜひ起死回生してほしいところである。
　岡崎朋美といえば、最近笑えるニュースを耳にした。何でも、自民党が参院選に向け、彼女に出馬要請しているらしい。（笑）　選挙にさえ勝ちゃあ誰でもいいのかよ。政治家は政治のプロではなく、あくまでも「選挙に勝つプロ」であることを思い出させる。こんな人気取りをやるより、真面目に行政について勉強してはどうか。行政のことをなんにも分かってないから、政治家は官僚をコントロールすることができないのである。できることといえば、自分たちの無能は棚に上げて官僚バッシングをすることだけだ。

北朝鮮のデノミ

http://www.jiji.com/jc/p?id=20100216200534-8964118&n=1
金正日総書記の６８歳の誕生日を翌日に控えた１５日、北朝鮮の平壌で開かれた祝賀行事。北朝鮮では昨年のデノミ（通貨呼称単位の変更）実施後、経済が混乱しており、深刻な食料難で餓死者が出ているとの情報もある　【EPA＝時事】
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　日本の経済情勢は厳しいが、北朝鮮の場合は厳しいとか厳しくないとかいう以前の問題であるようだ。米を食える者はほとんどおらず、大量の餓死者が出ていると聞く。
　こんなことになったのも、去年の１１月から実施したデノミによって経済が混乱したことが原因、とのことだ。このデノミの進め方というのが、日本人の常識をはるかに超えており、傑作なのである。（＾＾）　
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=123504&servcode=500§code=500
　つまり新旧の通貨を１対１００で交換する、というわけなのだが、まともに交換できるのは１世帯あたり１０万ウォンまでのみ、とのことだ。それ以上はどれだけ金を持っていても、ほぼ紙くずと化す。どうやら、近年の経済改革によって発生した小金持ち（体制を脅かす可能性あり）を一掃するために、仕組まれたことらしい。
　つーか、こんなことやって本当に経済を成長させる気があるんだろうか。あまりにも馬鹿すぎる。

A busy Saturday night

I was a bit busy tonight.
I had dinner at 6:30 with my family. I and my wife have to feed my baby daughter everytime we have meal. It's a hard work to make our daughter eat everything served. Sometimes it takes more than one hour to finish.
At 8:00 I had to attend the monthly meeting of the 3rd unit of the community I belong to. The unit leader said I would be a leader of the 3rd unit in 2012. Even though I'm a new comer, it's my turn to work as a community unit leader two years later. It makes me feel blue.
At 8:30 I attended an English conversation class at Harusato public hall. I have this English class on the sencond and fourth Saturdays every month. The fee is only 3,000 yen per 2 months. It's a lot cheaper than English classes managed by private companies.
I usually have this class at Katabira public hall, but these days all the air conditioners are under maintainnance there. So the classroom was changed in February.
Anyway, I'm happy to have a chance to talk with a native English speaker. Without this class I have little opportunity to speak English to someone. Now I can communicate in English with my teacher from America at least twice a month.

ホームレス中学生

　今更ながら、田村裕の「ホームレス中学生」を親から借りて読んでみた。これは２００万部以上も売れた超ベストセラーなんだそうだ。普通、本といえば数十万部も売れればそれだけで大ヒットなのだが、それが２００万部とはすごすぎる。
　はたして中身は、期待以上であった。これは売れるわけである。母親と死別するエピソードなど、本当に涙が出てきた。あの麻生太郎もこの本を読んで泣いたらしい。泣けるだけでなく笑えるところも多い。特に田村のお姉さんが、実に良い味を出している。私のお気に入りキャラだ。お姉さんが田んぼに突き刺さったところを、私も見てみたかった。
　しかし気になった点が一つあった。兄弟３人で生活保護を受けながら暮らしていたが、就職した時に返さなくてはいけない手当があって、それが将来的に返せるかどうか心配なので、その手当を打ち切り、田村たち兄弟は１日３００円で食費を賄わなくてはならない、というエピソードである。私はかつて生活保護のケースワーカーをやっていたことがあるが、こんなことはありえないだろう、と思う。
　まず生活保護で支給される手当で、将来返さなくてはいけないものなどは、存在しない。あるとすれば、他に収入があったことを黙っていて、後でばれた時に、その収入分の金額を福祉事務所に返す、というケースぐらいである。そもそも手当というのは、支給するための条件を被保護者が有していれば、福祉事務所が支給する義務を負う。被保護者の側から特定の手当のみを「打ち切る」というはありえない。それに、大阪のような都市部であれば１ヶ月あたりの保護費は一人分で６万円はもらえるんじゃないだろうか。どうして１日３００円で過ごさなければならなかったのだろうか？　何か他にお金が必要で、そのために生活費を削っていたのだろうか。

ゴールデンスランバー

　昨日はyosikuriと名古屋まで映画を見に行った。本当は「アバター」の３D版を見たかったのだが、ミッドランド・スクエアのシネコンに行ったところ、なんと当日だけでなく日曜日の分までチケットは完売、とのことであった。まだ人気が続いていることは知っていたが、まさかこれほどとは・・・。さすがに史上最大のヒット作だ。
　仕方がないのであきらめて、我々は他の映画を見ることにした。アバターのことしか考えていなかったので、すぐには思いつかない。私は「板尾創路の脱獄王」を見てみたいと思ったが、夜の８時過ぎしかやらないので却下である。主人公が陰謀で首相暗殺犯に仕立て上げられる、という内容の「ゴールデンスランバー」が何となく面白そうだったので、これをピカデリー劇場で見てみることにした。
　しかしその感想はといえば・・・「しょうもない」の一言であった。（＾＾）　俳優陣はなかなか豪華なキャストを使っているにもかかわらず、しょぼい映画だ。話の展開が強引すぎて、「そんなわけないだろ」と突っ込みたくなるシーンの連続であった。子どもが見ても簡単に分かりそうな矛盾点が続々と出てきて、逆に笑えてきた。yosikuriに言わせると、「これ、素人が作った映画じゃないの」とのことだ。私も同感である。
　それにしても、ミッドランド・スクエアはずいぶんと寂しいことになっていた。高級ブランド店ばかりが並んで非常に洗練されてはいるが、肝心の客がポツポツとしかいなかったのである。不景気によって高級品が売れなくなっているとは聞いたが、これほど閑散としているとは思わなかった。３年前はすごい人だかりだったというのに、「経済の動き」というものをもろに見せられた感がある。

最近のニュース

小沢は不起訴
　やっぱり嫌な予感が的中した。秘書に全部罪をかぶせて自分は逃げおおせる、という昔ながらの古臭い手法だ。政権交代したことによって時代を逆戻りしただけなんじゃないか。それにしても、総理大臣といい、最高実力者の幹事長といい、これほどの疑惑がありながらも最高権力の座に居座り続けている。外国から見て一体どうなんだろうか、この国は。

朝青龍が引退
　本来は神聖な存在である横綱の名を汚したんだから引退もやむなしだけど、辞めるよりも「心を入れ替えて相撲道に精進する」とか言ってほしかったな。これでまた相撲自体の人気が下がるような気がする。それにしても新聞報道を読むかぎり、モンゴルという国は程度の低い馬鹿がかなり多いようだ。

トヨタ車のリコール
　私もトヨタの車に乗っており、トヨタを全面的に信頼していただけに、残念なことである。おそらく、安い派遣労働者ばかりを雇って車を作らせていたから、ついにボロが出たんじゃないだろうか。「トヨタが赤字になると日本の貿易も赤字になる」と言われるほど巨大な存在であるトヨタには、ぜひともこれから巻き返してほしい。

美濃加茂のブラジル人がひき逃げ
　この犯人が住んでいた美濃加茂市加茂野町といえば、私が以前住んでいたところだ。美濃加茂においてブラジル人は人口の一割を占めていたが、近年の大不況により仕事を失い、母国へ帰った人が多いと聞く。今残っているのは、本国に帰ることさえできないほど困窮した者ばかり、ということだろうか。これからは治安の悪化も懸念される。「多文化共生」などと、のんきなことを言ってる場合じゃないな。

居酒屋二パチ

　実は先日の土曜日は、友人３人と名古屋で新年会をやった。いつもどおり栄地下のクリスタル広場で集合してから、地上に出てブラブラと歩き、適当に店を決めた。今回は、住吉町にある「居酒屋ニパチ」という店で飲むことにした。
　これはその名のとおり、食べ物も飲み物もすべて２８０円、という格安居酒屋である。４人で３時間以上居座り、かなりたくさん飲み食いしたと思うが、一人当たり３０００円のみで済んだ。料理の味も悪くなかった。なぜこんなに安くできるのか。
　カギは人件費にあると思う。それなりに大きい店であるにもかかわらず、店員が数名しかいないように見受けられた。その代わり店員が少なくても済むように、注文の仕方も独特であった。メニューの金額欄（２８０円）にはＩＣチップらしきものが埋め込んであり、それをバーコード・リーダーのようなもので「ピッ」とやることによって、注文を確定することができるのだ。誰も注文を聞きに行く必要がないため、少ない店員で回転していくことが可能、というわけだ。確かに合理的である。これからの居酒屋は、こういう方式がスタンダードになっていくかもしれない。
　ずいぶん安く済んだため、私も友人たちも満足であった。３３３３円で３時間食べ放題、というコースもある。次に名古屋へ来るときも、この店を使おうか、と考えた。
　ところが店を出て辺りを見回すと、同じように２８０円の飲み屋が他にもたくさんあった。「二パチ」だけではなかったようだ。栄の真ん中であるにもかかわらず、２４時間で１５００円、という駐車場の看板も目に入った。どうやら名古屋もデフレ状態のようである。かつては好景気に沸いた名古屋の街も、わずか数年でデフレとは・・・。