Wilhelm-Wilhelm Mk2

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徒然日記 膾

2021-01-02 | Weblog
210101Fri

正月というものを特別視してない私ですが、きちんとお雑煮もおせちも食べました。日本の文化を知る数少ない機会ですね。田作りの意味を毎年説明しているような気がする・・。
膾(なます)を目にすると、いつも生魚入ってるかな?と気にしてしまう。今では膾は酢であえたもの全般をさし、おせちでは大根と人参で作る「紅白なます」が定番だが、「膾のように切り刻んでやる」という言葉があるように、本来は生肉(主に魚)で作るものだった。そのイメージが強すぎて、生魚が入ってないのになんで膾なんだろう?と二十歳くらいまで不思議に思ってたのですよ。
・流鉄流山線という路線の存在を知る。千葉北西部のあのあたりは全く行ったことなく、さして興味もないのだが、この記事を読むと下車はしなくてもいいが、電車には乗ってみたくなる。しなびた単線とか好きなんだよね。単線という意味では路面電車も好き。
・こちらの下総松崎は下車して散策してみたい。下総の中央部は本当に何もないというか、田んぼだけで怖いくらいに殺風景なんだよね。大昔に仲間とバス釣りに行ったのだけど、街灯がないところだったので日が落ちた瞬間に辺りが真っ暗になって、遠くに見える駅の明かりを頼りに、恐る恐る田んぼ道を歩いたものです。
・最近千葉の歴史に興味があって色々とウィキで検索している。学校の勉強ではほとんど登場しない千葉にも色々と面白いことがあることを発見しています。そもそも千葉の名前は、中世に下総上総を支配していた千葉氏から来ているのだけど、その千葉氏は実は平将門の子孫であって、戦国時代には没落するのだけど、いまでも千葉氏の本家筋の方がいらして、千葉銀行や商工会議所の偉い役をやっているらしい。

映像
「忠臣蔵」長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎:古い大映映画特有のあらすじを追うだけの展開だが、それなりに面白かった。神経質な内匠頭に雷蔵はよくはまっていた。
音楽
サンサーンスVn協奏曲:グリュミオー
そういえばウィーンフィルのニューイヤーをかすりも見なかった。忘れていた・・・
読書
芥川龍之介「芋粥」久しぶりに読んだが王朝時代の風景が目に浮かぶ細かい描写が素晴らしい。もうこういう文を書ける人もいないし、それどころか今の若い人たち(あ、老害用語)は作品を読み切ることもできないのではないか?
料理
まだ何もやってない